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◇後書きという名の無駄話◇

※後書きのふりをして名作ゲームの話とかをしてるので、ゲームをやらない人には意味不明な箇所が多いと思います、ご了承ください。


 小説家になろう読者の皆様、こんにちは。

 ゲームはとことんまでやり込む派なせいで、逆にやりこむ時間が取れないからプレイしないという、本末転倒な事になっている夏希のたねです。


 小説、漫画、アニメ、ゲームと、物語を表現する媒体は沢山あるわけですが、その中でも一番『キャラクターの強さを明確に表現できる』のがゲームだと思います。

 例えばバランスブレーカーの代名詞である、FFTのオルランドゥなどがそうです。

 剣聖、雷神シドなどと呼ばれる凄腕剣士ですが、老人なので現実的に考えれば体力が衰えて弱っていそうですし、FEプレイヤーなどは見た瞬間「成長率低そうだな、ゴミめ」と二軍送りにしそうなキャラです。

 しかし、実際に使ってみると「全部あいつ一人でいいんじゃないかな?」が冗談で済まない、本当に一人でゲームクリアできるぶっ壊れキャラだったという……。


 こんな公式チートキャラを表現できたのも、ゲームが数値という明確な強さの基準で出来ているからでしょう。

 攻撃力100は攻撃力10より強いといった感じで、単純明快にして絶対的な基準で、キャラの強さを比較できます。

 なにより、ゲーム内で実際に戦わせてみれば、勝敗が決するからです。

(オルランドゥの場合は、他のキャラよりも速い強い、技の射程が長い広い、さらに必中、ついでに回復しつつ攻撃も可能と、所持品のお陰もあるとはいえ、本当に酷いチートっぷりでした)

 ただ、数字でハッキリと明記してしまうからこそ、伝説の武器が市販の武器より弱いとか、強そうに見えてレベルや特技が低くいドラ〇ゴの引換券とか、シナリオと数値の乖離した悲劇が起きるのですが……


 対して小説や漫画だと、どうしても作中の描写による比較でしか強さを計れません。

 岩を砕いたAは、山を砕いたBより弱い。

 Aに勝ったB、Bに勝ったC、つまりAよりCの方が強い、といった感じにです。

 そのため、「作中最強と言われているが、一度も戦った事がないD」なんてキャラが出ると、「こいつ本当はCより弱いんじゃね?」とか言われてしまいます。

(ゲームにも、数値が設定されていない=殺せない=ある意味最強、な悪役とかいますが)

 また、今までの描写ではC>B>Aなのに、AがCに勝ったりする事があります。

 狡猾な作戦だったり、偶然の幸運だったり、突然の覚醒だったりで、勝たせてしまう事ができてしまいます。

 そのため「ご都合」「主人公補正」と叩かれる事もよくあるわけでして。


 ゲームの場合も攻撃の命中率とかスキルの発動率とか運要素があるので、弱者が強者に勝つ事も決して0ではありません。

 ただ、命中率90%など、運要素も数値で管理されていますから、何回も試行を繰り返せば勝率という形で答えを出せます。

 そんな感じで、数字という誰が見てもハッキリと上下が分かる形で、キャラクターの強さを表現できるのが、ゲームという媒体の長所だと思います。

 そして、この長所を小説にも取り込んだのが、昨今のステータス系のお話ですね。


 このステータス系小説は「こんなの小説じゃない!」と嫌っている方もいると思いますが、ちょっとお待ちください。

 そもそも、ステータスの元であるテレビゲーム、もっと言えばド〇クエやウィザー〇リィといったファンタジー系RPGさえ、大本はペン、紙、ダイスを使って遊ぶTRPGのルールブックから生まれた物です。

 さらに、TRPGを一人でも楽しめるよう、ソロシナリオやゲームブックも発売されてきました。つまり――


「ステータス表記はゲームではなく、書籍から誕生した手法であり、これを小説が取り入れるのは三十年以上前からの必然だったのだよっ!」

「なっ、何だってぇぇぇ―――っ!?」


 というのはもちろん冗談ですが、

 個人的な感想を言うと、私はロードス島戦記のリプレイを読んでハマったのが切欠で、ファンタジー方面に足を突っ込んでいったタイプなので、ステータス表記が出てきてもリプレイを読んでいるような感覚で、あまり気になりませんでした。

「小説じゃない」と言われたらそうかもしれませんが、「Gガ〇ダムはガン〇ムじゃない? でも熱くて面白いロボットアニメだよ」と返す、あまりこだわりのないタイプなので、面白ければ別に良いと思っています。


 ただ、ステータス系の話を読んでいると、「数字で能力が決められているって事は、数字が使える人間or知的生命体が、ステータスの基準を管理しているんだよな……」とつい疑問に思っていました。

 そこから生まれたのが本作という訳です。


 ちなみに、主人公の師匠に関しては、香港の武侠小説家・金傭先生の『笑傲江湖』などで存在が語られる、最強の武術家『独孤求敗』をモデルとしています。

 封剣式や散星小法なんかの技も、笑傲江湖の中で出てくるものが元です。

 金傭先生の武侠小説は「Gガ〇ダム」とか「鋼殻のレ〇オス」とか「鬼〇街」とか、様々な作品に影響を与えている面白いお話ですので、一度読んでみる事をお勧めします。(ダイレクトマーケティング)

 わりと図書館に置いてありますので、購入せずとも読めますしね。

 私のイチオシは先程上げた『笑傲江湖』です。

 小説の作法を逆手にとった仕掛けで戸惑ったり、超イラッとさせられるヒロインとか出てくるので、昨今のストレスフリーな作風とは真逆ですが、主人公の快男児っぷりとか、強さのバランスとかが凄く好みなのです。

(NTRとか超不幸な主人公が好きな方には『連城訣』をオススメ致します)


 そんなこんなで、本編とは関係のない話ばかりしてしまいましたが、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。


 追記・ファンタジー世界なのにドワーフ娘(ロリ)もホビット娘(ロリ)も出てこなかった事に関しては、伏して謝罪致します。

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