表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

処女作です。

文章も拙く、読みづらいところも多々あると思いますが温かい目で読んで頂けると嬉しいです。

少しでも多くの人に読んで頂けるよう頑張ります。

 最低最弱の男。

 国中の人たちからそう呼ばれている男、ライト。年齢12歳。

 剣術も武術も頭の良さも平均以下。おまけに容姿も平均並、茶髪で髪もボサボサ。面倒事は大嫌い。常にやる気は感じられず、鍛錬に励まず、1日のほとんどを部屋にこもって過ごしている。魔術の才はあるが、使える魔術は支援魔術のみ。

 そんな彼につけられたあだ名が、最低最弱の男である。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「第3王子ライトをこの国から追放する」


 静かな玉座の間に国王の声が響き渡る。

 国王の隣に立つ宰相は続けて言葉を発した。


「第3王子ライト様には未開拓地ドルサス地へ行ってもらい、この国サラキア王国への立ち入りを禁じます」


 淡々と話す宰相の言葉を聞いた後、国王が口を開いた。


「これは国王であるこの私、ダグラスが決めたことであり、如何なる異議も受け付けない。なにかあるか? ライト」


 国王の正面で跪いている男は顔を一切上げることなく答えた。


「お受けいたします」


 王座の間の脇に並ぶ貴族達からは微かな笑い声が聞こえてきた。

 そんな貴族達の笑い声など気にすることなく、ライトは王座の間から去っていった。


誤字脱字ありましたら教えて下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