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THIS WORLD IS ONLY USES MAGIC  作者: 海野 幸洋
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科学しか使えない世界4

などと言っております同志やよーりん


よしシベリアでもやしを数えさせるのだ

「やけに今日は上機嫌だなタケル。」

「ああ、オカルト研究部に入部することにしたんだよシュメさん。」

シュメと俺が呼ぶ人物は太陽系について研究している自称研究者だ。現在俺は彼の家に泊めてもらっている。彼も俺が所属する学会の人間で社会から利益の出ない研究をしている仲間だ。俺が家族に見放され路頭に迷ったとき助けてくれたのはシュメさんだった。ただ彼は謎多く、夜はほとんど星を見にどこかへ行っていて昼は家にいるようだが天才の俺ですら理解できない数式を現代的なコンピューターではなく石版を使って解いていた。だから昼間は学校に行っている俺とは生活時間も合わなかった。


「すごいんだよシュメさん。オカルト研究部の人たち俺のことを天才って言ってくれたんだ。というか、あったんだオカ研の部室に俺が中学時代に書いた論文が。」

そう、あの自己紹介のあとオカ研の人たちは俺の話を親身に聞いてくれた。そして中学時代に俺が書いた論文を見せてくれた。どうやらオカ研は俺がこの高校に入ると分かった時から俺をこの部活に入れるつもりだったらしい。だから俺が部活の一覧表を見ていた時に中戸を差し向けたようだった。そして、そんな俺の話をシュメさんも星の観測に行く前だというのに親身に聞いてくれたのだった。


シュメさんが観測に出かけると俺はパソコンを開き学会へログインをする。学会へはすでに何人かがログインしておりスレッドがたっていた。

「ええと今夜の話題は、」


 九州にて考古学者のチームが草薙の剣の探索を開始

1名前:スノー

   本物みると死ぬらしいんだけど

2名前:アレクサンドラ

   参加してえ

3名前:ユリアーネ

   >>2

   引きこもりが何いってるんだよw

4名前:トーマス

   >>3

   ワイはニートちゃうアマチュア科学者や

5名前:prinzessin

   てか剣が沈んだのって平安時代やろ錆びてないんか?

6名前:モルヒネ

   >>5

   神器は錆びない

7名前:ウントベトゴゲントロンボルデンボルン

   浪漫あるな


俺の大好きな話でみんなが盛り上がっていたので俺も会話に参加する


8名前:ヤマトタケル

   草薙の剣は俺の物だぁあああ!!!!!

9名前:アレクサンドル

   ↑などと言っております同志ロstキ ファソィ

10名前:ロstキ ファソィ

    なるほど異世界送りだ

11名前:ヒトガタ

    僕の開発した万能細胞なら死すら凌駕す↑ぅ↓る↑↑↑

12名前:ドラゴンナイト@管理人

    誰かこの問題児たちをどうにかしてくれ

13名前:ランドール

    >>12

    言うてあんた楽しんでるだろ

14名前:ファザーオブハイドロゲンボム

    ワイらみんな問題児やろw

15名前:ジュリアス

    >>14

    おまえが言うな


     ・

     ・

     ・


今夜の学会では神器を見ると死ぬ理由や草薙の剣が本当に錆びないかについて語られた。俺はというと結局コメントがミリオンに行くまで寝ずにパソコンとにらめっこをしていた。そしてパソコンの時間を見ると時計は六時を表示している。

「もう六時か。」

疲れはしたがなれていたのと学校で寝てても理解できる授業を子守歌に寝ればいいと思っていたので俺は朝食の支度もした。ちなみに今日の朝食は石油から作ったパンである。


次は外伝に挑戦しようかな~

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