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立つ鳥跡を濁さず

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 私は、人類でたった一人の突然変異個体だった。

 

 鳥と人間のハーフ、それが私だった。

 

 私の背中には生まれたときから白銀の翼が生えていた。西洋の絵画に描かれるペガサスのような力強くて筋肉の詰まった翼。テントの骨組みのように太い骨格が浮き出て血の通った生々しさももっている。しかし一方で、この世のものと思えない星の輝きのような光沢も羽毛から放たれていた。

 

 この翼があればどこまででも飛べた。どんな有能なスポーツ選手であっても、どんな万能な科学技術を有した飛行機であっても、どれだけ飛翔能力に特化した鳥であっても、私より高く飛べるものはこの世の中になかった。雲よりも高く太陽よりも高く飛べるのが私だった。

 

 人は翼を見て奇跡という。しかし、奇跡の翼が人間から生えてる様は異様だった。人は私を見て化け物と呼んだ。

 

 どのようにして翼が与えられたのかはわからず、現代の科学力をもってしっても解明できるものではなかった。私はかつて試験管ベビーだったのだが、受精卵としてフラスコの中にいるとき、とあるマッドサイエンティストによって鳥の身体の機能を一部持つように遺伝子を改変されてしまった。そのマッドサイエンティストは現在国内で指名手配されており、今のところまだ所在もつかめていない。 


 遺伝子の異変には当時どの学者も気づかなかった。マニュアル通りに受精卵の私は実の母親でない出産母の子宮に着床された。彼女の腹の中で私はすくすく成長していったが、神の翼はエコーには映らずレントゲンでも映らず、結果的にそれが出産母の命取りになった。しかし、看護師や医師などのプロフェッショナルを含め、当時の誰もそんな未来を予想する者はいなかった。


 すでに出産予定日に突入しており、いつ生まれても不思議でない状況だった。試験管ベビーという特殊性もあって、出産母は早くから入院し始めていた。四人部屋だったのだが、彼女以外のベッドは時期的に偶々埋まってなかったらしく、その後起こる惨劇を見て健康被害を被った可能性を考えれば、それは不幸中の幸いだったのだろう。


 出産母から噴出した血の噴水は向かいの壁までもを赤く染めた。洪水のように床中を満たし、茶色い床板をどす黒い赤紫に塗り替えた。彼女の身体から伸びるコードがナースコールを鳴らして異常を知らせた。呑気な鼻歌を歌いながらやってきた看護師が見たのは扉下の遊びから漏れ出た血の水溜りで、大地を叩き割るような彼女の悲鳴は病院中の医者と看護師を呼び寄せた。


 そして、割れて潰れた水風船のような妊婦の腹の上にいたのが、白銀の翼をもった小さな赤子だった。


 物心ついてから聞いた話なのだが、妊婦の腹を裂いたのは翼にあった一枚の羽根だったそうだ。それが彼女を絶命させ、病室を一面赤色に変えてしまった。ナイフのような羽根をもってして、彼女は刺殺されてしまった。


 生まれてからしばらく私の所在は落ち着かなかった。


 実の両親は異形の化け物を容赦なく捨てた。こんな奇異な生き物を引き取ってくれる児童養護施設も見つからなかった。と思ったら、私の特異さに金の香りを嗅ぎつけたならず者が手をあげてきたりもした。押しつけ合いのように日夜議論が交わされた。その結果、最終的な引取り手に選ばれたのが大して意外でもないだろう、国営の科学研究所だった。


 幼い頃から白衣の大人たちに囲まれて育った。幼児らしく玩具や絵本を与えられたけど、それらに対する私の興味は一週間ももたなかった。私の興味関心が向いたのは科学知識の探求だった。世界でただ一つの翼をもつ私は、頭脳まで卓越してるわけじゃなかった。けれど、言葉がわからないなりに科学図鑑を何度も読み返して、そのうちに、三歳になる頃にはその内容を一文字違わず記憶していた。


