2013年シーズン選手名鑑
監督 ヘンドリック・バドマン
1953.10.23生 59歳
デンマーク出身
前職・デンマークサッカー協会理事/1年目
現役時代はストライカーとして5カ国で活躍し、ロシアリーグでは得点王に輝く。日韓W杯では通訳として代表チームに帯同。若くしてグルジア代表のヘッドコーチを務め、ドイツ5部のクラブを2部にまで押し上げるなど腕は確か。奥さんが日本人で日本語は堪能な上に漢検5級に合格している。
選手
①生年月日②身長・体重③血液型④利き足⑤出身地⑥リーグ戦通算出場(J1・J2)⑦リーグ戦通算得点(J1・J2)⑧前所属
GK 1 天野大輔 Daisuke AMANO
①1993・10・25 19歳②186・69③A④右⑤大阪府⑥0・8⑦0・0⑧和歌山U-18
出場した8試合中5試合で完封を記録するなど、安定感は若手No.1と呼び声高い。シーズン終盤の負傷で長期離脱しているが、「昇格が決まるまでには復帰したい」と意欲満々。最近はツイッターもはじめた。
DF 2 猪口太一 Taichi INOGUCHI
①1994・4・1 18歳②165・60③B④右⑤滋賀県⑥0・35⑦0・1⑧和歌山U-18
リーグ最小のセンターバックは潰し屋としての本領を発揮し、多くの長身FWを苦しめた。今季も相手キーマンを潰す役割を担う。目標はフルタイム出場と警告ゼロ。
MF 3 内村宏一 Hiroichi UCHIMURA
①1986・6・19 26歳②178・71③AB④右⑤東京都⑥0・30⑦0・6⑧ベルリンFC(ドイツ2部)
キャッチコピーの「その男、天才につき・・・」の言葉通り、奇想天外のプレースタイルはリーグを震撼させ「なぜあんなやつが入ったんだ」と多くの敵将を驚愕させた。恩師の下で優勝昇格という目標に尽力する。
ME 4 江川樹 Itsuki EGAWA
①1993・11・13 19歳②176・55③A④右⑤奈良県⑥0・10⑦0・0⑧和歌山U-18
同級生のフィールドプレイヤーで最も出場機会は少なかったが、見た目とは裏腹に屈強なマーキングで存在感は示した。ファンと公言するAKBにおける相次ぐ移籍や卒業には心を痛めている。
DF 5 大森優作 Yusaku OHMORI
①1994・2・20 18歳②190・80③O④右⑤徳島県⑥0・18⑦0・1⑧鳴門水産高
デビュー戦で一発退場を食らったものの、恵まれた体格とDF陣屈指の足元の技術で後半戦はレギュラーの座をつかんだ。カップめんが好物だが、最近の口ぐせは「どん兵衛の麺はちぢれてた方が好きだったけどなあ」。
DF 6 川久保隆平 Ryuhei KAWAKUBO
①1982・12・1 30歳②192・84③O④右⑤兵庫県⑥0・177⑦0・20⑧阪和大
多くの若手が活躍する中、一時期不振に陥りベンチを暖める日が増えた。それでも空中戦の強さは相変わらず。大森とのツインタワーはリーグでも隋一の堅牢さを誇るだろう。髪を伸ばすか検討中。
MF 7 桐嶋和也 Kazuya KIRISHIMA
①1994・2・14 18歳②168・58③不明④左⑤岡山県⑥0・33⑦0・7⑧薩摩実業高
爆発的なスピードと攻撃センスを評価されて左サイドバックに抜擢。今季もサイド攻撃を得意とするチームのキーマンになりえる存在。チョコが嫌いだがかといって辛党でもなく、ココイチのカレーは甘口でしか食べられず、寿司のワサビも苦手。
MF 8 栗栖将人 Masato KURISU
①1994・3・4 18歳②171・63③O④左⑤和歌山県⑥0・25⑦0・5⑧和歌山U-18
フィジカルの課題を克服しつつ、芸術の域にある左足を武器に多くのゴールに絡み、自らも決めた。昨年のルーキーでもっとも体を大きくした一人で「メタボにならないように」と体調管理の重要性も自覚した。
FW 9 剣崎龍一 Ryuichi KENZAKI
①1993・5・4 19歳②186・80③AB④両⑤和歌山県⑥0・42⑦0・36⑧和歌山U-18
「がむしゃらにボールを蹴りまくった」結果、2位以下を大きく引き離して堂々の得点王に。新監督からは「一世紀に一人の逸材」と賞賛されている。食事量も怪物級で、回転寿司は50皿はいけるという。
