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THIS WORLD IS ONLY USES MAGIC  作者: 海野 幸洋
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魔法しか使えない世界 始まり編4

この世界に来て分かったことがある。まず大陸。この国には島が二つしか存在しない。そして小国や連邦国家を除き大国は四つしか存在しない。おそらく、この世界にはプレートがあるからなのだろう。教員から手渡された教科書には世界は一度離れ再び融合したと記されていた。そう考ると地球よりも歴史は進んでいるのかもしれなかった。だが別の教科書にはこう記されている。この星の直径は8000km(地球換算)。またこの星での太陽は赤色矮星であるらしかった。星の直径が小さいことも大陸が融合した理由の一つなのだろう。だから大国も生まれやすかった。日本は小さな国だったために近代化が早かったと言われている。この星の国家もこの国の中では大国であっても地球でいう大国とは大きさが違う。そのため国が大きく発展しやすかったと俺は教科書を読み考えていた。ただ、国の成り立ちには戦争も関係しているらしい。この星では60年前国どおしでの大戦があったと歴史教科書に書いてある。WW1、2のような戦争ではなく奴隷国家の独立を行うための戦争。四つの国は俺が今いる西の国。そして大陸の中心に存在する国家。二つ目の大陸にある国。最後に60年前この西の国から独立を果たした大陸の丁度反対にある東の国家。それぞれの国の現状は西の国は王国として存在している敗戦はしたが国家を侵略された訳ではないため王も無事なのは納得がいく。また国家の成り立ちとして周りの小国を吸収していったこともある。アクトゥルスの故郷もその一つだ。そして決定的な事実としてこの国には大型の建築物や魔動車がある。異世界は中世ヨーロッパのイメージがあったがここは現代のヨーロッパのようだった。そして中央の国。これは連邦国家らしい。西国は王を1人に統一したが中央国は王が多く存在し政治を行っている。また60年前には東からの反乱軍の進入を食い止めたのもこの中央国だとういうことだ。小大陸国。ここは戦争に参加しなかった中立国家で軍事力も膨大な国家だ。最後に東国。ここは60年前までは西国の一部だった。奴隷国家として作られた国で反乱を起こした。西国と中央国が協力して反乱を鎮圧したが失敗し結果戦争になった。先代の国王は魔法軍を派遣したことから当時はプロパガンダに魔王として宣伝された。さらに当時、多くのホムンクルスが人工兵士として投入された。地球ではクローン兵士への倫理観が言われいまだに実現が難しい。しかしそれを強行し魔王と言われた先代国王に俺は教科書を読みながら尊敬の念を抱いた。


西国・・・ヨーロッパ

中央国・・・日本とか。ただし連邦国家

小大陸国・・・オーストラリア。でも政治はスイス

東国・・・アメリカ。たぶん昔の。


大陸の形は鹿児島みたいなかんじで


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