表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界TS転生した〜あっ男に未練ないんで大丈夫です〜  作者: きよわわ
1章 自分勝手でいきたい

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/20

16.お茶会に現る乱入者

久しぶりすぎて、本当に申し訳ありません


「サポリア、何をしているの?」


「反省のぉ〜いをぉ示していますぅ」


 お母様によって、お稽古ごとをぎっしり詰め込まれて日々令嬢としてのスキルを身に着けていっている私は、今日も今日とて扉を開けた先に両手を上に上げたまま正座しているサポリアがいた。ここ最近ずっといるんだよなぁ


 最早……………なんだろう、しなくていいよとは言えない信頼がサポリアにはある


「今回は何をしたの?」


「いやぁ〜、別にですねぇ〜特にぃー」


 特に何もして無いはサポリアにはありえないこと


「さっさと言う!」


「はひぃ!おっお嬢様にぃ、げーんきにぃ、なってぇ、いただこうとぉ、お食事をぉ激辛にしよーうとぉ、画策をぉーでぇーすねぇ」


 ほらー、サポリア安心の主人への裏切り行為


「知ってる?サポリア…」


「?」


「辛さって痛みなんだよ?」


 つまりサポリアは、主人に反抗の意志を見せたことになるんだよ?


「私はドMじゃない、痛みを喜ぶ性癖は持ち合わせていないんだよ…」


「いやぁ〜、辛さ求めるいこーるぅ、M体質ってぇ認識もぉ、どうかと思いますよぉ?」


 うん、そうだが……だがお前のことだ、きっと人類が食べられない辛さにしたことだろうに


「そうだけど……………はぁもういいよ、それより私の食事は?」


「準備ぃ、でぇーきてますよぉ〜?」


 はぁ………とっととご飯食べて今日の授業は、えっと最初は礼儀作法で次は…………


 こうして日々が過ぎてゆく


 特にいじわるな教師役とかと出会うこともなく。物語の様に、何かしらの出来事とも遭遇することなどはなかった


 うんうん、平和が1番!


 通っていると届く、同年代の子達とのお茶会への招待状。これは…………断っちゃダメ?


『フルフル』


 クリルを見ると首を横に振られる。駄目なやつか、断れないわけではない、でも断る訳にはいかない相手ってことねぇ〜


 はいはい分かりましたとも


 私は封を開け読む、内容は招待なのだからまあ、ある程度普通、けれど所々こっちを見下すような内容


「なんというか、私に言われても困るんだけど」


 新参者とか、調子に乗るなよ的に取れる内容は私に言われても本当に困る


「おじょー様わぁ、ほーんとうにぃ、しーんざーん者でぇすものねぇー」


「だからこそ、本来ならばその人がどういう人なのか見極めてから内容を変えていけば良いものを、この方は親の言うがまま育ったのですね」


「……」


 まあ親の言うことは少しは聞いたほうが良いよね?

 普通は自身と同じ間違いを起こさないようにする先人の知恵の役割だけしてくれて、後はいっぱいの愛情と何があっても味方であれば良いものを…


 って、他人事だしどうでもいいか


「あ」


「ん〜?」

「どうかされましたか?」


「しまった。契約書にお茶会等の参加行事の拒否権も入れておけば良かった…」


 出てくる出てくる自分の考えの浅はかさ


「これも追加s」

「お嬢様、流石にそれは如何なものかと思います」

「……そうだね」

 するのは、ちょっと私の我儘がすぎるというものだね

 嫌なことをすべて拒否


 こっちの要求をのんで、契約書まで書いてくれる優しい貴族様に甘えすぎるのはダメだね


 少しぐらい我慢してこれぐらいはしないと


「じゃあ、参加しますと返事しておいてくれる?」


「かしこまりました」


「ドレスもぉー、選びましょ〜うねぇ♪」


「…………………うん」



 そして来る、お茶会当日


「………」


 開催者に簡単な挨拶を交わすと早速1人になった私、すげえな嫌われていると思っていると大きな声が聞こえた


「本日はお招きいただき感謝いたしますわ!」


 とても輝かしい金髪をツインテールにして巻き巻きしているお嬢様を発見した。とても興味深いツインのドリルだ、手にも扇子を持っているが広げず口元を隠す素振りもない……ファッションとして持っているのかな?


「何処のお嬢様かな?」


『ガサガサ!』


 ?


