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世界最強都市"ヨミ"の魔王  作者: きなもち☆♪
第1章 魔王ユキヨミ編
12/13

第12話 雪斗とステイタスカアド

コメントよろ☆

「【ツキミ】出て来ていいぞ」

『流石雪斗様です!門番を追っ払うなんて』

「どうやらあいつらは俺の敵のようだ」

『まぁ恐らく、あの人たちは上に報告しにいったんだと思いますが、入りますか?」 』

「ああ」


 門を通るとトンネルになっていた。トンネルをくぐるとそこには、店や家が並んでいて、商業人達の血気盛んな声が溢れている。


「とりあえずあいつらが言ってた“ステイタスカアド”を作りに行くか。なぁ【ツキミ】“ステイタスカアド”って何なんだ?」

『“ステイタスカアド”とは、身分証のようなものです。小さな紙に、マナを注ぎ込むと、マナを注いだ人のデータが紙に写るんです。その人の Lv. 使える魔法 身体能力や歳などが写ります。それを作るには、この国の中央にある、「依頼所」に行かなければいけません』

「んじゃ、そこに行くか!」


 歩いてる途中色々な店を見た、野菜や果物などを売っている所や、武器や防具を売っている所、そして宿屋……


「そーいえば、俺らってどこで寝るんだ?」

『そうですね…あっ「依頼所」の近くに人気の宿屋があります!そこにしましょう』

「でも俺ら、金ないじゃん」

『大丈夫です。「依頼所」では魔物のマナストーンを換金してくれる場所があります。さっき取ったマナストーンのうち、いるものは置いといて他は売りましょう』

「そーするか」


 そして雪斗達は、歩くこと40分、「依頼所」に着いた。中は、日本で言うところのBARと市役所を合わせたような場所だ。バーカウンターの横には、窓口のような場所もある。


「いらっしゃい」


 そこにいたのは、エプロン姿の40代位の少し太った女性がいた。名前は、キャサリンというらしい。


「おばさん、“ステイタスカアド”を作りたいのと、マナストーンを取って来たから換金してくれ」

「はいよ、ちょっと待っててね………はいっ“ステイタスカアド”とナイフだよ、これで指の先を少し切ってここに血を一滴流しておくれ」

「わかった」


 雪斗は指先をナイフで切り、一滴の血を流した。


 すると紙はみるみるうちに文字が刻まれていく。

 そこに書いていたのは…


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 名 真田 雪斗 歳【16】

 Lv.8 極級 称号 最強魔法師


 M 25300 P 8100 S 9500

 魔法名


 ファイアⅢ ファイアバレット アクアⅢ アクアバレット サンダーⅢ サンダーバレット ワープⅡ


 固有魔法


 空間操作 植物生成 神速 飛行 夜行性 光合成

物体強化

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ちなみに平均的なステイタスカアド)

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 名 ?? ?? 歳【?】

 Lv.4 中級 称号 新中級の赤の魔法師


 M 2000 P 1900 S 1700

 魔法名


 ファイア ファイアボール レッドクロー


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 Mはマナ Pはパワー Sはスピードだ。

 …

 ……

 ………

 …………


 明らかに雪斗の場合は桁が違う。それを見たキャサリンは……


「ばっ、ばけものぉ!!!」


 その声に、酒を飲んでいた大人達も雪斗達を注目した。

 雪斗は何故注目され、化け物扱いされたか分からなかったが、とりあえずステイタスカアドは作れたのでそれを取ったのち、


「俺をばけものと呼ぶなんてひでぇな……とりあえずこのマナストーンを換金してくれ」

「え…あ。はぁ、い……」


 キャサリンの声は、サバンナでライオンと会ってしまった子供のようだった。


「これは……『ジェットベアー』のマナストーン!!こっちが『ラフレジア』のマナストーン……」

「鑑定終わったか?」

「は、はい。合計で100ゴルです」

「サンキュ」

(思ったより多かったな…日本円にして10万か…結構すごいな)


 そんな事を思っていると…


「ちょっと待ってください!!!あなたは一体何者なんですか?マナの量もおかしいし、そもそも称号が最強魔法師だなんて…それに人族には無いはずの固有魔法まで持っているなんて……」

「そんなん俺に聞くな」

「それじゃぁ……」


 キャサリンが何か言おうとした時…


「いたぞっっ、俺達に暴力を振るった冒険者だ!」


固有魔法は通常人族は持っていません。

P パワーは筋肉、握力などの事

S スピードは足の速さや、ジャプ力



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