8.保育園事情はどこも厳しそう
次に私が相談に行ったところは区役所でした。
育休が取れない以上、早いうちから保育園に預ける必要性が出てくるかもしれないからです。
ちょっと調べてみたところ、育休明けが多い1歳児クラスはめちゃめちゃ高倍率のようでした。
実際どうなんだろうと、役所に話を聞きに行くと、ネットの情報通りで。
1歳児クラスに入れようと思ったら、週5日フルタイムで働いている実績がないと相当厳しいようでした。
しかも、求職中の主婦の子どもが入れる可能性は相当低いご様子。
まだ、0歳児で入れる方が望みは高く、認可よりも認可外のほうが入れる可能性は高い、とのことでした。
それだけ聞いて、帰って来てから保育園勤務の友人に保育園の生活など、現状を聞いてみることにしました。
友人は
0歳のうちは預けないでなるべく側にいてあげたほうがいい、とか
認可外よりも認可のほうが絶対にいい、とか
実際に園を見て、気にいったところにしたほうがいい、とか
よかれと思って言ってくれるのですが、正直辛かったです。
なるべく一緒にいてあげたいなんてことは、誰よりも自分が一番思っているし、可能ならば認可に入れてあげたい。
子どものためにいい園を選んであげたい。
だけど、そうできない現状にあるわけで……
私たちは選べる側じゃなくて、切り捨てられるかどうかの瀬戸際にいるんですもん。
意見はありがたくいただきましたが、誰かに相談するのも善し悪しだなと思いました。
その後、区の保育園に関する説明会に行き、新たな事実が発覚。
週4日勤務以上じゃないと、認可の保育園には入れないということ。
週3日程度仕事をして、あとは一緒に過ごしたいと思っていた私にとって、これは悲しい設定でした。
保育園が少ないから仕方ないんですけどね。
なんかもう「仕方ない」と誤魔化すのが上手くなるレベルに達していました。
その後の個人相談で、一時保育という手があることを知り、それなら認可保育園でも可能らしくて。
園に問い合わせたのですが、結局「その日の受け入れ枠に余裕があれば」という単発で受け入れてもらえる感じで運次第な面が大きいことが発覚。
またしても負け続ける私……
心だけは負けるもんかと、意地になってました。
そして電話をかけ続けてようやく1件だけ、3か月単位で一時保育を受け付けている園を発見。
しかも派遣看護師の仕事の期間は3カ月で一区切りにできるので、万が一受け入れてもらえない時期は仕事自体をお休みにしてしまうことも可能!
ようやく勝ちがめぐってきたよ~!!
妥協は重ねたけど、自分の希望と合致するところが見つかって、ほっとしました。
園の先生は「まだ生まれていないし契約には早いから、産んでからまた見学に来てくださいね」と言ってくれました。
あああ、本当に良かった……
認可外なので費用は高いけど、仕事を選べば保育料と給料が相殺されることもないし。
電話で受けた説明の限りだと、よさそうな感じだし。
あとは園の雰囲気が良いことを願います……