パンドラの箱
身体のあちこちから溢れでる文字を
ただ必死にあつめ泣いていた
言葉にできない思い
忘れようとした思い
全てそれはできないと泣き叫んでいた
確かにそれはそこにあった思い
悲しみも楽しさも全てあった
でも それを認めると先に進めないから
何もなかったように忘れるしかなかった
パンドラの箱は開いてしまった
もう、閉じ込める事などできやしない
強い思いと向き合い逃げ出したくなる
でも 同じ過ちは繰り返したくない
メロディーが身体を包み込む
全てを思い出せと歌を奏でる
懐かしい思い
忘れたい過去
もう、二度と戻れないあの日の思い