世界観説明
[機械人形の諸君、君たちは人間たちに作られ、その使命を全うするために存在する。その使命とは、「コールドスリープした人間を地球が滅ぶまで保護すること」だ。しかし我々には大きな敵が存在する。それは黒い人間の影のような形をした「シャドウ」だ。諸君にはシャドウについての調査・殲滅を任務として課す。くれぐれも、使命を最優先事項とするように。使命、任務に過度に反する不良品は処分とする。
全ては人間の華やかな終わりの為に]
<機械人形のみんな、またはシャドウの貴方へ。私は多くのことを目にした。意思疎通ができ、優しい心を持つシャドウもいれば傷つけることをいとわない機械人形もいたわ。貴方たちも色んなことを目にして、体験すると思う。何が正しいのか、使命より大切にするべきもの、それは貴方が決めていい事よ。私はそんな貴方を支えられるような人たちを増やすわ。だから
見つけなさい、自分の華やかな終わりを>
〇ガバガバ世界観
地球が太陽に近づきすぎたためにずっと夕焼けのようになってしまった世界。人はその熱さに耐えきれないため仮想世界を作り出しコールドスリープすることで世界の終末を受け入れた。
人間たちはコールドスリープする前、自分たちの管理、保護の為に少女を象った機械人形を作った。
コールドスリープに間に合わなかったor人数の問題で入ることのできなかった人間は蒸発し、影だけを残した(以後シャドウと呼称)。核となる心臓を壊すこと以外どれだけ倒そうと復活する。生前の怨念ゆえか体欲しさゆえかコールドスリープした人たちを狙う性質がある。
機械人形はこれに対抗するため自身たちを増やし組織を作り、部隊に分けて人間の保護とシャドウの絶滅を図る。組織に所属する機械人形は替りの体が用意されており、死んでも蘇生できるようになっているが代わりに記憶を失ってしまう。
(死んだ数=番号)
A部隊・・・司令塔。機械人形全体のまとめ、管理
B部隊・・・コールドスリープする人間の管理、及び機械人形のメンテナンス
C部隊・・・シャドウについての考察、研究。機械人形の新たな開発
D部隊・・・シャドウからの保護部隊。一番機械人形が多い
E部隊・・・通称end部隊、シャドウの核となる心臓を追い、殲滅することを目的とする。複数の小部隊として活動している
〇登場人物
・E-37(通称:ミナ)
・・・世界最古の機械人形少女。銃を扱う。基本的に頭脳派なのでシクニヤの援護及び指示係。自称楽観主義者で自称ムードメーカー。常にニコニコしてるが腹の中はわからない。シクニヤを信頼している。死地の中を生き延びたアニマに関して関心を持ち、E部隊に誘った張本人。
「やぁ、私はミナ。死んじゃったらミヤ(38)になっちゃうね」
・E-4928(通称:シク二ヤ)
・・・最新型の機械人形少女。刀を扱う。ミナとはE部隊に入る前からの知り合い(その記憶はない)。ミナとは対照的に前衛的な為、死ぬ確率も高く、記憶も失いやすい。慎重派で使命こそ全てと思い込んでる節がある。そのためノリの軽いミナを少し疑ってる。アニマに関しては完全に警戒
「私はシクニヤだ。心臓すらないこの体、ネジ一本ですら使命のために使い果たす」
・アニマ(E-??)
・・・所属不明のシャドウたちから生き延びた記憶喪失少女。シャドウから逃げていたところをミナたちと遭遇し、E部隊へと所属した。基本的には無口だが言いたいことはズバズバ言うし観察眼には長けている。武器はなく体術を扱う。
「・・・アニマ。よろしくお願いします」