 知識欲も十分に満たされ、それなりに快適な生活を送っていた。



 私と接する大人たちの瞳には誰もが好奇心の色を覗かせていたけれど、彼らの瞳には幼児を愛おしむ温かみも同居していて、だから私は愛情に飢えた子供ではなかった。中でも可愛がってくれたのが、渡嶋さんという中年の女性だった。


 彼女は研究者ではなく、用務員だった。彼女の瞳にも好奇心の色はあったが、それはむしろ私への愛情を強めてくれるスパイスとなった。自分の仕事をサボって、度々私に構いにきては、後輩にサボってるところを見つかり、説教を受けてペコペコ頭を下げて、それなのにまた性懲りもなく仕事をサボっては私のいるところへやってきて、ひたすら同じことを繰り返していた。


 本当に私が好きだったようで、一般的な子供が喜びそうな玩具だったりお菓子だったりをどっさり差し入れにもってくるのだが、図鑑一辺倒だった私はそれらの差し入れをことごとく無視した。それでも彼女はめげずに差し入れを続け、いつも私がお菓子を途中でポイすると、お決まりのような「また太っちゃうよ」という台詞を吐いたあと、その残り物をむしゃむしゃ食べていた。


 仕事サボって私の代わりにお菓子を食べて、そこをまた後輩に見つかって今度は倍の怒りで怒られた。渡嶋さんには学習するという概念がなかったのかもしれない。それとも幼児の愛おしさの前には怒られる辛さなんて微々たるものだったかもしれない。


 図鑑を丸ごと記憶した私は、学術書やレポートを読み漁るようになった。研究所という建物内では三歩歩けば新しい書物と出会うことができて、思う存分知識欲を満たすことができた。小難しい英単語や曲がりくねった数式の意味は始めはわからなかったが、何年も読み返すうちに徐々に理解できるようになった。


 小学校にも中学校にも通わなかった。あどけない子供たちの群れに入れられて、奇形の化け物が虐待を受けないはずはなかったし、私を貴重な観察対象とみなす研究所の連中にとっても、私の身に危険が迫るのはあってはならないことらしかった。


 12歳になって、一般的な子供なら中学校に上がる年齢になった。私は書物を捨てた。幼少期からあらん限りの科学知識を詰め込んでいて、私にわからないことなんてもうほとんどなかった。知識欲が飢えを求めることもなかった。その頃には研究所の一員として実験で助手的役割を務めることもあったし、その後も気分転換に手を貸すことはあったが、私の興味は実験や探求よりも空を飛ぶことに向いていた。


 研究所というコンクリートの要塞から外に出たことはなかったが、窓から見える青い空や白い雲には憧れていた。空が青いのは青の光の波長が短いから。白い雲は小さな水の粒や氷の粒や塵が集まってできている――原理はわかっていたけれど、ずっと遠い存在だった。窓越しでしかあれらの鮮やかな色を見たことがなかった。剥き出しの瞳であの空を見たい。剥き出しの瞳であの青さや白さを思う存分堪能したい。


 もっとできることなら、あの空へ手を届かせたいとすら思っていた。


 私にはそのための翼があった。研究所の誰の背中にも、世界中の誰の背中にも生えていない私だけの翼――。


 たまに青い空を横切る小さな点があって、目を細めると、それらの背中にも私と同じようなものが生えていた。私のより小さかったが、彼らはその小さな翼を懸命に動かして青い海を泳いでいた。遮るものは何もないどこまでも続く空。ときに一羽で、ときに群れをなして泳ぎ続ける彼らはとても自由で優雅だった。


 私もああなれたらいい。


 私もあんなふうにどこまでも伸び伸び泳ぎたい。


 不満を溜めた自分の翼がそう叫んでるのがわかった。しかし研究所を抜ける理由も特になかったし、職員たちには育ててもらった恩があるから、彼ら全員を蹴散らして脱走したりもするわけにはいかなかった。何より私には、ここを抜け出して一人で生きていく勇気がなかった。 


