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君が紡ぐ物語  作者: 秋月蒼依
第一章───始まりの物語───
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始まりの始まり

──────────────────────────


さて、本題に入る前に君達に問おう。

「天才」とはいるのかどうかだ。これは私個人の意見だが、天才とはいない。天才とは天性の才能を生まれつき持った人間である。しかし考えてみてほしい。生まれつき持った、と言っているが生まれた瞬間にその才能は発揮されているのだろうか?母胎から産まれ落ちたその瞬間に、この子は天性の才能を持っている、と確信できるものなのだろうか?

その問いに私はこう答えよう。断じて否である、と。全ての赤子は産まれ落ち、へその緒を切られた瞬間に泣き始める。あぁ、死産などは除いてだ。まぁ全ての赤子はこのような産まれ方だろう。その瞬間に天才だと分かる術はない。その後の生まれ育った環境によって天才かどうかが分別されると私は思っている。

そうだな、、、例えばだが、器楽を常に聞いている夫婦の間に赤子が産まれたとしよう。その赤子は常に器楽と共に育っていく。その後成長し、器楽に対して異常な程と言われるまでに才能を発揮したら、その子はこう言われるだろう。天才である、と。

しかしだ、考えてみて欲しい。この子は常に器楽と共に育ってきた。その子が器楽に対し才能があるのは当然なのではないだろうか?その赤子が身体能力関連で才能を発揮したのなら、過去にそのような教育を受けてきたのではないだろうか?

まぁいずれにせよ、推測の域を出ないのだが。

つまり、だ。天才とは赤子から青年へと育つまでに何を(・・)行ったかによるのではないのだろうか?

その経験を得て、大人となった時に発揮されるのであればそれはつまり、天才とは人工的に創れるモノなのではないのだろうか?

何を(・・)行うのか指定し、その赤子に行わせる。するとどうだろうか?その赤子は大人となった時に、その分野に対して異常な程なまでの才能を発揮するのではないのだろうか?

天才と呼ばれる者の過去を全て知る人間はいない。この書を読んでいる君、現代に天才と呼ばれている者の過去を知っているかい?詳細全てをだ。知らないのではないだろうか?

さて、私が何を言いたいのかハッキリさせようじゃないか。結論から言わせてもらうと、天才とは居らず、人工的に才能を持たせることができ、その結果が「天才」と呼ばれる人間の誕生だ、とね。

全ては推測の域を出ないのだがね。

さて、もう一度問おうじゃないか。君は「天才」とはいると思うかい?









だがまぁしかし、この子を見てしまうと天才とはいるのだと、思ってしまうね



──────────────────────────

作者自身学者とかそーゆーのではないので、

なんだったら多分頭悪い方だと思いますね

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