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人生詩集(1)  作者: 多谷昇太
7/8

空虚(うつろ)

実に静かだ

シーンとしている

葉っぱの殆ど落ちた木々が

黙って僕を見つめている

あたりには無機質な日の光が射している

時折り風が 数少ない木の葉をサワサワさせている

あとは何も聞こえない

目の前の木に蜘蛛が一匹巣を張っている

それさえ何かもの悲しい

一匹きりなのだから

おや?殆ど枯葉のような木の葉が 僕に何か云ってる 

「よく来てくれましたね」って そう云っている

不登校してやって来た お前と同類の この俺に。

空虚で、(だから)実に素敵な、ある晩秋の午後の日…


更に山の奥に分け入ると 金網があって

立ち入り禁止の立て看板

コーション! ここより南多摩米軍射撃場!

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https://trackback.syosetu.com/send/novel/ncode/1390838/   https://ncode.syosetu.com/n8443fj/ 管理者名:多谷昇太 サイト名:人生詩集(1) ご挨拶:皆さん、こんにちは。作者の多谷です。SF小説作家、故・平井和正先生の“小説は面白くなければならない“をモットーに毎日執筆に励んでいます。各作品に描いた私の世界を皆様に共有していただければ(アマチュアですが)小説家冥利に尽きるというものです。ご感想などありましたらぜひお寄せください。
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