 私がドリルお嬢を覚えようとしていると後ろの茂みから音がしたので振り返ると『ガサッ!』と手持ち木製カンバンが飛び出た。


 妹ちゃんだね、何やってんのかな?

 お茶会にちゃんと姿を出して参加しようよ…まあ良いけどさ、ともかく何が書いてあるのかな?


「何々『彼女はフィーナ・フォン・トレイタス、ウチの上に領土を持つ、伯爵様の娘だよ?』なるほどなるほど……」


 フィーナ嬢ね金髪に………お、赤い目だね。ふーん、私と違っていろんな子に挨拶をして回ってるね社交的…


「あなた!ちょっとだけ食べて残すなんてどういうつもりですの!?」


 おや、挨拶だけではなく自分の意見をちゃんと言える子みたいだね、しかも男の子相手に


「はぁ?仕方ねぇだろ不味いんだから」


「たとえ貴方にとって不味くとも、口を付けた以上は最後まで食べるべきですわ!」


「何いってんだ、不味いから食べれないんだよ、だから残すんだよ」


「ですが!」

「うっぜぇな!ならテメェが食えよ、ほら!」


『ベチョ』と男が自分の食べかけを地面に落とした


「なっ!?なんてことをしますのっ!もったいないですわ!」


「はっ、もったねぇって言うなら食えよ、ほらほら」


「くっ、民が一生懸命に作った作物で成り立った食材を無駄にするなんて、貴方のことは絶対に忘れませんわ」


 そう言うとフィーナ孃は落とされた食べのものの前にしゃがみ、大丈夫そうな部分を手ですくう


「ダメ!」


 私は飛び出して駆け寄って止めた


「何故止めますの?」


「民の努力により作られたと理解して、それを勿体ないと言い食べようとしただけで、もう十分ですよ」


「そういうわけには、いきませんわ……民が丹精込めて作った食材、可能であるならば何1つ無駄にはしたくございませんの、ですが腹を下すのももったいないのですわね、ですから大丈夫そうな部分だけでも食べて、感謝の意を示さなければ」


 誰に?ここには貴族しか居ませんよ?確かにメイドなどがいますがもう十分伝わったと思いますよ


「それは、私が止めなければ食べる気だったというだけで十分なはずです」


 私は振り向きメイドか執事を探し声をかける


「ボーとしてないで、この令嬢の手を洗う用意と、無駄にされた料理の片付けをしなさい!」


「「はっ、はい!」」


 言われてようやく動き出すメイド、テキパキと動き令嬢が手を洗い清潔な布で水気を拭ったあと改めて私と対峙する


「先程のこと、感謝も謝罪もいたしませんわ」


「ええ、私が勝手に判断し勝手に止めた。ただそれだけですからね」


 別に感謝も謝罪もしてほしいと思って止めたわけでは無いですからね


 私がそう思っていると


「…………いえ、やはり感謝しますわ」


 とボソリと呟かれた。


「………では、改めまして、私はアルティアーノです」


 貴族令嬢のアレ、カーテシーをして挨拶した


「私はベルヘッダー・フォン・トレイタス伯爵が長女フィーナ・フォン・トレイタスですわ、お父様の領地はヴァンドルフ辺境伯様の上に小ぢんまりとありますの、あなた様のお父様の爵位が上といえども、貴族の娘同士として仲良くしていただけると嬉しいですわ」


 フィーナ様も返してくれた


「ええ、よろしくお願いね」


 お互いにニッコリと笑顔で笑い合う


「……」

「……」


 特に………話すこともないな、では


「うわあああああモンスターだああああ!」


 なに!?


 声のする方を向くとそこには


『プルン』


 水玉状の柔らかそうな球体で中心に赤い核のような物体のタイプのスライムが登場した


「そんな騒ぐほど?」


 確かに、姿がなく不意打ちを食らったら怖い相手というのは私も知っている。でも…強くはないよ?


「皆様避難をするのですわ!」


 フィーナ様?

 言う必要はないと思いますが…

 だって我先にと、お茶会の会場から逃げようとガキどもは走り去っていっているぞ?


「フィーナ様も早く!」


「いいえ!私は戦いますわ!」


 はあっ!?何いってんの?


