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J・D・I~彼らは何のためにこれを話すのか~  作者: イタズラトリオ「ジェフィー」
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第7回パート3

今回も引き続き「イタズラ」についてVTR再生するよ!

フレ「じゃあVTR再生!!!」


~VTR~


イタズラ計画当日…彼らはロディンを待っていた。(役:ゴリモッツ)


Vフレ(役:某ファーストフード店の非常口の人)「おい!来たぞ!」


フレ[なあ、あの役回りどうにかならなかったのかよ;]


Vジョ(役:Z-ero)「ペイト、頼んだよ」


Vペイト(役:60B)「任しとけって!」


ジョーイの友人、ペイトはにやりと笑った。彼には特技があるのだ。


そこに、何も知らずに登校してくるロディン…


Vロディ(役:???)「…」


Vペイト「ようロディン」


Vロディ「何だテメエは?」


Vペイト「別に♪ただ七光りのお前が威張ってるみたいだしお仕置きされないかなーって♪」


ロディンはカチンときているようだ。


Vロディ「七光り…だと?」


Vペイト「そうさ♪偉いのはお前じゃないさ。お前の父親だけさ!」


Vロディ「俺はそのパパの息子だぞ?」


ペイトは大笑いした。


Vロディ「何が変なんだ?」


Vペイト「お前15だろ?そんな歳でパパだってよwwwww」


Vロディ「テメエ…ぶっ殺す!」


Vペイト「ヘッ!」


ペイトは猛ダッシュで逃走を始めた。


Vロディ「!?速い!?」


そう、ペイトの特技は逃げ足。フレッドたちの学校内で一番の俊足なのだ。


Vペイト「ハハハハハ!!!この『逃げ足ペイト』を捕えられるなら捕えてみろよとっつぁん坊や!!!」


Vジョ「上手くいってるよフレッド♪」


ジョーイは校長から借りた無線でフレッドに伝えた。


Vフレ「了解ジョーイ!ゴニル!準備OKか?」


Vゴニル(役:ジャ・ナイサン)「もちろんさ!『トラップゴニル』の力見せてやるぜ!」


フレッドのクラスメート、ゴニルはピースサインをした。


ロディンはペイトを追い続けている。


Vゴニル「ペイト!こっちだ!」


Vペイト「はい先輩!」


ペイトが右に方向転換した後、ゴニルはなにやらボタンを取り出した。


Vロディ「この野郎!…!?」


ロディンが右へ曲がったとき、まるで鉄檻のようなものがロディンの頭上から降りてきてカギが閉じられた。


Vロディ「なんだこれは!?出せ!!!」


Vフレ「おやおや、キツネ狩りしてたら人が狩られたみたいだぜwww」


Vジョ「どうする?フレッド?」


2人の顔は極悪そのものだ;


フレ&ジョ[悪かったな!]


ユー[まあまあ落ち着いて;]


