表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

男性だって、男性向けに特化した作品に違和感を覚える……?

 男性が見る作品に、女性のセンスが持ち込まれれば、これまで許容されていた不自然な描写が、徐々に是正されていくかもしれません。



 例えば、ライトノベルはハーレム要素が人気であり、男性主人公を大勢の美少女が囲んでいる描写は当たり前のものになっています。

 それ自体は、様々なタイプの美少女を登場させることによって、どのタイプが好きな読者にも受け入れられる工夫だと考えられます。


 ですが、それが広まりすぎたために、過度にテンプレ化してしまったように思います。


 女性が男性を囲んでハーレムのような状況になる理由は、いくつか考えられます。

 代表例として、特別な事情により、女子校に男子生徒が入学する方法が流行したこともありました。


 しかし、その手法も使い古されてしまいました。

 すると、代わりの方法を開発するのではなく、惰性的にハーレム化する描写が増えていくことになっています。



 異世界において、文化的な事情などがあれば、自然にハーレム化しないとまでは言えません。

 しかし、普通に考えるなら、「その男を囲んでいるとメリットがある」のでハーレム状態のメンバーに参加しているのが自然でしょう。


 いえ……損得抜きでハーレムに参加しているメンバーが存在することが、いけないわけではありませんが……。

 利益があるから一緒にいる。その方が普通でしょう。



 これは、決して「女性は損得だけで動く」といった話ではありません。

 一組の男女、あるいは家族、仲間、友人関係であれば、損得抜きで一緒にいることも不自然ではなく、その方が普通であるとも言えます。


 しかし、ハーレム的に男性を囲うというのは、損得抜きで行うようなことではありません。

 奴隷だとか、何らかの理由で強制されなければ……ですが。


 ついでに言うと、仮に奴隷としてハーレムに参加していても、「主人に気に入られるために嫌々動く」とか、自然な感情があるはずです。



 男性であっても、極端に不自然な女性キャラクターを魅力的だと思わない方が少なくありません。

 そういう方々にとっては、女性の感覚によって、異常な女性キャラクターが矯正されるのは望ましいことなのかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