食堂車(北斗星その2)
朝になると今度は朝食の営業が始まります。朝食は種類が減って和朝食と洋朝食の二種類でともに1650円、それとソフトドリンクでした。
写真は和朝食と洋朝食を交互に表示しています。2015年1月時点のメニューから内容を書き出してみます。
和朝食(ご飯・味噌汁・焼き魚・卵焼き・かまぼこ・わさび漬け・香の物など・デザート・コーヒー又は紅茶)
洋朝食(パン・ミニサラダ・ロースハム・ソーセージ・ハッシュドポテト・卵料理(スクランブルエッグ)・ジュース(プルーンジュース)・フルーツのヨーグルトがけ・デザート・コーヒー又は紅茶)
ソフトドリンク(コーヒー¥420、紅茶¥420、オレンジジュース¥370、リンゴジュース¥370、コカ・コーラ¥370、ウーロン茶¥370)
洋朝食のジュースですが、2014年8月では「オレンジジュースまたはリンゴジュースからお選びください」、2015年4月には「クランベリージュース」と変わっています。季節によって変えていたのか供給の関係か、どうしてかは分かりませんが乗るたびに変わっていたと言えるくらいに変わっていました。
基本的に単品料理などはありませんでしたが、ご飯のお代わりなどは注文できていたので一応その辺りの設定はあったようです。ただし、私は頼んだことはないので詳細は不明です。
和朝食も洋朝食もどちらも美味しいのですが、洋朝食の方が人気でした。和朝食を頼んでいたのは定員二十八人のうち、一人か二人くらいだったと思います。
食堂車ではこのほかにシャワー券の販売もしていました。北斗星には食堂車の隣の車両にあるロビーにシャワー室があり、30分単位での予約制で利用できました。カードは一枚310円で、お湯が合わせて6分間出るというシステムです。お湯はボタンを押して出す、止めるを繰り返してその合計が6分間ということになります。これは他の寝台特急も大体同じ方式でした。
北斗星のシャワー室を入り口側から見た写真です。手前が脱衣所で入口の側にある機械にシャワー券を入れます。脱衣所にあるドライヤーの風量はとても弱かったのを覚えています。
なお、現在運航中のサンライズ瀬戸・出雲も同様にシャワー券を購入してシャワーを利用する方式で、お湯が出るのは6分間というのも同じです。2019年10月現在で1枚330円で、タンクの容量の関係で発売枚数に限りがあります。また、シャワー室内にシャンプー、ボディーソープはありますが、タオル等の用意や車内での販売は現在ではありませんので、各自であらかじめ用意していくように注意が必要です。