Vフレ「とにかくクレーンの免許持ってるワブル先生に吊り上げてもらおうぜ!」


Vジョ「いやいやここはガラスを四方に立てて、さらに水攻めで行こうよwww」


Vフレ「なるほどwww」


Vロディ「テメエら!早く出さねえと殺すぞ!」


Vフレ「おーこわwww」


V校長(役:ジープ)「何の事態ですか!?」


ロディンは勝ったという表情をした。


Vロディ『校長なんて、コネを使えば簡単に崩せる…フレッドたちを退学処分にさせてやる!』


V校長「これはこれはいったい…!?」


Vロディ「こいつらが俺を閉じ込めたんだ!もしこのことをパパが知ったらどうなるか…」


V校長「何を甘えてるんです?あなたはいじめがひどすぎるので居残り部屋へ行かなくてはならないんですよ?」


ロディンの表情が一瞬固まった。


Vロディ「何言ってるんだよヘボ校長!?俺を早く助けろって言ってるんだ!」


V校長「ほう…校長に対して侮辱ですか…ならいいでしょう…今日は運よく理事長が来ているんです…判断は彼に任せましょう…」


ロディンは怒っている。


Vロディ「んだと!?パパに言いつけてやるからな!」


V校長「神の裁きがあらんことを…」


校長はそのまま去って行った…


その変わりにジョーイのクラスの担任とゴイが駆けつけてきた。


V先生「じゃあゴイ!この生物は何者かを答えろ!」


Vゴイ「知ってますとも先生;いじめをやっている15歳のクソガキですよ」


V先生「おおゴイ!よく知ってるじゃないか!」


Vゴイ「ええもちろん♪俺、先生の初恋相手も知ってるんです♪」


V先生「何!?」


Vゴイ「あの時のフラれっぷり…たまりませんよ!」


V先生「お前、後で職員室に来い…」


Vゴイ「そんな~;」


そして2人は去って行った…


Vフレ「あいつら何がしたかったんだ?」


Vジョ「さあね♪あ!理事長だ!」


V理事長(役:アーニック)「これは何だね?」


ロディンはここぞとばかりに喋り始めた。


Vロディ「理事長!俺は今フレッドやジョーイにいじめられているんです!これをパパが知ったらこの学校は潰れますよ?それでもいいんですか?」


V理事長「君、人をいじめててよく言えるね…その腐りきった阿呆のセリフを…」


Vロディ「!!?でも…」


V理事長「今までどんなことをしたのかね?事によっては私は君の会社を潰すことができるんだ…」


ロディンは信じられないという表情をしている。


Vロディ「俺は何しても許されるんだ!パパが偉いから!だから、人をいじめるのも俺の特権だろ!」


V理事長「そうかね…それを聞いてあなたの父親はどう思うかねえマイク君?」


Vロディ「!?」


ロディンは理事長の指差う方向を見た。そこにはおしゃべり好きのマイクが報道部のメンバーに今の一部始終を撮影させてリポートしていたのだ。


実はこの学校の報道部の放送は学校のある地域だけでなく、衛星放送で流れてもいる学校なのだ!


ユー[本当楽しい学校だったよね]


フレ&ジョ[全くだ]


Vロディ「何を…!」


V理事長「人をいじめるのが君の特権ねえ…これは失言だったね…」


Vロディ「ヤバい…パパにばれたら…」


Vジョ「工場内で不信感が増してデモが起き、工場は火の海…挙句の果てにと…」


Vロディ「やめてくれー!!!」


ロディンはジョーイを必死で止めようとしている。


Vゴニル「ロディンって言ったっけ?そこから出たいか?」


Vロディ「もちろんだ!この放送をブチ切って、無かったことにしてやる!」


Vフレ「何言いだすんだゴニル!!?」


Vゴニル「任せとけって♪」


ゴニルはフレッドに微笑みかけた。何か策があるらしい…


Vゴニル「そこの赤いボタンを押してみな♪」


ロディンは言われるがままにボタンを押した。すると、檻のカギが開き、あろうことか開いてしまった…;


Vロディ「テメエら…よくも…!!?」


ロディンが檻から出てきて地面を一歩踏んだとき、急にロディンの姿が消えた。


Vゴニル「大当たりー!!!」


ゴニルは嬉しそうに走り回った。出た先に落とし穴という二重トラップだったのだ。


Vマイク「ああなんて哀れなんでしょう;いじめを行っていたロディン君、今日はいじめられている側での体験で遊んでいて落とし穴に落ちてしまいました;…笑えるねこれwww」


ロディンは穴の底から叫んでいる。


Vロディ「この野郎!!!俺をここから出せ!!!」


Vゴニル「仕方ないなあ…ほらよ!」


ゴニルは紐を渡して引きあげた。


そしてまた元の鉄檻へ入れてあげた…


Vロディ「このー!!!マジで殺すぞ!!!」


Vロディ父(役:一条寺)「ロディン!!!何をやっている!!!」


Vロディ「パパ!助けてよ!こいつら皆で俺をいじめるんだ!!!」


フレッドはビクッとしている。


Vフレ「ジョーイ!大変だ!父親だぞ!」


Vジョ「どうしよう;;;」


ロディンはまた勝った!と思いこんだ。自分の父親なら自分しか信じない。だからこの学校にどんな指図もできる…


Vロディ父「さっきの放送を見たぞ!いじめがお前の特権だと言うのか!?見損なったぞ!このバカ息子が!!!」


Vロディ「え…;」


ロディンは困惑した。父親が自分を責めたてている…!?


Vロディ「何言ってるのさパパ!俺いじめられてるんだよ?」


Vロディ父「しかも女の子をいじめてるそうじゃないか!!!」


Vロディ「!!!なんで知ってるのさ!…あっ!!!」


皆ロディンを冷たい視線で見つめ始めた。


Vロディ「それは…その…;アイツが悪いんだ!頭がいいからって気取っているアイツが!!!」


Vロディ父「お前はなんて息子だ!!!しばらくの間私はお前を罰しなければならん!覚悟しておけ!!!」


Vロディ「そんな…でも…」


Vロディ父「でももクソもあるか!私を後ろ盾にこんなことをやっていたとは…!お前はできそこないのクズだ!!!」


ロディンは完全に打ちひしがれた…


V理事長「ロディン君…これでわかったかね?」


Vロディ「わかったよ…リーヌに謝るよ…;」


するとジョーイはリーヌを連れてきた。リーヌはただロディンを見ている。


Vロディ「…俺が…悪かった…;」


Vリーヌ「…」


Vロディ「いじめはしてはいけないってことがよくわかったよ…;だから…ごめん!!!」


フレ[こん時のロディン潔かったよな]


ジョ[全くだよフレッド]


Vリーヌ「…わかったわ。許す!」


Vロディ「…!?」


ロディンは意外な答えに戸惑っている。何日にもわたっていじめを繰り返してきた自分を許すはずがないと思っていたから…


Vリーヌ「だからもういじめはやめて;」


Vロディ「…ああ!わかった!約束するよ!」


2人は握手した。


皆「ウィー!!!」


皆喜びを爆発させた。ロディンは何が起きているのかわかっていない。


Vロディ「何だ!?なんなんだよ!?」


V校長「よかったよかった;本当に大成功でしたね!」


Vロディ「え?成功って…何が?」


Vフレ「全く、皆の協力得るのはさすがにきつかったぜ;」


ロディンは気づき始めた。


Vロディ「これって…イタズラなのか!?あのジェフィーの!?」


V理事長「正解ですよ!君のいじめをなくすためにね!」


そういうと理事長はお面をとった!!?