MF 10 小西直樹 Naoki KONISHI
①1990・2・12 22歳②180・65③B④両⑤愛知県⑥0・28⑦0・3⑧阪和大
プロの壁を痛感した一方で、自分の武器が何かを追い求めた。本来のトップ下でプレーする機会は少ないが、与えられた仕事はきっちりこなす職人。実はペーパードライバーだということが発覚。
MF 11 佐久間翔 sho SAKUMA
①1986・7・4 26歳②175・70③AB④左⑤兵庫県⑥10・88⑦1・9⑧横浜NM
昨年途中からレンタルで加入。「素質は代表クラス」と言われ続けてきたが、「自分の性にしっくりくる」サッカーに出会ったことで覚醒した。ライバルも増えた右サイドバックのポジションを守りきれるか。
DF 13 村主文博 Fumihiro SUGURI
①1983・3・13 29歳②178・69③A④左⑤神奈川県⑥0・136⑦0・2⑧湘北大
桐嶋と併用され続けたが、安定感ある守備で終盤にポジションを取り返した。毎年のように料理のレパートリーを増やしてきたが「勝負の一年だから」と、趣味を封印するほど不退転の決意で今季に挑む。
MF 14 関原慶治 新卒 Keiji SEKIHARA
①1990・8・2 22歳②174・73③不明④左⑤山口県⑥0・0⑦0・0⑧尾道工科大
今回の入団にいたるまで極めて無名の存在で、同大学初のJリーガーとなった。獲得した片山スカウトいわく「『能ある鷹は爪を隠す』を体言している。まさに埋蔵金を掘り当てた気分」と太鼓判の逸材。
DF 15 園川良太 Ryota SONOKAWA
①1989・8・16 23歳②187・79③O④右⑤大阪府⑥0・22⑦0・1⑧阪和大
開幕当初はレギュラーをつかんだが、川久保の復調や大森の覚醒で終盤はベンチ入りがやっとだった。ポテンシャルは十分なだけに、2年目はレギュラーで1年を過ごしきりたい。
FW 16 竹内俊也 Toshiya TAKEUCHI
①1993・11・23 19歳②180・69③AB④右⑤埼玉県⑥0・40⑦0・22⑧和歌山U-18
類まれなサッカーセンスは1年目から随所に発揮され、J2のMVPを受賞。ゴールもアシストも計算できる万能ストライカーが、チームの命運を左右するといっても過言ではないだろう。
MF 17 チョン スンファン Chon SungHwang
①1977・7・30 36歳②178・69③O④右⑤韓国⑥81・151⑦9・27⑧神戸
日韓W杯に出場した闘将ボランチも今年7月で37になる。昨年終盤はセンターバックに回って最終ラインを支えた。再びJ1でプレーする夢をかなえるべく、若い選手を声とプレーの両方で引っ張る。
FW 18 鶴岡智之 Tomoyuki TSURUOKA
①1987・11・14 25歳②198・80③不明④右⑤千葉県⑥0・36⑦0・12⑧シドニーユナイテッド(オーストラリア)
新・紀州の摩天楼は他クラブの脅威となり、空中戦の勝率はリーグでもトップクラス。入団当初は用意された選手寮で何度も頭をぶつけ、1年たってだいぶ慣れたが、急いでるときは今でも額にこぶを作ってしまう。
MF 19 手塚弘幸 移籍 Hiroyuki TEZUKA
①1985・9・3 27歳②175・68③B④右⑤埼玉県⑥3・57⑦0・2⑧福岡
トライアウトを経て加入したサイドアタッカー。正確なクロスとボランチもできる器用さを持つが、一番の売りは目ざとさで、初めての土地もカーナビなしで目的地までたどりつける。
GK 20 友成哲也 Tetsuya TOMONARI
①1993・12・31 19歳②176・65③AB④両⑤東京都⑥0・33⑦0・2⑧和歌山U-18
キーパーでありながら敵陣に攻め込んでゴールを決め、本業も脅威のセーブ率を誇った21世紀のレネ・イギータ(元コロンビア代表)。キックボクシングで汗を流し、TWO-MIXの音楽を聞くのがリフレッシュ方法。
MF 21 長山集太 移籍 shuta NAGAYAMA
①1987・3・13 25歳②172・65③不明④右⑤山口県⑥0・79⑦0・1⑧尾道
