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THIS WORLD IS ONLY USES MAGIC  作者: 海野 幸洋
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科学しか使えない世界 5

文化祭。それは俺と違って頭の悪い連中がカップルになるためだけに行う祭りだ。


「今年のオカ研は神であるヤマトタケル。そして我が妹、中戸を加えて5人になった。そんなオカ研が今年の文化祭で行うもの、そ・れ・は


悪魔召喚だ!」

文化祭一ヶ月前、部長はそう言い放った。


すごい。悪魔召喚は俺でもやったことの内ことだ。そもそも使い魔は俺の専門ではないそれにそういったことに必要な本などを俺は持っていなかった。

「では早速校庭で練習しよう。」

部長が言った。


校庭へ出るとサッカー部が当たり前のように玉けりを行っていた。そこを部長を筆頭に5人で突き進む。すると頭の悪そうなサッカー部の部長が俺よりは天才ではないがサッカー部の部長の何倍も頭の良い我がオカ研の部長に文句を言いに来た。

「おい、ここはサッカー部が練習しているんだ。文化部は消えろ。」

「何を言っているのだ差別主義者。貴様らサル未満の動物が人間様に何を言う?いや、この言い方だとサルに失礼だな。」

俺のことを人扱いしたことには怒れたが部長はプランクトン未満の生物へと言い返した。

「俺が馬鹿だと、学年一位の成績を誇るサッカー部のエースの俺様が馬鹿だと?もう一回言ってみろ。」

「奇遇だな俺も学年一位だ。とはいえ頭のよさならおまえに負けない。そうだ相対性理論を一言で説明してみろ。」

部長の言葉に自称サッカー部のエースことスペースデブリ未満のチリは黙った。が、

「運動は俺のができる。ためしにここからこのボールをゴールさせてみせろ。」

素粒子未満はそう言った。だが部長は、

「俺が出るまでもない。副部長、やってやれ。」

「ハーイ。地獄を見せてあげるね。」

たぶん俺は副部長が喋るのを初めて見た。そう思っていると副部長はボールを置いた。と思った瞬間サッカーボールは消えていた。

「うわぁあああああ!!!!!!」

次の瞬間ゴールの方から悲鳴が起きる。

なんとゴールには穴があいており、されに驚くことにゴールの後ろにある校舎にも穴があいていた。

「やり過ぎちゃった。あはは。」

副部長が笑う。

「おまえなあ、どうせワープさせているだけなんだから校舎まで壊す必要ないだろ。」

部長が言う。

「だって校舎壊せばサッカー部は危険ってことになって廃部になるかもしれないでしょ?」

俺でも引いてしまうことを副部長は言った。


めっちゃ間あいた

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