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プロローグ

 九月九日 

世界が崩壊したその日、世界のすべてが崩れた。樹齢何百年の木や生命力のある雑草やあらゆる虫や鮮やかな景色を映し出す森や海と云う名の自然や動物が人の交通の便をよくしていた道路や車や電車が人をあらゆる風評被害から守ってきた鉄骨でできた頑丈な建物やあらゆるところをつないでいた鉄橋やもう人にとって必需品となったあらゆる精密機械が崩れた。今まで人の世界を支えてきていたもの、心を癒してきたもの、好奇心をかきたててくれたもの、そのあらゆるものが、たしかに間違った使い方をしたものも居たかもしれない、しかし、それは間違いなく人生の幅を広げ人を幸福にしてきただろう。しかし無常にももうこの世界にそれらはない、この世の人以外の九割九分九厘が崩れた。












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