2話 犬になったお母さんが興奮しちゃった
どうぞ楽しんでいってください。
「真知子!やめるんだ!なぜドッグフードなんて食べるんだよ!俺の稼ぎでいつもおいしいものたくさん食べれてるだろうが!!」
凛奈(卓也)の悲痛な叫びが響く。
「ワン!!!ワオーーン!!」
マッキー(真知子)は一生懸命に自分が真知子であることを伝えようとしているのか、凛奈(卓也)の足元で目を潤ませていた。
「ねえ、お父さんが私の身体に入ってるんでしょ?多分だけど、お母さんの身体にはマッキーが入ってるんじゃないかな?」
「そうか!!真知子は犬プレイをいきなりし始めたのではなく、マッキーが真知子になっていたのか!!!」
「何を言ってるの?確かにお母さんはドMで変態なところもあるけれど、さすがに犬みたいなことはしないよ!!!」
お母さんは昔からドM体質で、罵られると感じてしまう変態なのである。夜にお父さんに縛られて「私はメス豚ですー!」と言っていたのは今も脳裏に焼き付いている。
「てことは、、、、真知子はマッキーなのだな!!うっひょ――!!!犬プレイ以上の犬プレイができるじゃないか!!!」
「お父さん!!私の身体で変なことを言わないでよ!!あと私の胸を揉むのもやめてよ!!!」
「何を言っているんだ?お前に胸があるとでも思っていたのか?お前の綺麗な水平線しかない身体に山を付け足す努力をしているのだぞ?むしろ感謝をしてほしいものだが。」
「なに真顔でさりげなく私の胸をディスってるのよ!?別にスレンダーだって需要あるんだからね?てか成長期なんだから1年後くらいにはナイスバディになってるんだからね!」
確かに私は中学生の中でも身体が子供っぽいのは認めるが、別にロリってわけではないんだから!!とにかくロリではないのよ!!!
「わかったわかった、そんなことより真知子が犬になったことを喜びはじめているんだが」
「クウ――――ン、クー―――――ン」
自分の身体を見て息遣いが荒くなり、身体をくねらせている。
「ちょっとお母さん!!!こんな時になに発情してるのよ!変態なの??」
「クウン!?クウ――――ン」
嬉しそうに頬を赤らめる。
「なに喜んじゃってるのよ?ちょっとお父さん、お母さんをどうにかしてよ!」
「真知子のことはひとまずほっとこう。それよりも真知子になったマッキーの方が問題だ。」
「え??あれ?マッキーどこにいったの?」
さっきまでドッグフードを食べていたマッキーの姿が見えないことに気づく。
「クウンクウ―――ン」
マッキー(真知子)が外を指し示す。
「どうやら外に出ていってしまったようだな」
「えーーーー!?どうするのよーーーーー!?」
読んでくれてありがとうございました。3話も楽しみにしていてください。