「ふっ!」


 扇子の先端を地面に刺した瞬間魔力を感じた


「やあー!」


 持ち上げるとそこには剣の形をした石があった。持ち手が扇子とはね、使いづらいだろうに…


「それで戦うのですか」


「…………本当はもっとちゃんと剣になる予定でしたのよ?」


 魔力制御か魔力不足か…取り敢えず問題が起こったと言うことだね


「アルティアー丿様、なあなたはお逃げ下さい!」


 そう言って、駆け出したフィーナ様


「馬鹿言わないで下さい!私も戦います。妹ちゃんまだいる居るなら何か武器になりそうなもの貸して」


『ちょいまち…』


 そんな看板が出たのでいっそ自分で取りに行くか?と思ったら看板が私の方に落ちたので妹ちゃんがわざわざ取りに行ったようだ…足音聞こえなかったよ?


 それから1分後、『ただいま』という看板が出てきた直後『ポイポイポイ』と3つ私の前に投げ込まれた。


 えっと…1つ目はペーパーナイフ、うん、行けそうだ

 2つ目は、パンナイフ…妹ちゃん?

 最後は、ケーキナイフでって長さが違うけれど同じ波刃じゃん当然長い方を選ばせてもらう


 それにしてもコレ360ぐらいの長さかな一般人じゃあそうそう必要ない長さだよね


 そこは流石貴族のお茶会…ってそんなわけ無いじゃん、既にカット済みを置いてあるだろうし、まさか取ってきた?


『ガサッ!』


 看板が出てきた!?


『頑張って!』


「……うん、頑張るよ!」


 さて、いざ!


 …………………

 ………



「お待たせって」


 フィーナ様の周りには、いくつかのしぼんだ風船のような赤い何かがあった。


 スライムは水分なことが多いし、倒すと溶けたりするから核となっている部分を残して周りは地面に染み込んだのかな?


 というか数多いな!?


「参戦します!」


『プルンッ』


 狙いを付けたスライムが一度震えた、すると


『ビュッ!』


 水が飛び出してきた。まあ攻撃してくるよね?


 すかさず横に避ける。よしこのまま


「フッ!」


 ケーキナイフでぶっ刺す!


『ブスッ』


 うーん感覚はゼリーかな?


 ドロッと溶けて、核だけがナイフに引っかかるので振ってその辺に落とす


『チラッ』

「っ!?」


 私は一応、スライムの攻撃的後を見ると花壇の一部がそこだけが不自然に無くなっていた


 マジかよ、酸とかこのスライム、いやこの世界のスライム高ランクモンスターじゃね?


「きちんと周りを見てくださいまし!」


「っ!」


 そうだ、何をビビっている!今そばにいるスライムの攻撃がそれなのだ油断すると私も溶かされる!




 それから間もなく、スライムは倒すことができた。攻撃は単調で予備動作があるため回避はしやすく、スライムの行動は特に回避行動というか、動きがそこまで早くないスライムだったので何とか倒せたという所でした


「……くそ」


 情けないことにビビッた、私は6匹のスライムを倒したがフィーナ様は、ここに居た残りのスライム全て倒した数はわからないが、周りを見ると私が倒した核以外に10以上もある


「すごいですね………って、あれ?」


 フィーナ様は?周りを見渡すもいない、どこだ?


「妹ちゃん無事?」


『ガサッ』

『問題なし、健在である』


 うん、大丈夫なようだ

 だがしかし妹ちゃんよ、モンスターが茂みとかまだ潜んでいる可能性があるから気をつけてね


「フィーナ様は無事だった?」


『どうだろう?』


 と出たので不安になったが、看板がグルンと裏面に変わると次の文の『怪我は無いみたいだけど』でホッとした


 しっかし妹ちゃん、会話できるほどの速度で書くぐらいなら私とぐらい、顔を見て話そうよ


 まあいい、フィーナ様を探そう


「妹ちゃん、私はフィーナ様探してくるね」


『周りを警戒し捜索してね』


「うん!」


怪我もないのに、周りのスライムを倒したのに一体ドコに行ったのだろう?


探し続け、ようやく見つけたら


「グスングスン………大丈夫ですわ、勝ちましたわ」


 歩き回り探し見つけたフィーナ様は茂みの影で、泣いていたのだった


メインの作者名きよわわの方でいっぱいいっぱいでどうにも執筆出来てない状況が続いております


きよわわの『心欠け』に集中しすぎてこっちの話がスコーンと抜けてしまってます。ですが書き始めた以上は最低でも1年に1話は投稿してエタる事だけは無いようにしようと思います


こちらの作品を楽しんでくださってる読者様、本当に申し訳ありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