第二話 冒険者になろう
アン「それでは、皆さん集まりましたかね、それでは皆さんにはまず、冒険者になるために色々学んでもらうことがあります。それは冒険者の心得など基本的なルールなどを学ぶ物と魔法の属性やスキルの種類などの解説武器の使い方などの指導、最後にソロとパーティの両方で実戦的な訓練をしてようやく冒険者申請完了となります。」
ロクス(中々時間がかかりそうだなぁ、、、)
アン「なお、この訓練は一週間かけて行われます。それではまずは魔法などの座学から入りますので、十分後にギルド2階の大講堂にお集まりください。」
アンが言い終わると同時に、一斉に大講堂へと移動した。
〜大講堂〜
ロクスが講堂に入ると既に多くの新人候補達が席に着いていた。
ガチャッ
ロクスが席についたと同時にアンと一人の男が入ってきた。
アルガ「えー、今日から一週間お前たちの指導をすることになったCランク冒険者のアルガという者だ。よろしく」
アン「私は今回アルガさんの補助などを務めるギルド職員のアンと申します。一週間宜しくお願いします。」
二人の挨拶が終わり早速冒険者になるための講義が開始された。
講義開始
アルガ「それではまず最初に、魔法やスキルなどについての解説を行う、各自メモを取りたい奴は取るように。」
ロクスはペンとノートを開いた。
アルガ「まず、魔法についてだが、、そもそも魔法を使うのに必要なものは言うまでもないと思うが魔力が必要となってくる。魔力というのは大抵の人間は有してるいるものである。そして、簡単な火を起こしたりとか水を出すなどは冒険者ならば覚えておいて損はない基礎生活魔法とでも言っておこうか、それくらいは皆使えるようになってもらう。」
アルガ「そして、魔法は様々な種類があるんだが、どんなものがあるかそこのお前言ってみろ。」
男「えーと、日、水、土、氷、とかですかね」
アルガ「そうだその他多数あるな、つまり魔法とは種類が無限にあるんだ、魔法は1人1人によって異なるんだ。つまり、一口に火の魔法と言っても、人によって威力も違えば速度も違うってことだ。」
ロクス(なるほどね、1人1人の魔力の特徴とか得意な属性によって魔法はいくらでも変化するってわけか、、)
アルガ「だから、全く未知の属性を生み出す者も中にはいるということになる。魔法は可能性の技とでもいうことだ。」
一斉に教室の人たちがペンを走らせる。
アルガ「次に、スキルについてだが、これは完全に個人差がある。まぁ、わかると思うが何個もスキルがある者もいれば1つしか発現ない者もいる、それは仕方のないことだ。」
ザワザワザワザワ
新人達の間でざわめきが起こる。
アルガ「だからと言って!スキルを何個も持っているからと言って、強いとは限らないからな、スキルを多数所持していても使いこなせなかったり、使う前にやられてしまえばそれまでだ、スキルはあくまで生き残るための手段の1つと思っておくことだな。」
ロクス(アルガさんはどんなスキルを持ってるのかな、、)
アルガ「まぁ、なんにせよどんなスキルん持っているかはパーティーメンバーとから仲間以外には漏らさないことをお勧めする。」
女「なぜでしょうか!」
この講義に参加している女性が手を挙げて尋ねる
アルガ「誰と戦うのかわからないんだぞ?お前の隣のやつが明日にはお前に剣を向けているかもしれない、そんな可能性がある中で教えるメリットはあるのか?」
女「、、、、、、」
女は何も言い返すことができずに座ってしまった。
アルガ「疑問を持つことはいいことだ!その疑問が時には自分の命を救うこともあるかもしれないからな。さて!今日の所はこれで終了だ、各自部屋に戻り休憩を取るように!」
ロクス「くーーー、疲れたなぁ、案外一日座ってるのも疲れるもんだな。」
ロクスは先に予約しておいた宿屋に向かいながら先ほどの店でもらった黒い箱をどうやって開けるかを考えていた。
ロクス(んーー、ピッキングしてみるか?でも鍵も小さいからなあ、、いっそぶっ壊しちゃうか、、)
そんなことを考えていると、宿屋へと到着した。
一晩15Gの新米冒険者などがよく使う格安の宿屋である。
ロクスは部屋の鍵を開けて軽く体を拭き終えてたら、慣れない都会での疲れが出たのか倒れるように眠ってしまった。