Vロディ「!!?」


Vユー(役:ダニエル・バン)「ハーイ♪」


Vロディ「理事長が…ユーフに…!?」


Vユー「違う違う;俺が理事長に変装したのさ♪」


ユーフは変装の達人。誰も見破れないのだ。


Vロディ父「変装したのはユーフだけじゃないぜ?」


そういうとロディンの父親もお面をとった。そこには…


Vフレ&Vジョ「デロイズ!!?」


そう、いつもジェフィーの標的となっているデロイズの姿があった。


Vデロ(役:チョム)「俺、変装とバスケなら誰にも負けないのさ!」


フレッドとジョーイはやられたという表情をした。標的に化かされたから;


Vロディ「じゃあ…これは…」


ロディンは報道部メンバーを指差した。


Vマイク「もちろん嘘さ♪…あれ!?スイッチ切り忘れてた;」


皆「オイ!!!」


Vロディ「マジかよ…;」


Vマイク「でもいいんじゃない?いじめをするとこうなるってことがわかったんだし♪」


Vロディ「それもそうだな…フフッ…ハハハ!」


皆笑った。


そして次の日…


Vリー「あのジェフィーの皆さん…ありがとうございました!」


Vジョ「なんのなんの♪そっちもいじめがなくなってよかったじゃないか♪」


Vリー「はい!で、お礼と言ってはなんですが…これを皆さんに!」


Vユー「これは…クッキーじゃないか!美味そう!」


Vフレ「サンキュー!リーヌ!」


3人は口いっぱいにお礼のクッキーをほおばった。


Vフレ&Vジョ&Vユー「!!!辛ーーーーーい!!!!」


Vリー「うふふ♪引っかかりましたね♪」


3人はのた打ち回っている;


Vフレ「リーヌ…」


Vユー「俺たちに何の恨みが…」


Vジョ「あったのさ…」


ガクッ…


3人は力尽きてしまった;


Vリー「大成功♪これでいいんですか?校長先生?」


V校長「これで彼らも反省してくれるといいんですがね;」


リーヌと校長は笑った。


フレ[こん時のリーヌの表情っていったら…]


ジョ[ああ、悔しいけど可愛かったよ;]


ユー[これは俺も予測してなかった;]


V校長「でもまあイタズラは面白いものですねえ」


Vロディ「じゃあこんなイタズラとかどうです?」


V校長「おおロディン君!面白いですね!やりましょう!そのイタズラを!」


Vゴイ「これもなかなかじゃない?」


Vゴニル「これとかどうだい?」


Vペイト「だったらこれとかは?」


皆楽しそうにイタズラの計画を始めた。


それからというもの、この学校は『イタズラの大好きな学校』として有名になったそうです…;


~VTR終了~


フレ「いや~懐かしいね;」


ジョ「まさかいじめを懲らしめるイタズラがきっかけでイタズラ学校を発足させちゃうなんて♪」


ユー「俺たちがすごいということだね♪」


2人「ああ!全くだ!」


3人は笑っている。そこにカンペが現れた。


カンペ「お楽しみのところ悪いのですが、もう終了の時間です;」


ユー「えー!?マジ!?じゃあフレッド!」


フレ「ほいきた!えっと、今回の超大作の話はどうだったかな?これからのJDIはいつも通りの運行で行く予定だぜ!」


ジョ「今日は噛まないの?」


フレ「いつも噛むとは思うなよ?また次回もおちゃのしみに!」


言ってるそばから安定の噛みを繰り出すフレッド;


ジョ「やっぱり噛んだなフレッド~♪」


フレ「黙ってろ!というわけで今回はここまで!フレッドアーンド…」


ジョ「ジョーイでしたー!!!」


ユー「ついでにユーフもね;」


長い長い話が終わり、スタジオの明かりが消えた…


JDI…次回は何を話すのか…

ジョ「いや~長かった!」


フレ「そういやロディンとかリーヌとかあの後どうなったんだ?」


ジョ「さあ;」


マフ「ロディン?そういやお前たちに手紙が来てるぞ?」


フレ「あ?俺たちにか?」


手紙を受け取るフレッド…


フレ「!マジかよ!?」


ジョ「何が書いて…ええ!?」


ユー「2人ともなんで驚いてるの?…!」


ユーフは手紙を落とした…


ユー「世の中不思議だよなあ…」


手紙にはロディンとリーヌの結婚式の招待状が書かれていた…


完!!!


PS「これは最終回じゃないよ!!!」

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