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TS転生してドラゴン娘になりました。  作者: ぎゅうどん
TS転生ドラゴン娘、大型船での激闘。
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第85話 ドラゴン娘、冒険者ランクが上がる。

大型船が港に戻った後はそりゃ大忙しだった。まず誘拐された半人達の証言により、ボスの若い青年と俺が倒した右腕のヒイラギって侍を含めた誘拐団の全員が冒険者ギルドのギルマスのロードさん率いる特別隊によって逮捕されて、アジトに居た残りの連中達も一網打尽になった。そして取り調べによって、等々、オーツクの港町の領主ザール・グロリアス伯爵が黒幕である確かな証拠が出てきて、そいつや冒険者ギルドに潜伏していたスパイはちゃんと捕まった。まぁ、領主本人は最後まで身の潔白と自分は貴族だ、貴族の自分にこんなことをしてタダで済むと思うなとか喚き散らしてたみたいだがな…?ロードさんによると領主がやった悪事はあまりにも規模が大きく弁解の余地もないものなので、町の法だけでは裁けないらしく、領主と誘拐団のボスの若い青年は王都に身柄を運ばれ、国王の元で裁かれるらしい、おそらくは処刑されるだろうとの事、おー恐い、悪いことは出来ないな。するつもりもないけど。ちなみに俺が完全なドラゴンになったことで大型の怪物が現れたと騒ぎになったやつは偶然、現れて侍を倒していったという嘘で誤魔化した。侍も俺みたいな小娘に負けた事が悔しかったからか、そうだと証拠してくれたみたいで、皆はそれで納得してくれたよかったぞ…?やはりあの姿になると騒ぎになるって教訓を得たからな、大勢がいる中ではあの姿になるのは今回みたいな余程のピンチにならない限りはしないことにする…とりあえずだ、そんなこんなで俺の囮役作戦は無事に成功したわけで。ロードさん達、冒険者ギルドの皆、ローラさん達、町の人達から感謝されまくった。でも素直に喜んでいいものか…実際は誘拐団から半人達を救ったのは半人同盟の一員を名乗っていたあの猫の半人のサリーちゃんだ、俺はただあの強い侍を倒しただけ…本当は褒められるべきなのはサリーちゃんなんだ…でもサリーちゃんから口封じされてるのか、半人達はサリーちゃんに助けられたことを一切証言しなかったし、俺もあえて言わなかった、半人同盟のことを話すと皆に混乱を招くかもしれないと思ったからだ…それだからか、どこか複雑な感情が心にあるのかも知れない、でも本当にそれだけだろうか…


"君が私の好みだからにゃ。"


頬にキスをされた後、あの子にそう言われたことを思い出すと胸が高鳴る気がする…この感じ、アンナに初めて会った時以来だ…自分じゃこの感情がなんなのかよくわからない…不思議な感覚だ…


「リュウカ?おーい、リュウカ?聞いてるか?」


「えっ!」


「囮役作戦からまだ2日だからな、疲労が残ってるのかもしれないな?日を改めようか?」


「あっいえ!大丈夫です!話を続けてください?」


「そうか?それじゃあ、さっき話した通り、リュウカ・マジ、あたい達、オーツクの町の冒険者ギルドは今回の君の大活躍に対して、報酬を渡すだけでは見合わないだろうという話になってだな、君の冒険者ランクを現在のEランクからCランクに昇格してあげようということになった。それでいいだろうか?」


「いっいいんですか?報酬もかなり頂きましたし、それの上、一気に2ランクも上げてもらって?」


「本来は試験も受けないでランクを昇格することはあまり良いとはされてない。」


「でっですよね?」


「だけどそんなの関係ない、あたい達はそれだけ感謝してるんだ。喜んで承諾してくれるとこちらとしては嬉しい。」


「そう言われたら断れませんね…?」


「そうか、マスカのおっさん、いや、トーチの町のギルドマスターにはあたいから伝えておく。」


「わかりました。」


「さっそく、更新するとしよう。」


受付でリュウカは冒険者カードを更新してもらい、晴れてCランクになった。


(確か、ヨーコもCランクだったよな…?あまり冒険してないのに追いついちゃったわけか…)


「今日はリュウカのCランクを祝ってパーティーにするぞ。ギルドを閉めたら屋上に集合だ。」


«おぉ!»


「そんないいのに!」


「遠慮すんな。皆で祝った方が最高だろ。」


「そっそうですね…?ありがとうございます…?」

(囮役作戦後の夜も皆でパーティーしたけど…ロードさん酔いまくって大変だったからな…?隊員の人達は慣れてたみたいだけども…?)


「叔母さんも誘おう!」


「えっ!ローラさんもですか!」


「なんか問題でもあるか?」


「あはは…ないです…?」

(あるだろ…?ローラさんはロードさん以上の酒飲むと豹変する人だぞ…?)


「んじゃ、酒をたらふく買ってくるとしよう!」


「マスター!まだ仕事中ですよ!」


「構わんって。少し空けるだけだ。」


「ちょっと!」


ロードは注意も聞かず酒を買いに行った。


「行っちゃいましたね…?」


「ハァ、全く。重要な時は誰より率先して動いてくれるんですけど普段は仕事サボるんです。困ったギルドマスターですよ…?」


「みたいですね。」

(そうはいいつつ、笑って許されてるってことは信頼されたギルマスなんだろうな。)


「そうだ。ステータスはご確認しますか?」


「いえ。大丈夫です。」


「そうですか。では冒険者カードの更新は以上となります。」


「はい。ありがとうございました。」

(ステータスの確認かは自分でも見れるもんな。久しぶりに見てみるか。)

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