1 ここどこですか?
最初だけ言わせてください
今まで読み線だったし自分に文才はあまりないとわかっておりますので誤字脱字多いことは見逃していただければと思います。
以上弱音は以降言いません
「痛い」
眠りから覚めて体がズキズキする
「硬い、俺ベッドで寝なかったっけ?」
そう言いながら体を起こすと
『ユサ』
うん?
知らない感覚が胸にあった
「何だ?」
下を見ると手のひらに収まるサイズではあるがそこには
鍛え抜かれた大胸筋がなかった
すみません嘘です。
平らな胸がなかったでした
「当然…」
下は触って確認。うん、なかった。念の為見たがそこには棒は存在しなかった。詳しくは現状の把握が済んだら色々とチェックだ
「で、どういうことかな?」
神様に会った記憶もないし消されてるかもだけど
なにかメッセージ的なものも受け取ってない
そうすると本当に偶然前世を思い出しただけ?
そんな偶然……嬉しすぎるんですけど
しかも女の子、前世男で今世女いや〜超嬉しい
「フッフッフ〜」
これは最高だ前世は別段結婚とか興味ないしオタだったせいかリアル女に興味なかったし自分の意識がずれているのか何故か男と反りや考えが合わなかったりした
かと言って女とも合わない事が多いまぁ、もしかしたら親が転勤して県をいくつもまたいだせいだろうか
まぁ、理由はわからないが異性、同性元の世界で中のいい人は誰もいなかったんだ
他にもいくつもおかしい点がありつつも男として生きてきた結果なんにもなかったので女性に生まれ変わった今めちゃくちゃ楽しみおなのである
三十路超えのおっさん異世界で女として今世楽しみたいと思います。
「うっ!」
……と意気込みたいんだけど痛みで現実逃避していたのを思い出した自分今の状況はどうなってんの?
「俺、じゃなかった私……私私私私私」
男言葉封印!
2つの記憶が入り混じっているため長かった生活の方の言葉が優先されて出てきたが前世を夢と思い込んで追い払う都合のいい引き出しとして知識だけはありがたくもらおう……なっ!
「私はどうしてここにいたの?」
周りを見渡し思い出す衝撃的事故
「あっ、そっか」
いくつか嫌なことが思い出されるがそっちはおいおいとして直近の記憶を思い出すようにすると出てくる出てくるよかった
えっと連日の雨で辻馬車が動かなかったけどようやく雨が上がった今日別の町に移動しようとしたが不運が重なり事故が起こった。
「私が原因でお父さんとお母さんが」
別の町に移動というのはアイテムポーチを持って商人のマネごとのようなことを始めた父と母と私、アルティ
今となってわかるけどそんな商人のっ真似事を始めた理由は私が原因だ。同じく今だからわかるけれどなんとなくで色々と前世の知識を使いまくっていたようで
幸いにも親は『うちの子すごい子』だったが村人は『変、おかしい、気持ち悪い』と追い出そうとしたので
両親は気にした様子もなく蓄えがあったのでそれを元に
お金に変えて小さなマジックポーチから始まった商人の真似事だった
「幼い子が自分が色々知っていることとか気にしないよね」
仕方がないとはいえ自分が普通に生まれていたら来なかった未来の一つ
「………はぁ、くよくよしたってしょうがないし、このままここにいるわけにもいかない」
まずは前世の知識を使ってよくあるラノベで
「ステータス!」
しかし、何も起こらなかった
「つんだ?」
いやまだ気が早いなにか別の魔法でも使ってみるとか
「……アイテムボックスオープン」
両腕を前に出して手の開いて手のひらを上にするようにして、イメージはなんとなく宝箱を開けるイメージすると体の中になんだかじんわりと温かいものが手に集まっていく感覚を感じ取った少しその感覚が続くと
「開いた」
真っ白な……大体A4サイズの紙かなそれぐらいの大きさの立方体の白い箱があって上の部分だけ黒い
支えるような感じになっている手を動かしても箱は動かない空中に浮いたままだ
「魔法は使えるなんとか現状の対策を!」
考えろ現状を変える方法と他になにか有用な魔法
鑑定か解析・あと四元素の魔法
「アイテムボックスを鑑定」
無反応
「アイテムボックス解析」
すると頭にウィンドウ表示もしくは脳に直接結果を叩き込みますかと無機質な声が聞こえたので
「表示をお願いします」
と声に出して言うと程よい距離感でウィンドウ表示された
『アイテムボックス・熟練度0・時間経過あり
容量は術者の熟練度により大きくなる
現在最大100kgまで可能
類似魔法ストレージ』
「ストレージオープン」
アイテムボックスを閉じて同じようにストレージも開いてみる
するとさっきとほぼ一緒だったがイメージがうまく浮かばない同じく箱を浮かべようとするとパンパンになって破裂するイメージが浮かぶなんでだ?
きっとこれじゃないんだろうとなんとなく倉庫の入り口をイメージするとすんなりイメージできたのでそのまま
「ストレージオープン」
すると壁に手を当てているような感覚となり光の扉が出現する解析して使用方法を確認すると
ボックスと違い自分が出入りする必要があるようだ
『ストレージ・熟練度0・時間経過なし
空間の広さは熟練度により広くなる
同様に扉の大きさも熟練度が上がるごとに広くできる
現在の広さ庶民ベッド2つ』
解析は今の私にわかるようになっているが見ずらい
前世を思い出した今にわかりやすくしようそのうちにね
更新はきっとまちまちでも最低一ヶ月に一つ挙げれればと思います