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第1章 冒険者
プロローグ
ダンジョンそれは突如世界に出現した謎の建築物。
神が作ったのか、悪魔が作ったのか、はたまた人が作ったのか、それは誰にも分からなかった。
分かっていることはただ1つ、ダンジョンには人智を超える力を持った道具や溢れんばかりの財宝があるということだった。ダンジョンが現れてから人類は急激に発展を遂げていった。ダンジョンを探索する冒険者と呼ばれる者達もしだいに数を増やしていき、冒険者をまとめるための冒険者ギルドが創設された。
これは、幼少期にダンジョンに憧れを抱き冒険者になることを目指しやがてダンジョンを踏破する冒険者の記録である。