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「付き合ってください!」
いきなり?
高校の廊下で?
他の生徒も居るのに!?
隣のクラスの地味静。
こんな大胆な告白をするなんて意外だ。
「ごめんなさい!」
即答だ。
ここは正直になるしかない。
ブィーン。
あれ?
何、この変な音?
うん?
地味の身体が光り輝いて…ま、眩しい!
何だこれ!?
しばらくして、光が消えた。
眼を開けると、そこは…ええ!!
高校の廊下が消えた!
ローマ時代のコロッセオじゃないか!
グラディエーターが戦う場所で、地味と俺が向かい合ってる。
ど、どういうこと?
「白馬くん。これは私の超能力『愛のコロッセオ』」
「はあ?」
「好きな相手にフラれた瞬間に発動! 二人をこの空間に閉じ込めるのよ! 元に戻る方法は、たったひとつ。お互いの頭上にある恋愛ゲージのどちらかをゼロにすること」
格闘ゲームかよ!
あ。
地味の上にゲージがある。
「私のゲージがゼロになったら、白馬くんのことは、きっぱり諦めますが、そっちがゼロになったら…」
「ゴク…」
「あなたは私を好きになっちゃいます!」
ひでー!!
何、その不公平!!
「ちょ、ちょっと…」
「問答無用! 恋愛ファイト、レディー、ゴー!!」
「ゴー!」のときの顔が怖すぎ!!