 ずっとこの小さな建物の中に閉じこもって過ごしてきて、本ばかりと向き合って暮らしてきて、自分にサバイバル能力なんてあるとは思えなかったし、年齢としても私はまだ子供で独り立ちできるほど成熟もしていなかった。飛び方なんていざ飛び出してから考えればいいと考えるのが、この問題に蹴りをつける最短の道なのだと思うけど、いざその一歩を踏み出そうとすると足がすくんでしまう。最初の一歩は遠かった。


 13歳の誕生日を迎えた日、渡嶋さんがホールケーキを持って私の部屋に現れた。研究所では5日に一回は誰かの誕生日だったし、彼女を除けばこうやって私を祝ってくれる人間もいなかったので、毎年ありがたいと思っていた。私がケーキの三分の二を、渡嶋さんがケーキの三分の一を食べ、お互い腹を満腹に膨らませた。


「翔ちゃんもこんな大きくなったのねえ。おばさん感激だわ」


「研究所の皆さんのおかげです。もし外の世界で育ってたら、私は翼を持ったまままともな生活を送ることはできなかったでしょう」


「そうねえ」


 渡嶋さんはそこで少し言い淀んだ。


「どうしましたか?」


「いえ、ねぇ。本当は翔ちゃんにはもっと大きな世界を見せてあげたいんだけどねえ。こんな頭の固い大人ばかりの閉鎖的なところじゃなくて、海外でもどこでももっと広いところに連れてってあげたいんだけど」


「でもそれは実現が難しいでしょう。私みたいな異形が居られる場所なんて滅多にないでしょうし、研究所の彼らだって研究対象として私を必要としています」


「そうなんだけどねえ」


 彼女が顎に手を当てると、皺ができて三重顎になった。皺から悩ましさが伝わってくる。


「ずっとここいるわけにはいかないってのは翔ちゃんもわかってるでしょ?」


「ですけれど、どこに行けばいいのかがわかりません」


 ずっと望んでた空にいって、その後どうすればいいのだろう。窓からいつも眺めてるあの青ささえ体験してしまったら、私の欲望はすべて満たされてしまうような気がする。


「じゃあおばさんをエジプトに連れてってよ」


「どうしてエジプトなんです?」


「一度見てみたかったのよねえ。ツタンカーメン」


「ただのツーリズムじゃないですか……」


 冗談だわよーというように彼女は笑って肩をバシバシ叩く。私は行ったことなどないが、なにやら大阪という土地には彼女に似た生物が大勢生息しているらしい。


「どこでもいいのよ、そんなの。ヴェネツィアでもハワイでも、オーストリアでも」


 彼女はまだ快活に笑ってる。


「……もし、もし私が本当に外に出たいといったら、おばさんは私を応援してくれますか?」


「もちろんよ」


 渡嶋さんは真剣な表情をつくって言った。


 しかし、本当に渡嶋さんの協力を期待していたわけじゃなかった。彼女の思いは本物だとわかっていたけど、この堅牢そうな建物に対して、ひ弱なおばさん一人が太刀打ちできるとも思えない。


 誕生日に交わした会話は実現しえない夢を見るためだけの会話で、一瞬心地良くなるだけの会話で、それは大人が「宝くじ当たったら何に使う」と話し合うのと同じようなもので、叶わなくても会話をすること自体に価値があるものだった。


 最初からそんなふうに決めつけていたから、渡嶋さんの本心に気づけなかったのだろうと今なら思える。


 あの日から彼女は急激に太り始めた。風船に一気に息を吹き込むように身体がゴムになってしまったかのように彼女の体系は日に日に球形に近づいていった。用務員の緑の制服は熟れた果実のようにパンパンでボタンが今にも弾け飛びそうだった。いつすれ違うときでも彼女は何かを口にしていた。耳にした噂によると、一日24時間中、休まずにひたすら食べ物を摂取し続けているらしかった。 


