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第二十四章18 【アンサー・クリエイト/アンサー・クリエイト1】18/入れ替え戦5

 【レイラ】は、

『【ペーパー・ランク・アーカイブ】開放』

 と言った。

 すると、周りの空間が歪み、そこから、本棚の様な物が出現した。

 【レイラ】は、コツコツと歩いてそれを見回し、

『どれにしましょうか・・・

 そうですね・・・

 これにいたしましょう

 【異能都市】を展開いたします』

 と言った。

 【レイラ】の所有する【物語】の複雑さ、内容の濃さで判定すると、【芳一】が作った【フィクション・レジェンド】と同等クラスの【作品】は、最高位の2つのランクである、

 【アンノウン・クイーン・ジュエル・ランク】、

 【シークレット・ジュエリー・ランク】、

 クラスであると言える。

 それよりも遙かに劣る【ペーパー・ランク】の【物語】は普通の創作者が作った物と同レベルかそれよりも少し高いレベルではある物の、【レイラ】が戦力として認定するにはそれに満たないレベルの物であると言える。

 【異能都市】とは正にそのレベルの作品であり、彼女にとっては【駄作】に近い物であると言えるため、【ランク外】としているのである。

 【レイラ】は、

『そこのお2人、【世界観展開】と【アンサー・クリエイト】の併用について解説させていただきますわ』

 と言った。

 【芳一】と【パズル】は、

『「よろしくお願いします」』

 と返事した。

 【レイラ】は、

『簡単に言いますと【世界観展開】とは自身の想像力を具現化したものを現実に一時的に顕現させる事。

【アンサー・クリエイト】とは一時的に顕現させたものを現実の物として定着させる事ですわ』

 と言った。

 どういう事か?

 分かり易い例を挙げれば、【芳一】の住んでいた【板橋区】と【練馬区】の間に【狭間区】と言う新たな【区】を出現させて定着させた。

 それは【出鱈目】の力によるものだが、これと同じ事が【覇王/オーバーロード】の持つ、【世界観展開】と【アンサー・クリエイト】の併用で可能であると言う事だ。

 【世界観展開】はあくまでも架空の物を一時的に現実の物として出していると言う状態に過ぎない。

 【アンサー・クリエイト】とはそれを現実の物として、定義付け、それを周囲にも認知させる力の事を言う。

 応用で考えれば、【芳一】には姉と兄が1人ずつ居るが、姉を3人、兄を5人に増やしたりする事も可能である。

 増えた分の姉や兄の人生も考える事によってそれが現実の事として認知させる事が可能なのである。

 もちろん、こうなった場合、増えた分の兄や姉が結婚したり家族を増やしたりするから歴史を変えると言う事になる。

 存在して無かった物を存在させると言う力。

 それは歴史を変える程大きな物なのである。

 故に選ばれた者しか使えない。

 それが【アンサー・クリエイト】であり、【世界観展開】でもある。

 【世界観展開】は【覇王/オーバーロード】に選ばれる前段階の【選ばれし者】になった時点で使える様になるが、【アンサー・クリエイト】だけは、【覇王/オーバーロード】の中でも更に選ばれた極少数の者にしか許されない。

 そう言う力なのである。

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