科学しか使えない世界 外伝
外伝
[とある神秘の真的嗎 is that true?]
私は中戸。私が彼を見つけたのは浪漫学会がきっかけです。元々彼、ヤマトタケルはリアル(学生や教師の間)で有名でしたが浪漫会の中ではさらに有名でした。とはいえ私と彼とは所属する学会は同じでも研究対象は違ったので面識はありませんでした。それでも彼は天才の中の天才として後々現会長のドラゴンナイトさんの後を継ぐ者。そして浪漫学会初代会長のシュメール・ニビルに匹敵する才能の持ち主と言われていました。だから彼が学会で私と同じ高校に行くと知った時オカルト研究部の部長だった兄に話たんです。そして今に至ります。でもまさか彼がこんな人だったとは私も知りませんでした。
「おい、これはなんだ?」
その日、彼は先生に言われました。
「何って、将来の夢に決まっているだろ?」
「なんだその言い方は、先生様には敬語を使え。」
彼はまだ入学して数日というのに担任にけんかを売りました。
「神である俺がなぜ人間ごときに敬語を使わなければならない。
彼は将来の夢に神と書いていました。そして、
「生徒指導室へ来い。」
彼は先生に連れて行かれました。
放課後
「大丈夫だったんですか?タケルくん。」
私は彼に聞きました。
「俺が教員風情に負けると思ったか。あいつは俺が目からビームを出して倒しておいた。とはいえ神である俺が人間を殺すことは間違っている。ビームは壁に打っておいたよ。」
彼は私でも理解できないことを言いました。
ちなみにビームは職員室をこえ校長室まで達していたらしく次の日私が登校すると校長先生がカツラ姿になっていました。
ただたんにパロディしたかっただけ