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闇魔術と神漸教の教え

感想とか書いてもらえたらうれしいです。一話は短いけどこれからも一日一話投稿頑張りますのでよろしくお願いします。では本編どうぞ

第三話 闇魔術と神漸教の教え

俺はいつもより朝早く起きてしまった。もう一度寝る気がしなかったので顔を洗い、歯を磨いた。そしてゆっくりしようと思い、本棚を漁っていたところ見慣れない本があった。『迷走者の掟並びに、実験体D2』「俺こんな本持ってたっけ?」そう思い読もうとしたがなかなかのページ数があり読むのを後回しにした。そこでもう一つの本を見つけた。『第一次カラン戦争の英雄、弾跳神』「あれ..」第一次カラン戦争だと?この戦争は3000年ぐらい前の話だぞ?弾跳神は使えるのは俺だけのはず..まあきっと違う人も使えたんだろうな。そう思いこの本も閉じてしまった。ほかの本を探したが、特にいいものはなく、結局時間だけが過ぎた。「やべ、もうそろそろ時間だ」そう言い、ノワールとの集合場所である、喫茶店に行った。「おはよう!ノワール。」「おはようございます。晴彦さん。」今日も相変わらず元気そうだ。「ご注文は何にするかい?」この店の店主のエドワルトさんだ。朝でも元気がよく、深夜テンションの時なんてもう荒れている。「そうだな,,とりあえずオレンジジュース2つでよろしく。」一応この世界にもオレンジジュースはあるものの、味は、現実世界でいう、リンゴみたいな感じだ。たまに間違えて、リンゴジュースって言ってしまうほどだ。「了解!お前さんらオレンジジュース好きだな~w」まあ昨日からノワールとはリンゴ..ではなくオレンジジュースしか飲んでいないからな。「ノワール、面白いネタをつかんだけどそれについて調べてみないか?」昨日の帰り道に聞いた話のことだ。宗教関連はいざこざが起きやすいので注意が必要だ。「いいですね!それについて調べてみましょう!」ノワールも乗ってくれるみたいだ。「とりあえず神漸教のことについて調べてみませんか?」賛成だ。「じゃあとりあえず国立図書館にでも行ってみるか。」そう言い、店を出ようとした。「ありがとうなエドワルト!また来るよ!」「おう!頼むぜ!あと..神漸教について調べるのはあまりお勧めしないぜ」「なんでだ?」「あの宗教、お前も知ってるようにちょっと複雑でな..変な事件に巻き込まれるかもだぜ..」「そうか。ありがとうな。じゃあ」そう言って店を出た。なにが複雑なのかどうかは知らないがとりあえず図書館に向かった。歩いてる最中俺は気になったことがあった。「そういえばノワール。」「どうしましたか?」「お前の一番得意な魔術ってなんだ?」「そうですね..」彼女は頭を抱えた次にこう言った「私は闇系の魔術が得意です。」この世界では火、水、風、闇、光、??の種類の魔術がある。??とはおよそ3000年前までは使われていた魔術だったが、今はもう使われていない魔術。なぜ使われていないかはよくわかっていない。「闇か。めずらしいな」「そうですよね。あんまいないんですよね。」闇の魔術は使っている人はあまりいない。なぜかって?それはあまり種類がないからだ。闇には主に3種類の魔術しかない。1つは相手を拘束する闇拘束(ダークマター)2つ目は相手を呪う闇暗呪(シャドウ)3つ目は相手を精神から蝕む闇精神食い(ダークメンタル)。それに闇魔術は詠唱に時間が結構かかるし、戦闘時には向かない魔術しかないからだ。本当はもっとあったらしいが、3500年くらい前に??に部類されてしまい、今はもうないらしい。「闇の中で一番得意なのはなんだ?」そう聞いた途端彼女は急に穏やかな顔からまじめな顔に変わった。「絶対に誰にも言わないでくださいね。」「ああ。」「私が得意なのは相手をこの世から消し去る魔術、闇消失(ダークロスト)です」そう言ったとたん俺は焦った。そんな魔術この世にはない。自分で作った?いやそんなことはできない。俺も自分で作ろうとしたができなかったし。じゃあなぜ存在しない魔術を使用できるのか..「なんでこの世にない魔術を使用できるのか?」「それは後々わかりますよ」といい彼女は微笑んだ。

「着いたみたいだぞ。」着いたのは国立カラン図書館。図書館にしてはでかい、前後1000カット、縦横2000カット3階建ての超大型施設だ。図書館だけではなく、大型の博物館もある。しかし人はあまりいない。ちょうど平日だからだ。「よしノワール。手分けして探すぞ!」そう言い入り口で彼女と別れた。まず俺は宗教コーナーから見ていった。神漸教について調べるためだ。神漸教についての文献は3冊くらいあった。まずこの教の創設者は、ベッドという人物だ。おおよそ5000年くらい前のことらしい。このころ、魔界とこの世界でちょうど戦争が始まった。この世界にも一応魔界はあるからなw。でも今はないらしい。で、戦争で負けそうになった時、ベッドが「この神の洗礼を受けた剣なら悪魔どもも一刀両断じゃ」と言い、戦っている人たちに渡したところ、どんどん魔物たちを撤退させ、戦争に勝利した。ということが話題になり、剣をいっぱい売り、神漸教を作ったそうだ。この戦争に勝利した理由は、剣のおかげではなく、魔物たちの士気の低下だったらしい。まあその事実は闇に葬られたけどな。神漸教の信仰しているものは、勝利の神『サザン』だ。教会が売っている剣は、サザンの剣と言い、サザンのご利益がついた剣だ。 一振4000ビークだ。(この前襲ってきた山賊の10倍の値段じゃないか)この値段でもたくさん売れている。なぜなら神行団の一人、()()()のシティンが使っている奴だからな。でも売っているのはそのレプリカだ。

2冊目には神漸教の教えについて書かれていた。『我々が窮地の混乱に陥った時、勝利の神サザンが我々に反撃と、勝利を与えてくれる。』『サザンの剣を持っていることにより、日常的に神の至福が得られる』こんなようなことが書いてある。どう見ても胡散臭いw三冊目にはこう書いてあった。え?そんな馬鹿な..

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