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友達よりさきに

文化祭まであと1ヶ月。

準備期間長くない?普通こんなのにあるの??

他の学校知らないけど。

結局望月美月姫は私のジャージを返してない。

別に良いけどさ、2つあるし。・・・いや返せよ!良くないよ!

それはまた今度言うとして、目的を忘れてはならない。

私は望月美月姫のあの2つの宝を触る為に生きている。

条件は生で触ること、何回も触ること!

・・・・こんな事考えてて気持ち悪くない?

いやいや誰に聞かれてるわけでもないからね!私の心の声だし!

土下座すればいけるか?でも毎回触りたい時土下座じゃ土下座が軽くなって慣れたら断られそうだしなぁ。

!・・・あっちから触ってと言わせればイケる?

でも、それってどうするの?そういう気分にさせる、とか?

全然分からない〜!頭痛い〜!受験の時もこんなに頭痛くした事ないよ〜!

「悠葉ちゃん」

「おお!?」

目の前に突然の望月美月姫!

「大丈夫?」

「え?だいじょーぶ、だけど」

「何かめっちゃ悶えてたよ、変な動きして。いくらここじゃ一人でも、ねぇ」

中二病に奇行を注意されてしまった。

とゆーか!この場所は私が一人でお昼を食べれる誰も来ない場所なのに!

「一人が好きなの?悠葉ちゃん」

「まぁ・・・一人のが気楽だし・・・っていうか名前で呼ぶなよ!」

「ホント名前で呼ばれるの嫌なんだねー。さっき2組行って悠葉ちゃんいますかー?って聞いたら誰の事って皆言ってたよw」

「何て事を!!!?」

「あの人も名前知らなかったね」

「あの人??」

「ホラ、いつも一緒にいる人」

ん?誰だ?私いつも誰かといたか?幽霊か?

「目のスルドイ男前の」

「あ、あー清水ちゃんか」

「そう清水サン。清水サン怖いよーいつも睨んでくるんだよ」

「へー嫌われてんね」

「反応薄っ!」

そういえば清水が望月美月姫には気を付けろって言ってたな。あれはどういう意味なんだ?

「仲良いんでしょ?」

「まぁ一応友達だし」

「フーン・・・」

何だそのジト目は!カワイイな!

「私は?」

「え?」

「ワ・タ・シは何?」

「・・・恋人」

「正~解~♡」

満面の笑み。なんなんだホント。

「では恋人の悠葉ちゃん!」

「はい・・・」

また名前呼び・・・・。

「デートしよ!」

「は!??」


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