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6.はくのです!

読んでくださってありがとうございます。

まさか評価してくださるとは感謝しております!

サブのサブなので不定期更新ではありますが暇と気力があるときに書いております


早くかけたので投稿しました

「本当に1児の母親なんですか?あの夫人」


「はい、間違いなくナルティアーノお嬢様をお産みになられたお方です」


「ですですぅ〜」


 いや、うんわかってはいるのだけれど幼さを感じる言動がねー


「アルティアーノお嬢様」


 夫人…じゃなかったお母様のことを考えていると私の前を歩いているクリルさんが振り返り声をかけてきた


「はい、なんですか?」


「お屋敷の案内となりますので、一旦、先程着替えた部屋へと戻りまして下着を履いていただこうと思うのですが……」


 ……そうです。実はこの世界まだまだ発展途中でして…貧困の住民は、男ならパンツ女性ならショーツの下着類について、実は平民の皆様



 ()()()()()()()()



 というのも貧困層多少の差はあれども成長する子供に何度も服を買う余裕はなく、そっちに金を使うぐらいならば将来のために貯めて成人して結婚の際に豪華な服や食事など今より未来のためといった感じで貯蓄に回すことが多いのです。


 よって、男女ともに子供の下着というか細々としたものを買ってはもらえませんでした。アルティの記憶からそれを知り驚きますがそういうもんだと納得しておく


 着替えた部屋に着き再び裸になります。クリルさんが姿見を持ってきて裸の私が映ります。


 意外と可愛いのですよね、可愛い外見で嬉しいですよ


 でわ下着を……あれ、ドロワーズじゃないんですね普通のショーツなんですか


 いざ、履くその前に少し


 私は不思議なことに下着を履けることに喜びを感じています。理由は分かりますよ?

 私 (俺)は男に未練がない事

 私 (アルティの記憶)は女性として下着や高価な服を身につけることに嬉しさを感じているためです


「でわでわ〜」


 サポリアさんが裸の私の前にしゃがみ込みショーツを持っています


「お〜、キレイなワレメちゃんですねぇ〜」


「………」


 おい!(怒)


「……ちょいと失礼しまー」

 させるか!

 すぐさま左足に重心を傾けて右足でキックをしたが

「ーすっとぉ〜」


 のけぞり後ろに手を付き綺麗に避けられます。ほんと瞬間的なんですがかすりもしないとは悔しいですね


「ふふふ、まる、見え『スパン』でぇええええ!」


 クリルさんがサポリアさんの床についた手を足で払いました


「これからお仕えするお方ですよ、失礼なことしないように」


「は〜い、いたたぁ」


「ではお嬢様、お履きください」


 クリルさんが広げて待ってくれますが自分で履けるのですが?そう思ってもお世話されることに慣れなければいけない事実ですね…分かりましたっと


 ショーツに両足を入れるとすぐさまスッと上げられて履かされる。クリルさんの指が体に触れて、ちょっとくすぐったいがそれよりもやはり初の女性下着は不思議な感触だ


 男性時に感じるポジとかとあるものの肌と肌が触れる感触はなく、ただ感じる全体のフィット感包まれている感触はあるがその肌が布の感触で包まれるのが…その、斜め下のある部分にも感じるのが初めての感触で違和感


 それを感じられる違和感と現在履かせてもらったショーツはその男性のボクサーパンツと違いもう1つの違和感は、これは個人差というか個人の自由というか何と言うか…


 私は骨盤の上まで来ないと派なので普通のボクサーパンツを履いてきていた。だが今履いているショーツは、ローライズでありこの体は下着を履いて着ていないので超違和感!


 肌が締め付けられる新鮮な違和感と、記憶の違う位置で締め付けられる違和感のダブル違和感を感じる



 でも……姿見に映る私が可愛いショーツで映る


「ここで〜バンザーイ、してください♪」


 言われるままにしてみると、バサッと何かを着させられるそれは…


「う〜ん、似合いますねこのキャミ」


「ええ、これで良さそうですね。アルティアーノお嬢様、違和感などはありますでしょうか?」


「目が輝いているのでぇ大丈夫かと〜?」


「いえ、お聞きしないといけません。今まで下着類を身に着けていらっしゃらなかったので、肌の感じ方などに問題が生じるかもしれません」


「……えと、大丈夫です」


「あっ少しチェックしまーす」


 サポリアさん何を?


 疑問に思っているところに私の胸にムニッと触る


「う〜〜ん、まだシコリなどなしですねぇ」


「私、7歳ですが成長が遅いですか?」


「いえ、そこは個人差なのでなんとも言えません」


「ちなみに~、ナルティアーノお嬢様はぁ、シコリがありますよ〜」


「将来有望ですねぇ〜」とサポリアさんが言っていますが私は胸にモヤッとした感情をいだきました。


 大丈夫、私はこれからこれから………これからだから!


 モヤモヤした気持ちは消えませんが、気にしたところで急成長するはずもありません、時を待つしかないのです。きっとアレです食事、栄養の差でしょう…ね!


