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THIS WORLD IS ONLY USES MAGIC  作者: 海野 幸洋
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科学しか使えない世界 12

11

傘黒子。シュメさんのことを睨んだり文化祭の打ち上げで中華料理店に来たというのにニンニク料理を嫌ったりと怪しい点はあるが俺はとくに気にしなかった。

それよりも今は打ち上げだ。文化祭での収益は基本学校に渡すらしいのだが部長は今回集まった収益の1万分の1である100000円を学校に渡し残りの半分は悪魔に渡し残った分は部費にした。そして今2日間の文化祭が終わり500000円を持ってとある高級中華料理店をみんなで訪れていた。

「さあ飲むぞ飲むぞ!」

部長は完全に酔っ払い中戸が部長を止めている。かくゆう俺も手にはワインをもってほろ酔い状態だった。

「もおタケルくん高校生のくせにお酒なんか飲んで~。」

「岸田、貴様も飲んでいるではないか。それに俺が作ったこの薬を使えばアルコールなど肝臓を使わずとも分解できる。」

法律など俺は知らない。ルールにとらわれては人は進化できない。あんなものを考えた凡人は新底頭が悪かったのであろう。


「部長たち楽しそうだね。」

岸田が俺に言う。目の前では部長と中戸がじゃれ合っておりそれを唯一酔っていない副部長が止めていた。

「そうだ昨日はありがとね。宣伝手伝ってくれて。」

「かまわん。俺もオカ研の一員だ。」

俺の回答に岸田は愛想笑いを浮かべた。そして俺に向かって自身のワイングラスを差し出す。

「せっかくだし2人で乾杯しよ。」

「俺が酒に毒を盛ってるとでも?」

「そういうのいいから。」

岸田を笑顔を見せ俺と乾杯をし共にワインを飲み干した。


「そうだみんな、、、」

突然部長が発言する。

「どうしたのですかお兄ちゃん。」

中戸が部長に聞く。

「これだけ部費が集まったんだ、夏休みはこの部費で旅行に行こう。」

これには副部長を含め全員が賛成した。


岸田パイセンは後夜祭で踊りたかったらしい

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