JFL時代から所属した尾道で出番を失い移籍を決断。「突貫小僧」の異名どおりスタミナ、スピードは申し分ない。クロスの精度を上げればレギュラーは近いだろう。
FW 22 西谷敦志 Atsushi NISHITANI
①1993・6・23 19歳②180・76③B④左⑤東京都⑥0・26⑦0・8⑧薩摩実業高
2度の戦線離脱がありながら、8得点は上々の数字と見ていいが、本人は「今年は30点取らないと虫が治まらない」と意気軒昂。激化するFW戦争をどう生き残るかが注目される。
DF 23 沼井琢磨 新加入 Takuma NUMAI
①1993・6・6 19歳②180・74③A④右⑤神奈川⑥0・0⑦0・0⑧佐蒲急便FC
練習試合で当時の今石監督(現GM)の目に留まり、クラブの解散に伴いヘッドハンティングされた。フィジカルはもちろんテクニックもあり、攻撃的センターバックとしてアピールしたいところだ。
MF 27 久岡孝介 新卒 Kousuke HISAOKA
①1991・1・7 21歳②170・63③AB④右⑤静岡県⑥0・0⑦0・0⑧駿河水産大
サッカーどころで産湯を使って以来、多くのスカウトが注目し続けた天才肌ボランチ。「レギュラーとして一番期待してくれた」熱意にほだされて和歌山入団を決断。個性派集団にはまればさらに化けかねない。
GK 30 本田真吾 新卒 Shingo HONDA
①1994・7・22 18歳②190・75③O④左⑤和歌山県⑥0・0⑦0・0⑧和歌山U−18
長身長躯を誇るアガーラの若きスパイダーマン。ユース時代は友成と天野の背中を追いかけつつ、ヤジ将軍として目立っていた。まずは第3GKからのスタートとなる。
MF 31 マルコス・ソウザ 移籍 MARCOS Sousa
①1977・5・13 36歳②178・75③A④両⑤ブラジル⑥101・137⑦9・25⑧湘南
多くのクラブで昇降格の経験を請負人。一昨年に日本人女性を伴侶に迎え、刺身やたたきを愛する親日家。日本語も問題ない。
DF 32 三上宗一 新卒 Sohichi MIKAMI
①1994・6・8 18歳②167・53③A④両⑤奈良県⑥0・0⑦0・0⑧和歌山U−18
両サイドをそつなくこなす小兵。瞬発力は目を見張るものがあり、常にアグレッシブな姿勢もプロ向き。横一線の右サイドで抜擢の可能性もある。
DF 34 米良琢磨 新卒 Takuma MERA
①1995・3・5 17歳②177・69③不明④右⑤三重県⑥0・0⑦0・0⑧和歌山U−18
タックルの上手さと大声にに自信を持つセンターバック。飽和状態のレギュラー争いへ鼻息は粗い。実家は味噌カツ屋を営む。
FW 36 矢神真也 新卒 Shinya YAGAMI
①1995・1・17 17歳②166・59③AB④右⑤大阪府⑥0・0⑦0・0⑧和歌山U−18
「才能は剣崎、竹内よりある」と今石GMが太鼓判を押すストライカー。裏へ抜け出す突破力と感性は既にJ1レベルで、ジョーカーどころかスタメンも十分奪える。ただし機械オンチぶりも抜きん出る。
MF 38 結木千裕 新加入 Chihiro YUUKI
①1994・1・28 18歳②175・69③O④右⑤千葉県⑥0・0⑦0・0⑧出雲蹴球倶楽部
昨年の天翔杯で対戦した折に今石GMの目に留まり獲得に至った快速ドリブラー。沼井とは横浜ユース時代のチームメートだった。海水浴が好きで昨年夏は人生で初めて日本海を泳いだ。
GK 40 吉岡聡志 移籍 Satoshi YOSHIOKA
①1980・8・9 33歳②185・80③B④右⑤群馬県⑥10・25⑦0・0⑧仙台
3度目の移籍となったさすらいのキーパー。一気に若くなったGK陣を引き締める役割を担うが、「一度くらいは正GKになりたいね」と虎視眈々。
MF 41 ロイ・ランデル 新加入 Roy LANDER
①1985・8・4 27歳②179・77③右④A⑤ニュージーランド⑥0・0⑦0・0⑧ACブリスベン
クラブ初の現役A代表選手。初めての北半球クラブへの移籍について「人生への試練」と語る。ハングリー精神も旺盛で、現在は日本語と箸の使い方を習得すべく奮闘中。
あー大変だった(笑)