《世界観設定資料集》
ネタバレ注意です!本文を先に読んでくださいね。ネタバレが構わないなら、こちらからどうぞ。
『登場人物紹介』
*サカキ・ユーゴ*
【年齢】35歳 【髪色】黒色
【身長】175センチ 【武器】無し
【出身】日本
本作主人公。普通の剣と魔法のファンタジーを楽しむつもりが、なぜか魔王にされるわ、変身魔法少女につきまとわれるわで酷く困惑している。一人称は『俺』。
ゲーム内での容姿は、ワイン色の髪に無精ヒゲ。目の色は銀色で。左頬には魔法の紋章の入れ墨がある。大昔に封印された魔王とそっくりらしい。
彼の姿は普通の人からは見えず、触れることもできず声も聞こえない。プラムが変身するとプラム以外からは完全に見えなくなる。
*プラム・リヴィエール*
【年齢】9歳 【髪色】茶色
【身長】119センチ 【武器】杖
【出身】ドミリュー王国
本作ヒロイン。ユーゴを操作されるプレイヤーの回復魔法使いの女の子。一人称はひらがなで『わたし』。
大人びていて魔王の大ファン。彼女の家族は両親と姉がいたが、皆、普通の人より魔力が強かったためか、家族は王国の者達によってバラバラにさせられた。今ではどこに暮らしてるいるのか、生きているのかすら不明である。
家族皆と平和に暮らすのが夢であるが、もう叶いそうもなく、魔王の力で世界が変わることを強く願うようになっていた。
魔力は強いが、プラムは回復魔法しか使えない。
オーブの力で変身したあとは十八歳の姿となり、『プリュン』と名乗っている。
*フランセ・フェッセラース*
【年齢】21歳 【髪色】臙脂色
【身長】168センチ 【武器】英雄剣
【出身】ドミリュー王国
この世界の〈戦女神の英雄〉。一人称は漢字で『私』。
戦女神に選ばれた英雄でありながら、人を信じやすく純粋。
英雄剣を持っているがプレイヤーの力である〈キセキの力〉は持っていない。
(話が進み次第、追記予定)
*サリア・S・モンターニュ*
【年齢】25歳 【髪色】若草色
【身長】175センチ 【武器】細剣
【出身】ドミリュー王国
元々はドミリュー王国の女騎士。今は英雄のそばで従者をしている。とても凛々しく、男性のような容姿と立ち振る舞いを見せる。一人称はひらがなで『わたくし』。
細剣でも戦うが、光魔法の方が得意。少々フランセを過保護にし過ぎている。
(話が進み次第、追記予定)
《アピールポイント》
現実世界とゲームの仮想世界の人間が交流を深めて世界を救う物語。『ゲームプレイ配信動画』でも見ているような気楽な気分で読むこと推奨。
同名タイトルの別バージョン『英雄×女神』と世界は共通で地名なども共通している部分がありますが、お互いにパラレルワールドという位置づけです。
《世界観設定・用語集》
・『エンター・クロス・ファンタジー』
略称は『ExP』。日本で発売されたゲーム。ゲームの中のキャラがリアルすぎて異世界交流ツールのようだと評判だ。
本当に異世界と繋がってる……かもしれないが、真相は謎である。
・『剣と魔法の世界』
主人公ユーゴが選んだゲーム世界。もう一人の主人公プラムが住んでいる世界。文字通り剣と魔法中心文化の世界だが、魔法少女とかも普通に出てきてユーゴは名前詐欺だと言っている。
プラム達は「自分達の世界」とか「この世界」としか言わないが、一応、キフォウ・ヴォートルという名がある。
・『魔王』
プラム達の世界の伝説。世界を変える力を持つといわれ、大昔に女神と英雄の手によって封印された。魔族とは関係のない存在。
『十二の宝珠』に力を分割されてしまい、すぐには全力を出せない。
実はプレイヤーのことであり、ユーゴのことである。
・『戦女神の英雄』
戦女神に見定められ、神剣を授けられた者。常人を超える力を得る。
