表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/20

ポスト・クレジット・シーン

地獄。

柳生十兵衛は目を覚ました。


彼の周りを、同じように地獄に落ちた先達の亡者たちが取り囲んでいる。

十兵衛は起き上がると亡者たちには目もくれず、近くにあるピラミッド状の墳墓に上り始める。


「新入りか」

「可愛い口だ」

亡者が彼を見て嘲笑う。


十兵衛は振り返り、亡者たちに告げる。

「俺は柳生十兵衛だ。覚えておけ、お前たちのボスだ」


亡者たちが怒りに顔を歪める。

十兵衛は気にせず続けた。

「挨拶はいらん。お前らが、俺を覚えておけ」

高らかに宣言する

「俺は最強の剣士≪ザ・ワン≫となる」


怒り狂った亡者たちが十兵衛に殺到する。

十兵衛は亡者たちを殴りとばし、蹴り落としながら墳墓を上り続ける。


その頂点に立った十兵衛に無数の亡者が襲い掛かる。

十兵衛はそれを薙ぎ倒しながら吼える。


上空に冥府の獄卒の監視VTOL機が旋回する。


格闘は果てしなく続く。

彼に向かう亡者の群れは地平線まで広がっている。

十兵衛は亡者を倒し続ける。


暗闇の空に、雷が光った!


(柳生十兵衛がやって来る ヤア!ヤア!ヤア! 完)


(田中角栄がやって来るに つづく)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