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魔法の杖は、誰のもの?  作者: 翡翠のカワセミ
1/1

始まりー何なの!

旅人と放浪者の違いをご存知だろうか?


旅人は行く先を決めているが、放浪者はそうではない。

旅はその日の宿があるが、放浪はそうは行かない。


それでは、私は?


「曾祖母?」

「長く、お一人で、お暮らしだったようです。」

名前だけは、聞いたことがあるが、会ったことはない。

しかも、血縁は私が、一番近いと云う。

連絡をしてきた弁護士は随分探したと言った。

「いえ、こちらこそ、ご連絡が遅くなり申し訳ございませんでした。」


仕事はとんでもなく忙しかった、

その上、私は暫くの間倒れていた。いろいろな意味で・・・・


「お渡ししたいものは、コレになります。」

示された包は人の背丈ほどある。

持ち上げろと言われたので、手にする。すると、その意外な軽さに驚いた。

「こんなに、大きいのに・・・・」

「ほう・・・・!」


「それでは、これを頂いて、御暇いたします。」

「あっ、申し訳ございません。もう一点ございます。」

「・・・・」

「その品を落つことが出来た者を、此処に案内するようにと、地図が添付されています。」


連れてゆかれたのは郊外の、山の麓、

そこには、突然の密林が出現していた。

弁護士は、「それでは」と、言葉を残し去ってしまった。

「えっ!、どうして、・・・」置いて行かないで・・・・

その時、・・・・携えてきた包が震えだした。そして、・・・何か、聞こえた。




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