・『降魔のオーブ』
『キセキの力』を持つ緑色の水晶玉。プラムの変身道具ともいう。キセキの力とはプレイヤーの力のこと。
これを使うとプラムは戦士に変身し、操作権がユーゴに移る。
なお、分割して魔王の力を封印している十二のオーブとは別物。
・『魔法の戦士トゥインクル・プリュン』
降魔のオーブで変身したプラム。命名はプラム自身。ユーゴは恥ずかしくて死にそうになっている。
必殺技は大きな星を敵にぶつけてぶっ倒す〈ビッグバン・エンド〉。
・『魔法の短杖』
プラムの初期装備。先端に星がついている短い杖。殴るとそれなりに痛そう。
必殺技は杖を敵の顔面に向かって投げつける〈シューティング・スター〉。
・『星宝珠・占動』
十二のオーブを使うためのプラム専用魔法。
・『剣のオーブ』
『十二の星宝珠』のひとつ。使うとプラムの武器が二本の剣になる。二刀流で攻撃力と攻撃回数が上がる。その分、回避力は下がる。
必殺技は〈ジェマナイ・スラッシャー〉。剣を回転させながらブーメランのように投げつける技。
・種族『人間』
プラムを含む、普通の人。寿命など日本人のユーゴと何ら変わらない。ただ、魔法を使える者は存在する。髪の色も鮮やか。
・種族『魔族』
魔力に長けた人ならざる者。主にコウモリのような翼を持ち、頭には羊のように巻いた角がある。肌の色は様々。不思議な力を持っていて『キセキの力』でしか効率よく戦えない。
・スキル
就いている職業や持っている武器によって覚える技の総称。英雄特有、魔族特有のものも多い。魔法もスキルの一つである。
攻撃だけでなく、回復や防御など効果はさまざま。常時発動しているものや、一回使うともう一度使えるようになるまで時間がかかるものもある。
・魔法『四大元素魔法』
炎、水、風、大地の四種類の魔法の総称。生まれつきの素質にも左右されるが、専門の学校で勉強・特訓すれば、誰でもある程度は習得可能。ほとんど攻撃魔法しかない。
魔法使い自身や味方は認証することでダメージを与えなくなる。逆を言えば認証しなければ自爆も可能。
魔族がもたらした技術として、『魔族の遺産』などとも呼ばれている。『魔族の(攻撃・戦闘)法』の略称で魔法と呼ばれている。
上の句と下の句に分かれる呪文を唱えるが作中ではでてきていない。
炎なら赤、水なら青、風なら緑、大地なら黄色に魔力が輝く。二種類以上の属性が混ざった魔法もある。
・魔法『召喚魔法』
四大元素魔法の全ての属性を使えるようになると同時に操れるようになる『時空魔法』の一種。離れた場所の物の瞬間移動や想像上の物を実体化できたりする。
・魔法『時空魔法』
召喚魔法、封印魔法などが属する高位の魔法の総称。
時空魔法には、暗殺者の瞬間移動能力なども含まれているため、定義が広い。
・魔法『光魔法』
四大元素魔法に属さない魔法。別名、神聖魔法。人間しか使えないとされている。
魔族の遺産と呼ばれて忌み嫌われていた歴史を持つ四大元素魔法とは違い、こちらは人間達の神がもたらしたものとされている。魔族の法の略称である魔法があてられたのは反魔法使い勢力のせいだが、その勢力が鎮圧された現在では便宜的に光魔法と呼ばれるようになり、『光を放ち、魔を滅する法』などと強引にこじつけている。
人間が使える魔法の中では最も強力だが、生まれつきの素質に大きく左右されるため、使える者は一番少ない。
光を放つだけでなく雷も操る魔法だが、味方認証しなくても味方に危害を加えることは少ない便利な魔法。
・魔法『回復魔法』
分類は光魔法。プラムはこの魔法しか使えない。
傷を癒やす他に身体能力を高めたり状態異常を治す魔法もこちらの分類。死者を蘇らせる魔法は存在しない。