寝台特急に乗ろう
いよいよ旅行当日旅行、駅には余裕をもって行きましょう。下りサンライズ瀬戸・出雲に乗り遅れてしまうと新幹線の最終列車で追いかけても追いつけません。(最終の一つ前なら間に合いますが、東京駅発車時刻がほぼ同じです。)もし東京駅で乗り込み、かつシャワー券を購入するつもりならあらかじめ発売している号車(3号車・10号車)の停車位置で待っておくと良いと思います。枚数限定の発売なので結構売り切れてしまっています。停車位置は駅のホームに書いてあったと記憶していますし、もしわからなくてもなんとなく一番長そうな列に並ぶと大体そこです(笑)
乗り込んでまずは(シャワー券を買うなら買ってから)自分の部屋に行きましょう。部屋を間違えるとあとで面倒なことになるので、号車、番号をよく確認しましょう。部屋に入るといよいよ気分が盛り上がってきます。しばらくすると検札が来るので、車掌さんに切符を見せたらやるべきことは終わりです。ただし、二人の車掌で14両を回るので、結構時間がかかります。自分から車掌さんを探して先に見てもらうといつ来るか待たなくて気が楽です。ちなみに私はいつもそうしています。車掌室は5・12・14号車にありますのでそのあたりの通路をうろうろしてみると良いのではないでしょうか。
さて、食事は済まされたでしょうか? 東京駅22時発車となるのですでに食事を済まされている人が多いとは思いますが、食べるならミニラウンジを使っても良いかもしれません。ミニラウンジは3・10号車にあります。それぞれ8席ずつしかないのでお急ぎください。このミニラウンジですが隣にシャワー室もあるので順番待ちの利用もあります。
シャワーですが、シャワー券1枚で6分間の利用ができます。ただし、残り時間があってもシャワー室の出入り口を開けてしまうと残りは無効となるので注意してください。この辺りはYouTubeなどで検索すると多くの動画が出されているのでそれを見るとイメージしやすいかもしれません。とりあえず、シャワー券を入れてから忘れ物に気づいても取りに戻れないので、シャワー券は最後に入れるようにすると良いでしょう。
個室の設備に話題を移しましょう。個室は自分で暗証番号を設定して鍵をかける方式です。浴衣、使い捨てコップ、スリッパ、くずもの入れ、ハンガーは用意してあります。また、目覚まし、ラジオもあります。
部屋はほぼベッドで高さもあまりない(平均的な日本人には十分ですが)ので案外狭いなという印象になるかもしれません。登場から20年以上が経過し、最近リニューアルされたとはいえ古さを感じるところもあります。
車窓ですが、夜だとそこまで期待できるものではありません。それでもシングルには1階と2階がありますが、1階だとホームが目線辺りでなかなかスリリングな光景を、2階だと屋根にかかった窓から運がよければ星空が眺められます。乗り心地はそこまで変わらないと思います。なお、通称平屋と呼ばれる部屋があり、こちらは車両の端にあって少し乗り心地が悪くなりますが、高さがあって開放感があります。
短い紹介でしたが、今回はここまでにしておきます。それでは皆様、良い旅を!
【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】
サンライズの1階シングル、足元側です。