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禁忌魔術書

禁忌魔術書

え~っと。何々...。最初は目次が書いてある。えっと,,『第一章、洗脳魔術』。はああ??洗脳魔術??最初からハードすぎるだろw。説明は..えええええ!『洗脳魔術の使用用途としては、相手へのスパイ、また、女性への強〇,,』不健全すぎだろ。もっといい使用方法はないのか?はぁ..。まあどっちにしろ使わないから関係ない。他に使えそう魔術はないか..いいのがあった。『火属性禁忌魔術,極火炎竜巻(ファイアトルネード)』だそうだ。能力..巨大な火の竜巻を生み出し、周囲約、1000カットを燃やし尽くしてしまう。という魔術だそうだ。俺はこの魔術は知っていたが、詳しい詳細は知らなかった。禁忌魔術恐るべし。そういえばノワールが使っているあの魔術はあるのか?闇属性..闇属性..あれ?ないぞ..どういうことだ?闇魔法だったはず..本当にない。禁忌魔術ということは嘘だったのか?でも嘘をついていたような感じはしない..。ノワールは本当に謎だな。謎すぎる。まあいいや。ほかに使えそうな魔術は..。いいのがあった。『光属性禁忌魔術、光速弾(フラッシュ)』この魔術は、使用した瞬間弾が発射され、付近2000カットに太陽光並みの光で錯乱,失明,などなどを引き起こすとされている魔術らしい。これ一つで、国を崩壊させた奴もいるらしい。

この本ではかなり興味深いものも載っていた。禁忌魔術の歴史についてだ。禁忌魔術は、約5000年前に開発されたものだ。その時は、ちょうど魔界と戦争をしていたころだそうだ。この戦争は、人間側がだいぶ劣勢だった。初めての魔界との戦争だったからだ。完全な奇襲だった。おおよそ2か月近くで、この世界の8割が失われたらしい。その状況を打開すべく世界の迷走者が集められて、作られたもの。それが、禁忌魔術だ。この禁忌魔術は、人間がバンバン使いまくり、たったの一週間ですべての領地を取り返した。聞いただけでビビる。この戦争が終わった後、各国の指導者が話し合った結果、あまりにも強すぎるため、使用禁止にしたらしい。その後この世界では禁忌魔術を使える術者なども処刑となり、この世から禁忌魔術を消そうとした。しかし、それで事態が収まったわけではない。処刑される前に術者たちは、この世に三大天地消滅バグというものを生み出した。悪魔を生み出したのだ。名前はこの本には載っていないが、一つだけ載っているものがある。それは、三大悪夢の中で最も邪悪であり、狂気的で、やばいやつ、『へクレスト』だ。まあ、この話を知っているものは、この世にはもうほとんどいないらしい。なぜなら、このようなことを書いた本などは、国に、検閲で弾かれているからだ。何でかわわからないが、国は気に入らないらしい。この本結構内容が濃いな、、そう思っていたら、俺は睡魔に襲われていた。


むにゃむにゃ..うう、もう時間か、眠い、眠すぎる。もっと寝たいが今日も仕事に行かなければ..そう思い俺はいつも通り、顔を洗い歯磨きをした。飯はエドワルトのところでいっか..そう思い着替えてすぐさま家を出た。今日は昨日より、30分前についた。流石にまだノワールはいなかった。「エドワルト。おはよう」そう言いおれは店に入った。「おはよう晴彦。今日は早いな。」「飯を食いたくてな。」俺は席に座った。「なんだそういうことかよwモーニングでもいいよな?」「ああそれで頼む。」俺はモーニングを頼んだ。この世界にもモーニングはある。内容は日本とほとんど変わらない。「へい、おまち~」エドワルトは得意げにプレートを渡した。「おおおおお~~うまそうだな!」トーストの上に卵とベーコンとチーズがある。このベーコンは魔獣のものだ。意外と魔獣ってうまい。この世界には動物がいないからな。そして、飲み物には、テラシ―というものがある。これはコーヒーのようなものだ。コーヒーよりは甘いが、どちらかというと酸っぱさがある。朝飲むとすっきりしていい。「エドワルトが作るモーニングは最高だな!」「ありがとな!そう言ってくれてうれしいぜ!」ガラン「いらっしゃい..ああノワールか、晴彦はもういるぞ~」「おはようノワール!」「おはようございます。晴彦さん!」俺たちはいつものようにオレンジジュースを頼んだ。なんか最近リンゴって言わなくなってきたな..「今日もお客さん来ますかね?」ノワールが尋ねてきた。「どうだろうな、本当は来ないほうがいいんだぞ。そのほうが平和だしな。」「確かにそうですね..でもここは秩序なんてありませんよ。弱肉強食だから、事件が起こらないだけです」確かにな..上の命令は絶対。反乱なんて起こしたら..ガラン「いらっしゃい。警察に用なのか?晴彦ーお客さんだぞー」とうとう来たか。「いらっしゃい。御用件は何でしょうか?」ノワールと同じくらいの少女だ。「私を..私を警察に..入れてください!」へ...え~~~~~!!!

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