表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太平洋の嵐  作者: YUKI
1/5

転生

皆さんは、こんな妄想をした事があるだろうか?


ある日目が覚めたら自分が、戦国武将に転移していて天下統一を試みたり、或は、ファンタジー世界に移転し勇者となりハーレム関係を構築したり…

想像力豊かな男性諸氏なら、一回はあるだろう。


この話は、僕が体験した波乱の伝記である。



ーーーーーーーーーーその日、高校一年生の夏休み、僕は分厚い本「解説大日本帝国海軍全艦艇」という本を読み終えて、ベッドに入った。そうー僕は軽い軍オタ&アニオタだったのだ。部活には入ってなく、

帰宅したら近所に本.フィギュアを買いに行くか、パソコンで4ちゃんねるまとめサイトやワイワイ動画を見るという健全な男子高校生とは程遠い生活を送っていた。

"明日は何をしようか"と考えて、いつの間にか夢の中。

目が覚めた時は"まだ夢を見てるのか"と一瞬思った。しかしーー目を開いたら、そこは自室とは程遠い部屋だった。とにかく狭くて蒸し暑かった。異常気象真っ只中の関東8月の気温よりも暑かった。

そして周りを見渡すと、お気に入りのフィギュアやプラモが飾ってある棚や勉強机が無かった。

あるのはソファーと赤いテーブルクロスが掛けてあるテーブルと高級そうな机だった。

僕は頭が混乱した。"おかしいぞ。何で僕の部屋がこんな事に?そうだーこれは夢だ"そう思って頰っぺたを

渾身の力を込めてつねってみたが、目は覚めない。痛みだけが残った。

落ち着こうと思い、深呼吸をしていると、部屋が揺れている事に気がついた。一瞬地震かと思ったが、遠くからゴーという音が聞こえてきた。

"これは船のボイラーの音か?ということは、僕は船に乗っている?"

と思った瞬間、部屋のドアがノックされた。外から「長官、お目覚めですか?」

と非常にキビキビした声が聞こえてきた。

"長官?誰のことだ? 僕のはずが無い。僕は只の男子高校生だ。何の試験も昇進もした覚えは無いぞ。いや、しかしーこの部屋には僕しか…"

と思考を巡らせていると「長官、入ってよろしいですか?」

と聞こえてきた。僕はとっさに「ああ」と返事をしてしまった。


次の瞬間、僕は衝撃を受けた。入ってきた男は旧帝国海軍の軍服着ていたのだ。いわゆる第2種軍装だ。

その位はにわか軍オタの僕にも分かる。しかし何故そんな男が僕の前に?そもそも何故僕はこんな部屋に?

その男は、「報告します。本日17:30大本営より、[ニイタカヤマノボレ一二〇八]を受信しました。作戦指揮の為艦橋へお越しください!」と言った。

僕は思わず、「えっと…僕は…?」と呟いた。

その男は、「?長官、寝ぼけていらっしゃるのですか?貴方は連合艦隊司令長官山本五十六大将ではありませんか。」と言った。

僕は動揺して、鏡を見ると、そこに映ったのは見慣れた自分の顔では無かった。本やテレビで何度も見たことのあるー山本五十六だったのだ。


太平洋の嵐第1話、如何でしたか?

今回は、前回(暁の連合艦隊)のようにならぬよう頑張ります!( ̄^ ̄)ゞ

宜しければ感想お願いしますー(・ω・)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