表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/37

過去と記憶

第二話回 過去

「お疲れ様~~!乾杯ーー」俺は一回一緒に戦っただけなのにノワールと仲良くなっていた。近くの居酒屋で飲んでいるところだ。「それにしてもノワール、お前どこであの上級魔法習ったんだよw」俺はまじめにそう思っていた。レベルはまだ低いというのにあの高火力、どこで..「私は隣国のピダで育ったんですよ」そういえばピダは上級の魔法を使えるものが多いいと聞いたことがある。「そこの学校で剣術と魔法両方の単位を取っていて、剣術はあらかたできるようになったんです。魔法は教える先生が熱心な方で、素人なのに上級魔法を教えてきたんですw」「先生の名前覚えてる?」俺は誰だか気になったので名前を聞いてみた。ならいたての子に上級魔法を教えられるほどのすごい先生はいない。上級魔法はあのティニーでさえまともに使えていなかったのに...「実は先生は名前を教えてくれなかったんですよね。」そんな先生いるのか?普通名前くらい教えるはず..「それより、晴彦さんはどこ出身なんですか?」あれ..晴彦はなぜか思い出せなかった。(なぜだ、なぜ思い出せない。)「俺はこの町出身だよ。」「ほんとですか?あの能力どうやったら身につくんですか?小さいころ文献で読んだことあるのですが、晴彦さんの能力に似てるものがあったんですよね。その能力の後継者とかなんですか?」どういうことだ。「それっていつ頃の文献なの?」「そうですね..ざっと1000年以上前の文献だった気がします」そういえば俺はいつごろからこの世界に来たのだ?あれ?ほんとに俺は俺は頭を抱えた。何か大切なことを忘れている気がした。「ちょっと疲れたから俺帰ろうかなまた明日ね!」「あ、わかりました!ではまた明日もお願いします。お元気で!」そう言って彼女と別れた。俺は徒歩10分位の家に向かって歩き始めた。大切なその()()を思い出すために必死だった。その時だった。通りかかった男二人が興味深い話をしていた。「知ってるか?最近この国一番のバーティー、神行団があの邪教、神漸教の金集めに荷担しているらしいぜw」「まじでwあいつら不老不死だからってやりすぎだろ。血迷ったかw。」神漸教とは霊感商法とかを使って儲けてる宗教。この剣を買えばあなたは神様の言葉を聞くことができますよ!だってよw確かあのパーティーのスボンサーが神漸教だったことは知っているが。まさか金集めまで加担してるなんて、、まあ、基本あのメンバーは、全員信者だからな..だから俺は追い出されたってのもあるからな。明日からこれについて調べてみるか。そう思いながら歩いていたらいつの間にか家についていた。家でゆっくり本でも読もうかと思い、魔術についての本をよんだ。「そういえば、俺の謎能力超学習(アンキチート)使えるんじゃね?」そう思い、使ってみた。「能力、超学習!」使用した瞬間、ちょうど見ていた『回復魔法(ヒール)の上級魔術の兆生体反応(テラヒール)の伝承』というページの情報が頭の中に入ってきた。「うわぁぁぁぁーー」俺は多大なる情報を処理しきれず、気絶してしまった。

~数時間後~

「う、ぅぅ」起きられはしたが、まだ頭は痛かった。なんだこの能力。あまり実用性は無さそうだ。そう思い明日のために寝ることにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