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魔法使いの菓子屋  作者: クドウ
第五章
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「見つけた」


「!?」


ブラックマンはリンクやオースティンと一緒だった。

まぁ誰がいても関係ない、ブラックマンは確実に仕留めたい。


「邪魔はされたくないんだよね」


ゴーレムを2体生成する。

リンクとオースティンを抑えるためだ。

その間にブラックマンと対峙する。



「お久しぶり、ブラックマン侯爵子息殿」


「くっ・・・!」


何だか悪役気分だ。


「いやあ、実技1位のブラックマン殿に、是非、練習の成果を見て頂きたく」


ブラックマンの火系魔法を避けながら掌を空に向ける。

やっぱりインパクト狙うなら龍だよね!


地属性の龍、それも巨大なものを作り出す。

かなりでかいので遠目からでも龍の存在は見える筈だ。

きっとマーサやトマはイチイがブラックマンと対峙していること悟るだろう。


「ひぃっ・・・!」


腰を抜かしてしまったブラックマンの横を地の龍が舞う。

リンクとオースティンも呆気に取られている。

油断してるとゴーレムに球体割られるぞ。


地の龍は大きく口を開けてブラックマンを飲み込む――――――――――





寸前で小さくなり、球体に突っ込んだ。

ブラックマンは恐怖で失神。


巡回で近くにいたセルゲイも青くなっている。

トラウマ・スイッチ?



その後地魔法の仲間と合流し、順調に球体を割り歩く。

制限時間前に地魔法以外全滅で、実習は終了した。



実習点は100Pt、語学も順調で650点だった。

次からは無詠唱も可能になるし、自然魔法実技が50点以上取れるようになる。

授業にも参加出来るし楽しみだ。

今までほぼ自主学習だったし。



春期休暇はレンが忙しいのでどこにも行かず店を営業することにした。

スーが帰省するというので魔方陣を預けたのでその実験をする。

これが成功すればカカオの仕入れも楽になるし、スーも頻繁に実家と連絡が取れるようになる。






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