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200文字小説

天使と悪魔【200文字】(詩)

作者: 淡夏

天使は悪魔になりたくて


羽を黒く塗りたくった


鏡に映る天使は


闇に紛れて見えなかった




悪魔は天使に惹かれてて


羽を白に染めたよ


水面に映るその姿は


眩し過ぎて見えなかった




天使は闇から抜けたくて


羽を全部もいだ


そのひどい有様は


人間に似ていた




悪魔は光から逃れたくて


闇の沼に飛び込んだ


その落ちていく様は


人間に似ていた




欲っせば


飲まれ


逃げても


飲まれ


停滞しても


飲まれる


なら


どうする


簡単さ


見極めろ


自分自身を


ただそれだけ…それだけさ

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― 新着の感想 ―
[一言] 皮肉が利いてますね。最後の一文になってどこか勇気付けられた気がします。
2012/01/31 21:23 退会済み
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