第二十四章51 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト1】51/第05班/【第7覇王/セブンス・オーバーロード神殿】の招待12
続いてのデートは、【逢美】で希望するのは、【プレゼント】だ。
一見、【美彩】の希望した【サプライズ】と似ているが、【サプライズ】はどちらかと言えばシチュエーション、【プレゼント】は物になるだろう。
その違いがある。
金などに物を言わせて、高級な物やたくさんの物をプレゼントすれば良いと言う訳ではない。
女性には好みと言う物がある。
相手に惚れている場合、相手が考えてくれた物ならば何でも嬉しいと言う考え方もあるがそれに甘えている訳にはいかない。
【芳一】なりの【プレゼント】を用意しなくてはならないと思っていた。
【芳一】は【逢美】とのデートを通して、それを考える事にした。
何をするか?
それは【芳一】の中では決まっていた。
【デート】で立ち寄った場所で1つ1つパーツを作り、最後に行った場所で、それを完成させて【プレゼント】すると言う計画である。
そして、【芳一】は、その膨大な想像力だけで無く、作業スピードの速さも定評がある。
【芳一】は、【褒美】と一緒にデートで、
「これを完成させてプレゼントにしたいから一緒に作ろう」
と言って、【逢美】と共にプレゼントとなる【アート作品】のパーツを1箇所1箇所で作っていった。
そして、【逢美】が自分のパートの作業に夢中になっている隙に、【芳一】は隠れて別の物を作っていた。
表向き、時間の掛かる作業を【逢美】と一緒に作り、【逢美】が自分の作業に夢中になっている時を見計らって、隠れて、超スピードで別の物を作っていく。
裏の作業を見つかってはならない。
見つかれば全てが台無しになる。
そう言う難しいミッションを【芳一】はこなしていた。
そんな離れ業は【芳一】にしか出来ない芸当だった。
そして、ついに、【表】の【プレゼント】が完成する時が来た。
それは、【芳一】をモデルとした【フィギュア】だった。
色んな所で複雑なパーツを作り、それを合わせて合体させると言ったものだった。
正直、男性【フィギュア】、ましてや【芳一】自身をモデルとしたものを作るのは複雑な心境だったが、隠れて創作していた【裏】のプレゼントは、【逢美】をモデルとしたものだった。
それを同時に完成させ、【芳一】の【フィギュア】が【逢美】の【フィギュア】をお姫様抱っこする形で完成させると言った形の【プレゼント】した。
【芳一】は、
「ごめんね。
隠れて、もう一体、作ってたんだ。
これで喜んで貰えるかどうかはわからないけど・・・」
と言うが、【逢美】は、
『最っ高のプレゼントです。
ご主人』
と言ってやっぱり頬にキスをした。
どうやらデートは成功した様だ。




