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魔王様の日常

魔王様の日常 2

ふははは。ひさしぶりだのう。我が輩は魔王。この世界を征服しようと企んでいる…とされているものである。たしかに先代ではそのような時代もあったのだが今はゆっくり過ごしたい。部下と仲良くしてなんなら人間とも仲良くしたいとすら思っているのだぞ? だがこんなことがバレたらどうなってしまうかわからないからな。おぬしと我が輩の間の秘密であるぞ。

 しかし、このタイミングで我が輩の様子を見に来るとはなかなかついておるな。そろそろ人間の勇者たちが来るタイミングでな。戦いたくはないんだがな。やらないと殺されてしまうからな。自己防衛というやつである。泣く泣く戦っているだ。

 んん?イメージと違うだと? お主は我が輩をどういう目で見ておるのだ。なんなら人間の王よりも平和を愛しておる。勝手な勘違いはやめて貰おう。


 おっと、そろそろ来たみたいだな。来るたびに幹部クラスが瀕死になってしまうのが本当に苦しいのだがどうにかならないものだろうか。さあ、お主らは黙って見ていろ。



「はっはっは勇者ども、よくぞここまで来たな。我が輩こそがこの悪魔どもを率いる王、魔王である。ここまで来たことは褒めるがここでおまえたちはおしまいだ。今なら見逃してやってもいいのだぞ」


「ふっ。それでこそ勇者だ。ここで倒れてもいい覚悟だと言うことだな。なら、我が輩は容赦をしない。さあ、かかってこいっ!!!!!」






「ふふふ、よくぞここまで戦ったな。しかし、まだ我が輩に勝とうなど早すぎる! とどめっ!」


「倒した? もう大丈夫? 見ておったかお主ら。我が輩とて魔王。こんな人間に簡単に負けぬなどありえんのだよ」

「おいっ!誰かおらぬか。ここに倒れている勇者どもを教会のおいのり記録で一番最新のところへ送り届けておけっ!」


え、なんでそんなことをするのかって? 我が輩だって人間を殺したいわけではない。なんなら勇者を倒して恐れられたりするのもいやなのだ。というのもあるのだが謎の伝統でな。魔王の仕事としてやらねばならないのである。

ん、そろそろ帰るのか? まだいてもいいのだが。そうか、いつでも待っておるからな。



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