1/1
プロローグ
窓から見える空はまるで青色に塗りつぶされたキャンバスのような晴天だった。
その上に作り物のようなわた雲が配置され小さい雲は徐々に形を変えながらやがて消えていった。
「曇って本当に動いてるんだ」
床に寝そべりながら少年は思う。
消えてしまった雲はどこに行ってしまったのだろうか。違う雲になったのだろうか。
あの雲の話は誰にもできないのだろう。現に最初に見たあの雲の形をよく思い出せない。
ならばあの雲が元の形には戻りたいと願ったとき、それは果たして叶うのだろうか。
そんな終わりのない疑問を延々と考えていると何とも言えない気持ちに陥り、疲れたのか少年の意識が遠のいていく。
「ただいま~。あら寝ちゃってるわ」
どこからか聞きなじみのある声がきこえる。
「おかえり・・・」
声に出して発せていたかわからないが、少年はそれに答えた。
幼少期に経験したことをベースに思い描いていたストーリーを文字に起こしたくなり書きました。
文章力がなく書くのに苦労していますが納得いくものを書いていこうと考えています。
1人でも多くの人に読んでいただければ嬉しいです。