「お嬢様」


 胸に手を当てて成長しろ〜と念じているとクリルさんが声をかけてきた。いけない着替え途中でしたね


「これから、成長する際乳房にシコリができたり敏感になり衣服が擦れて痒みや痛みなどを感じるようになりますが、それは決してご病気などではなくキチンとご成長なられている証でございますので、隠したりせずにキチンとご報告くださいませ」


「準備があるのでぇ、用意が必要なんですよ〜、約1年後にはそのワレメちゃんからぁ血がドバーーと出ますけどぉ「いえ、ドバーとは出ませんよ安心してください」

 それも成長で子供が作れるようになった証ですからねぇ」


 へぇー約1年後に生理ね……えっ、つまりナルティアーノちゃん8歳で初潮か〜それからずっと月のものと格闘が始まるんですね


 ええ……わかってますよ?

 他人事じゃないくらい、元男性でいくら男性に未練がないとはいえ…だからこそなのでしょうか?


 兎に角、体が女である以上生理を経験することになるということです


「生理につきましては、来たときにお教えいたします」


「じゃあ、シコリがないことですしぃ、とっととドレスを着ていただいてお屋敷のご案内ですぅ!」


 そこから手早く服を着せられて、屋敷の案内が開始される………うーん、何でしょうショーツを履くことによって今まで履いていなかったことに恥ずかしさを感じますし


 何と言えばいいのかわからないのですが、たった布一枚があると無いではある方が安心感が何故か湧き上がってきます


 これは前世は下着をつけて当たり前だったのがつけていなく、今世はつけていないなかスカートが捲れれば見えてしまう不安感が同時に解消されたためでしょうか?


 …………よくわかりませんがまあいいでしょう


 あっそうだ前世を思い出したついでで私自身 (アルティ)の記憶と前世の私 (男)のある違いでも驚きがあったんです。


 それは…立ち姿と歩き方です!

 何と内股でした。無意識ゆえにふと全身を見ても気が付きませんでしたが、下着を履いて歩くのを意識してようやく気がついたんです


 頭の中の記憶は前世でも、体の記憶はキチンとアルティだったんですよ、意識してやっていることではないゆえの無意識下の行動の発見で少し驚きました


「これでよろしいかと…どうしょうか、お嬢様」


「バッチリ可愛くぅ、仕上がりましたよ〜」


「……誰?」


「アルティアーノお嬢様です」

「ボケるはまだ早いですよぉ?」


 自分で自分の頬を触る。姿見に映る私が可愛い


「お嬢様?」

「大丈夫ですかぁ…ほっぺ、つねりましょうか?」


 抓らんでいい可愛い格好で更に可愛くなるとは……将来を考えて体作りもしないといけないな〜


「では、お化粧もアルティアーノお嬢様に合うように変えましたので」


「準備完了、ですねぇ」


「あらためて、お屋敷をー」

「ご案内しますぅ」

「ーいたします」


 まあ、いろいろと考えるとココに来たことは正解だったかもしれない先程の…というか、成長期でこれから来る女性のアレコレを教えてもらえるし年齢的に知らないことが当たり前なのも不思議じゃないし


 前世の記憶をもっていようとも、元男にはわからないことが多く


 それをたとえ知っていたとしても、この世界では生理用品とか薬とか使用方法とか使われているものさえも、私には(前世、今世どちらも)わからないのです


「お嬢様?」


「どうしましたぁ?」


 考え事していたら、扉を開けて私が通るのを待っていたクリルさんとサポリアさんがこちらの様子をうかがうように声をかけてきた


「なんでもないです」


「そう…ですか」


「じゃあー早くぅ〜通ってぇくださいよぉ」


 ギロリとクリルさんに睨まれるサポリアさんは気にすることなくニコニコしたままだ


「……クリルさん、サポリアさん、これからお世話になりますね」


 そう言うと私は扉を通るために歩きだす。両メイドは扉の両サイドで軽くお辞儀をしてくれる


 なんだかいい気分ですね、本当のお嬢様になった気分です……いや私は、本当の本当に伯爵様の子供になったんだった。でも、まだその伯爵様に会っていない受け入れてもらえるでしょうか?


 少し不安はありますけど、これから伯爵令嬢としても頑張るぞ、それをしつつ普通の家では学べないあれこれの技術や学を身に着けて生きるすべとしましょう!


 それにしてもあるき方などを意識したせいなのか、スカートがひらりひらりと動くのが少し気になりますね、前世を思い出す前は男だったからもちろん履いたことなどないでもアルティはもちろんある


 でも1番の違和感はアレがついていない事を再認識してしまったゆえに内股で歩くアルティの歩行に当たることのはないブツ……


 さよなら相棒、私は女として生きていきます


 未練?そんなのあるわけないじゃないですかw

 だから大丈夫です♪

更新未定…ごめんなさいm(_ _;)m


評価とイイネ……

よろしくお願いしますとは言えないですけどしてくれると嬉しいですこの話を投稿した際それらがないこと前提でしたけど評価あっただけでもそうとう驚きましたので


評価してくださった方ありがとうございますね!

頑張って書きますね…でわでわ

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