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TS転生してドラゴン娘になりました。  作者: ぎゅうどん
TS転生ドラゴン娘、最強半人軍五千人を救う!
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泥棒三姉妹のリベンジ。(前半)

これはリュウカがメグ企画のトーチ町の闘技場での共演ライブの開始までの10日間の間に起こった話である。

今回の話の主役はトーチ町のクラウン男爵の御屋敷の家宝であるダイヤの首飾りを盗もうとしたが、リュウカとアンナに阻止されたあの泥棒三姉妹だ。彼女達は復讐のために変装してトーチの町に再びやって来てたのだ。


「また来てやったわ!私達、王都では知らない者は居ない、狙った獲物は逃さない大泥棒のビューティー・スターに失敗という屈辱を味わえさせたあの憎たらしいリュウカとかいう半人娘とアンナとかいう娘がいるトーチの町!くぅぅ、今、思い出しても腹が立つ!必ずあの二人に復讐してやるんだから!」


長女のロリ女が復讐に燃えていた。


「姉様。そんな熱くならないで気楽にやろうよ、このソフトクリーム、美味しいよ、ペロペロ。」


三女のスラッとした美女は屋台で買ったソフトクリームを食べていた。


「ベガ!あんたは緊張感を持ちなさい!観光に来たわけじゃないんだからね!」

「わかってるよ、最近、怒りっぽいよ?カルシウムが足りてないんじゃない?」

「余計なお世話よ!」

「怒る姉様も可愛い♡」


次女の色っぽい美女は叱る姉を頬に手を当てて目をハートして涎を垂らしていた。


「アルファ!あんたもよ!出てる涎を拭きなさい!」

「はーい♡」

「ハァ、全く、あんた達は理解してるの?今があの半人娘達に復讐する絶好のチャンスなんだから!」

「わかってるって、あの子達は今、この町でライブを開く準備で大忙し、その隙をついて獲物を手に入れようって考えなんだよね。」

「ふん、そうよ。」

「それで姉様。復讐として盗むモノはアンナって娘が経営してるポーション屋にあるっていうレアなポーションでいいのよね?」

「ええ、それが欲しいの。」

「どこに置いてあるかはわかってるの?」

「さっぱり、見当もつかないわ。」

「どうするの?」

「そんなの簡単よ、予告状を出せば、きっとそのポーションを奪われないようにそれを守るはず、そしたら場所なんてすぐにわかるわ。」

「姉様、流石ね♡」

「当然よ。」

「予告状出すんだ?」

「予告状というより挑戦状ね、ただ盗みに入るだけなら無名な泥棒でも出来るわ、私達は天下の大泥棒、ビューティー・スター、これは傷つけられた名声を取り戻すための戦いでもあるんだから!」

「そうよね。私は姉様の考えに賛成よ。」

「ウチだって賛成に決まってるじゃん。その方がスリルがあって楽しいもん。」

「じゃあ、さっそく予告状を出すわよ。」


泥棒三姉妹はホワイトのポーション屋に行き、ポストに予告状を出そうとした、するとちょうどよく店の扉からライブの練習に行っているリュウカ達に代わって店番をしていた冒険者ギルドの受付嬢、メアーがホウキとチリトリを持って外に出てきた。


「あら、この店にお手紙ですか?」

«なっ!»

(どっどうしよう!姉様!)

(この時間はあの半人娘達がライブの練習に行ってるから留守じゃなかったの!)

(まさか店番がいたなんて!)


三人は言葉は話さずに目で話しながら慌てていた。


「あっわかった!リュウカさんのファンクラブに入ってる方ですか!」

«へっ…?»

「私もファンクラブの会員なんですよ!ラブレターを出しに来たんですよね!」

「あっそっそうなんです!」

「私達、ファンクラブに入ってる者です!」

「ラブレターを出しに来たんです!」

「やっぱり!」


メアーは近づくとベガの手を握った。


「同志ですね!」

「なっなのでこのラブレターを渡して頂けますか…?」

「わかりました!帰ってきたら渡しておきます!」

「助かります…?」

「今度、よろしかったら皆さん、同じリュウカさんのファンとして語り合いましょう!」

«はい…»


メアーのハイテンションにおされながらもなんとか挑戦状の入った封筒を渡す事が出来た泥棒三姉妹、そしてそれをメグの御屋敷でライブの練習して帰ってきたリュウカ達が読んだ。


「なになに、"屈辱を晴らすべく。今夜の0時にポーション屋にある封印されし、レアポーションを頂く。泥棒三姉妹、ビューティー・スター"か。」

「あのクラウン男爵の御屋敷の家宝の美人の涙って宝石の首飾りを盗もうとした人達だよね?」

「いつかは復讐しに来るんじゃないかと思ってたけど、とうとう来たわね。」

「じゃあ、あの女の人達が泥棒三姉妹だった可能性が!」


メアーは封筒を渡してきた三人を思い出していた。


「にゃはは、泥棒から挑戦状を貰うなんてリュウカちゃん達は面白いにゃ。」

「さっサリー先輩、笑い事じゃありませんよ?」

「それでアンナ、奴らが狙ってるレアポーションって心当たりはあるのか?」

「あるわ、多分あれのこと。」

「あれ?」

「アリアが間違って飲んじゃった。」

«あれか!»


リュウカとアリアは納得した。


「なんのことにゃ?」

「さっさぁ…?」

「後で説明してやるよ。」

「リュウカさん、アンナさん、あの有名な泥棒三姉妹からの挑戦です、大切なライブが控えた皆さんですし、私達、冒険者ギルドと警察に要請して警備を強化した方がよろしいのでは?」

「どうする、アンナ?」

「確かにここは一度、警備がしっかりしてなかった時代に強盗に侵入されて両親を殺された過去があるわ…」

「そんな…?」

「そうなのかにゃ?」

「ああ、それは悪いやつの差し金だったんだけどな?」

「お姉ちゃん…」

「私も知ってます、ですので警備を強化して。」

「でも今の私には強い味方がいます。」

「その通りだ、俺がこの店を守ってやる。」

「私も守るにゃ。」

「わっ私も微力ながら!」

「私だってやるよ!お姉ちゃん!」

「アリアまでか?」

「私には精霊ちゃんがついてるもん。」

「なるほどな。」

「ありがとう、みんな。」


リュウカ達は手を重ねて笑い合った。


「だから私達で泥棒三姉妹の挑戦を打ち破ります。」

「わかりました。では私は皆さんを信じて今回の事は他言しないようにします。頑張ってくださいね。」

«はい。»

「ちょっとワクワクするね。」

「深夜なんだからアリアは寝ること。」

「えっ〜!」


そして外ではその会話を泥棒三姉妹が隠れながら壁に特殊な盗聴できる機械をあてて聞いていた。


「やっぱり予想通り、あのおチビちゃんは寝させられるみたいだね。」

「だから夜遅くにしたのよ、私が変装出来るようにね。」

「流石だわ、姉様。頭がいい。」

「待ってなさい、半人娘達。」










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