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男が希少な異世界の未開地に転移したら都市伝説になった  作者: パンダプリン


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登場人物紹介 その5

一条和之


日本人のおじさん。人間。

諦めてしまった人。現在はツェルール王国に管理されている。

異世界への期待も、元の世界への希望も、かつての仲間たちも、彼には何も残されてはいない。



ツェルール王国の少年たち


この世界の男たち。人間。

産まれたときから徹底的に甘やかされて育てられてきた。

何を言っても何をしても、媚びるような反応しか返ってこない。

まともな反応への期待は失望に変わり、いつしか女性たちへの嫌悪となる。

強く注意すれば従うので、女性との関わり方はこれが最善と決定づけている。

この世界で自分たちとまともな会話をしてくれるのは、同性しかいないのだ。



ジルド


自然国ヤニシアの王。男のエルフ。

魔力の知識、技術、探求力において、神を除いたら頂点ともいえる存在。

魔力量と魔力の放出量さえ克服できれば、恐らく世界を容易に支配できていた。

遠い昔にエルフの地位を向上すべく、魔の研究をし魔に魅入られた哀れな男。

知識と力を求めたその目は、もはや何も映すことはない。



ヤニシアのエルフたち


自然国ヤニシアに住むエルフの女性たち。

王の支配からの解放により、長年いがみあっていたドワーフたちと友好関係を結ぶ。

次代の王は決まっておらず、できればあの森のエルフの長に務めてほしいと考えている。

縋る物のない彼女たちは禁域の森の男を神と崇め、彼が信仰する女神への祈りを捧げ続ける。

誰がジルドを亡き者にしたのか? それは誰も知りたくないし知る必要もない。



シャノ


獣王国プリズイコスの女王。虎獣人。

戦い大好き。竜との戦いも好きだったのに和平交渉なんて結ばれてしまった。

そのため禁域の森へと興味が移る。

戦闘集団プリズイコスの王なだけあって、実力は相当のものであり、その勘のよさは秋人の歪さを見抜くほど。

国さえなければ、禁域の森へ移住して戦いに明け暮れていた。



フェリス


獣王国プリズイコスの女王側近。狐獣人。

基本的には戦闘好きの獣人たちの中で、まともで冷静な判断ができる希少な人材。

戦闘にしか興味がない女王に代わって、国務を担っている苦労人。



フィオ


獣王国プリズイコスの冒険者。猫獣人。

かつて度胸試しで森に訪れた時から成長し、獣人最強となった美しい女性。

単純な戦闘能力だけであれば、アリシアやシルビアをも上回る。

かつての弱気な少女はもういないが、今でもお兄ちゃんが大好きなことは変わらない。



プリズイコスの獣人たち


獣王国プリズイコスに住む様々な獣人の女性たち。

基本的には戦いに明け暮れており、大人も子供も喧嘩が大好き。

怪我を負っても、明確な戦力差を感じても、戦意がゆらぐことはない戦闘民族。

実力さえあれば竜王国を食い破り、その牙は他国にまで伸びていた可能性が高い。



エリー


禁域の森に住んでいた兎獣人の長。

弱者である自分たちと違うソラの圧倒的な力へ憧れ、それは狂信へと変わった。

かつての強く狂暴だったソラを変えた秋人を逆恨みし、獣王国を利用してソラから引き離そうとする。

自慢の耳は千切られ、一族ごと国を追い出されるが、それ以上にソラに認識されなくなったことが何よりもの罰となっている。



放浪する兎獣人たち


禁域の森にも獣王国プリズイコスにも居場所がなくなった兎獣人たち。

ソラへの狂信ゆえに、一族総出でソラと秋人を引き離すべく暗躍していた。

そのため、エリーと同様に罰を受けた後に国を追放される。

目的もなくなり、生きる意味も失い、彼女たちは今日も世界をさまよい続ける。

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― 新着の感想 ―
[一言] ウサミミ一族追放か…狂信的なのは族長だけなんでしょ? ちと厳しいね
[一言] え、ウサ公全部あんななの(O□O;) アキトおらんでもへたれ犬に森から叩き出されてたんちゃう
感想一覧
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