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人生詩集(1)  作者: 多谷昇太
3/8

流れ星

ああ、

アポロンの放つ銀矢のように、

目にも止まらぬ速さで、光となって

私は下界に墜ちて行かねばなりません。

悲しや、

どんなにこの身を厭おうとも、慈しもうとも

一瞬のうちに私は、光となって消え行くのです。


サッフォーよ、私を讃えてください。

その優雅な堅琴の調べで私を謳い、憐れんでください。

森のニンフたちよ、でき得るならば

光となった私を、

あなたがたの透き通る衣のうちに織り込んでください。


ああ、

いったい誰が、私を見てくれるのでしょう?

こんなに美しいのに…

どうして、墜ち行かねばならないのでしょう…?

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https://trackback.syosetu.com/send/novel/ncode/1390838/   https://ncode.syosetu.com/n8443fj/ 管理者名:多谷昇太 サイト名:人生詩集(1) ご挨拶:皆さん、こんにちは。作者の多谷です。SF小説作家、故・平井和正先生の“小説は面白くなければならない“をモットーに毎日執筆に励んでいます。各作品に描いた私の世界を皆様に共有していただければ(アマチュアですが)小説家冥利に尽きるというものです。ご感想などありましたらぜひお寄せください。
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