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金持ちの青年と居候の少女  作者: 燈華
第一章 とにもかくにも日常編

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手紙1

ゆっくりペースの更新ですが、今年もよろしくお願いいたします。

わかりにくいですが、

敬語が少女からの手紙、

砕けた口調が青年からの手紙

になります。


一応抜粋版です。

少女と青年の文通は緩やかに続いていた。

主に夕食の後に少女が手紙を渡し、青年が朝に手紙を渡している。




*




お仕事お疲れさまでした。

今日は迷路のレベルがアップしたものに挑戦しました。


難易度が上がった分、今までより時間がかかってしまいました。

終わる頃にはへとへとになってしまい、自分の体力のなさを実感しました。


もう少し体力をつけないといけないと痛感しました。

もう少し真面目に身体を動かしたいと思います。




*




手紙をありがとう。

レベルアップおめでとうと言っておこうかな。


難易度が上がった迷路を繰り返しやっていれば徐々に体力もつくんじゃないかな。

でも無理だけはしないようにね。

体力は一朝一夕ではつかないからね。

無理をして身体を壊したら元も子もないからね。


よかったら今度の僕の休みにはまた一緒に迷路に挑戦しない?

僕も最近運動不足だし、一緒に一日迷路に挑戦したい。




*




ありがとうございます。

気をつけて頑張りますね。


無理はしないと約束します。

その前に皆さんに止められると思いますけど。


一緒に回る件は是非お願いします。

二人でならきっともっと楽しいですね。

足手まといにならないように頑張りますね。




*




約束してくれてありがとう。

でも心配だな。

君は気づかずに無理をしていそうだから。

君が無茶をするようなら止めるように僕のほうからもよくよく言っておくことにするよ。


一緒に回る件を了承してくれて嬉しいよ。

ふふ、楽しみだ。


君は足手まといなんかじゃないからそんなに気負わなくて大丈夫だよ。

一緒に頑張ろう。






***







お仕事お疲れさまでした。


実は謝ることがあります。

侍女さんに頼んで勝手にぬいぐるみを持ってきてもらい、日光浴させました。


ごめんなさい。

侍女さんを叱らないでください。

私が頼みました。

叱るなら私にしてください。




*




手紙をありがとう。

謝ることがあると書かれていて緊張しちゃったよ。




ぬいぐるみの位置が動いていたから実は気になっていたんだ。

日光浴させてくれたんだね。

どうりでふかふかになっていると思ったよ。

ありがとう。


理由がわかったから叱らないでおくよ。

侍女だけではなく君のこともね。

今度から事前に言っておいてくれると嬉しい。




自分から誘ったのに迷路、なかなかできなくてごめん。

もう少ししたら忙しさも落ち着くと思うから。

そうしたら改めて誘うから一緒にやってくれる?




*




そうですよね。

今度からは事前に伝えるようにします。

急に思いついたことだったのでごめんなさい。

叱らないでくれてありがとうございます。




一人で、いえ庭師さんとこつこつと迷路に励んでいます。

一緒に回る頃には更なるレベルアップしていると思います。


一緒に回れる日を楽しみにしていますね。

無理はしないでください。


私はいつでも構いませんので。




*



たまに干してくれるのは有難いよ。

ありがとう。

そういうふうに気を配れる君は本当に得難い存在だ。




さて早く一緒に回りたいから頑張ることにするよ。

ああでも体調を崩したら本末転倒だから無理しすぎないようにするよ。

君に心配をかけたくないし。

だから君も無理はしないでね。




***




綺麗なインクをありがとうございました。

早速使ってみたのですけど、どうでしょうか?

夜明けの空の色でしょうか?

この色も私は好きです。




*




気に入ってもらえたならよかった。

詩的な表現だね。

今度からこの色を夜明けの空の色と呼ぶことにするよ。


また綺麗な色のインクを見つけたら贈るね。

楽しみにしていて。




*




楽しみにしています。

ですが、あまりたくさんはいりませんからね?

使いきれないともったいないので。




*




そんなことは気にしないで。

勉強とかちょっとしたメモにもインクは使うでしょう?

どんどん使ったらいいよ。


それに、そのインクで手紙をくれたら嬉しい。


いつも手紙をありがとう。

君からの手紙を読むとまた頑張ろうって活力がもらえるよ。

これからもよろしくね。

読んでいただき、ありがとうございました。

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