3.転生でいいよな?
久しぶりの投稿ですね優先は他ですからこれの存在は忘れてもらっても大丈夫です
結果は、まともな人のようでした。
現在私は、フィリア様…えっとフィリア・フォン・ビーゼンディ伯爵夫人と真正面に向かい合い、馬車の中で私が説明したことが本当か騎士が確認しに走っている最中だ
優しい人で良かったが私が馬車を止めさせて私が護衛騎士に事情説明し、護衛騎士が夫人に事情説明という伝言ゲーム状態から夫人が馬車から飛び出してきて
「なんて可哀想な子なのーーー!」
と言う言葉と同時に抱きしめられた。もう涙を滝のように流しながら…すごかった。そんな夫人に対して逆にこっちが心配になり
「簡単に信じてはだめです確認を!」
注意することにした。で、護衛騎士を2人確認に走らせて待機中ということです。もちろん護衛騎士はまだまだいます私を警戒してもらっています……なんで私がお願いして警戒してもらっているのだろうという思いは投げ捨てています
「ねぇ、もう少し近くで話さない?」
「駄目です!」
「そんなに警戒しなくても…ね?」
「駄目なものは駄目です!」
そう断言するとすごくションボリとした顔をする
「確認取れました!」
「……」
夫人?
「えっと……」
はぁ
「騎士様、私の言ったことに偽りはありましたでしょうか?」
「いえ、偽りはありませんでした!」
『ダッ!』
「!?」
『ガシッ!』
夫人!?
「うわあああああああん」
夫人!?
「可哀想な子、うちの子になりなさい!」
「こ・と・わ・る〜〜〜〜〜!」
私は…私は亡き両親の分も生きて幸せにならないといけないんだ!
貴族社会とか絶対にゴメンだ、生存率が下がることもありえるし何より私の幸せには好きな事をして出来る限りストレスフリーな生活をしたいという願いがある貴族の令嬢とかストレスだらけと思うのは私だけじゃないはずだ
つまり両親のために生き幸せになるのに貴族の令嬢とかは絶対にだめだ!
「どうしてかしら!?」
「……貴族が怖いからです!」
…言ってて何だけど、怖いと思っているのに正面からあーだこーだ言ってるんだよね私
『『『ジーーーーーー』』』
うん、騎士様の視線が突き刺さってる刺さってる
「貴族が怖い………………」
何やら考え始める夫人、なんだろう不安が膨らんで大きくなる
「うん」
何かが決まったようだ
「うちの子になりなさい!」
………なんにも変わっていない
「えっと、ですから…」
『ポン』
騎士様が私の肩を叩く、なんですか?
「諦めないさい」
「いや、でも」
「婦人の目をよく見るといい」
「…」
「見えるだろ決意は硬くそしてこうなったら意見は一切変えないお方なのだ」
「はぁ………分かりました」
仕方な〜く馬車に乗り座って計画を立てることに、助かる事を考えても行動していたがあっけなく解決して驚きました
けどその後冒険者で地道にお金を稼ぎつつと計画を建てれそうでしたがここで一気に貴族へ
異世転生?数時間で一様安心の生活を手に入れられる
ここで考えてみよう前世の記憶の問題だ
目覚めと同時に意識は前世の男のものだったからなのか、即座に異世界転生と理解できたこれが頭痛やアルティの意識が強かったらアルティとして「なにこの変な記憶!?」と混乱していた事だろう
逆に元の世界だったら精神異常を疑うぞ、ある意味幸運だった
まあそのせいなのか男から女に生まれ変わって長年生きた前世の思考、意識が一番強くなったがそこはどうでもいいむしろ感謝が大きい
発想や思考が子供のどうしようと悩むのではなく、生きるための行動を取れたからだ
次にこの記憶を信じれたのは前世の自分が知っていてアルティが知らないことが実行できたことも大きい
前世の俺はストレージを知っているが
アルティは聞いたこともないし知らないものだ
アルティではストレージが倉庫とも結びつきもしない
つまりえっと、事故って意識を失ったことにより順番が入れ替わった状態になったのだ
事故前は、アルティが前世の記憶を思い出していたが
事故後は、前の俺がアルティの記憶を思い出している
そんな状態になっている意識がないうちにそうなってて助かった
「もう、聞いてる?」
夫人がお…私を呼んでいた
「いえ、聞いてませんでした」
「お名前教えてって言ったのよ」
「やま……アルティです」
あっぶなー考え事のせいで山下と言いそうだった
早くアルティという女の子だということに意識を傾けないといけないな、じゃないとこの世界でも1人っきりになるぞ?
前世の記憶は都合のいい部分だけを使い、女の子として頑張っていかないと!
えっ男に未練?
あるわけ無いじゃないですかボッチで考え方が一切合わないまま一人でいたのになんの未練が?
リアル女に興味もなかったし
むしろこれからが楽しみですよオシャレとか恋愛話とか………友達できますかね?
冒険者よりも先に貴族令嬢になるからでき……ますよね?
「アルティちゃんっていうのね」
「はい」
「ふふふ、貴方はねウチの娘にもそっくりなのよ仲良くしてあげてね」
…いないから私を養子にとかではなくてそっくりだからほっとけないってことですか
ん?そうなると影武者扱いも覚悟する必要がありますか?
前途多難な予感がします…トホホ
次の投稿はいつだろう?
作者もわからない状態です
ごめんなさい