 成長期の私はその頃には渡嶋さんと背の高さが並んでいたのだが、身体の横幅と奥行きにはそれぞれ2倍の差が生まれてしまっていた。つまり体積においても、体重においても4倍の違いがあるということで、いよいよ彼女の健康が心配になるくらいだった。糖尿病か腎臓病かわからないが、何かしらの生活習慣病に陥ってしまうのではないだろうか。もしくは病気を危惧する前に、限界を迎えた風船のように、パンッと身体が弾けてしまうのではないだろうか、とも思っていた。


 誕生日から2カ月ほど過ぎた頃、渡嶋さんが私の部屋に訪ねてきた。彼女は入り口で苦戦していた。何度入ろうとしてもお腹がつっかえてしまって、長方形の空間を通り抜けることができないようだった。最終的にお腹を横からムギュッと押して、制服のボタンをより危機的状況にさせて通り抜けることに成功した。


「おばさん、もうあんまり食べ過ぎないほうがいいと思いますよ。これ以上の過食は本当に命にも関わるでしょうからどうか控えてください」


 ふーふーと走り終えた後のように呼吸を整えて、


「誕生日に話したこと憶えてる?」


「誕生日に話したこと?」


「ここから抜け出すことに協力するって約束したじゃない?」


「確かにそうでしたけど」


 あれはただの夢物語で、誕生日で浮かれてただけだ。


「私も色々作戦を考えたのよ。翔ちゃんにはやっぱり広い世界を知って欲しかったから。 そして最後に行き着いたのがこの作戦なの」


 丸いお腹をポンポンと鼓を打つように叩いて言った。実際に出た音はボフボフという不健康そうな音だった。


「作戦ってどういうことですか? おばさんが丸くなることと私が外に出ることにどういう因果関係があるのです?」


「問題は翔ちゃんのその翼よ。私に変装しようとしてもどうしてもその大きな翼が邪魔になって、容積的に不自然になってしまう。けれど私がこうして太ることで、翔ちゃんと入れ替わるときにも翼分の言い訳がつく」


「入れ替わりって、私たち入れ替わるんですか?」


「だってそれしかないでしょう? 武力で対抗しようったって、向こうはガリ勉でも成人男性の集団なのよ。もちろん女性もいるでしょうけど、それだってあっちの味方だわ。とても成功率が高いとは思えない」


「だからって入れ替わりって……すぐバレてしまいますよ」


「そんなのやってみなくちゃわからないじゃない」


 言いながら渡嶋さんは制服のボタンを外し始めた。一つ外すごとに今にも飛び散るんじゃないかと私は気が気でなかった。やがて上から下まで全部のボタンを外し終えると、中からボロボロとタオルの塊が落下してきた。 


 サウナ後のように息をついてから、


「もう本当息苦しかったわー」


 手のひらで額の汗を拭った。


「どうしてタオルなんて……」


「さすがの私も2カ月でここまで太れないわよ。この制服着てる限りじゃ、タオル入れてることなんて誰にもわからないだろうから」


 自分の身体を見下ろして、


「あら? もしかして私、全然体型変わってなかったりして……」


 ……しませんとは心の中で呟いた。確かに制服のボタンを留めてたときより体型の丸さは収まってるけど、それでも誕生日のときと比べれば脂肪の総量は増している。


「まあいいわ、翔ちゃんこの制服着てみてごらん」


 今脱いだ制服を私に差し出す。言われるがままに、翼を身体の前に折りたたむようにして、制服の袖に手を通した。


「あらー、ちょうどいいじゃない。やっぱり翼が大きかったのねえ」


 伸び伸びになった制服は窮屈さがなかったし、渡嶋さんの温もりもほのかに感じられて不快ではなかった。


 彼女は制服のズボンも私に渡し、私はそれを履いた。上半身は彼女の脂肪と私の翼の容積が釣り合ってたから良かったものの、下半身に関してはただ脂肪の分だけダボダボになってしまっていた。その空間を埋めるために床に転がってるタオルを再利用した。


「うんいいじゃない。後制帽を被ればもう入れ替わり完了よ」


 下着とシャツだけのだらしない姿になった渡嶋さんは満面の笑顔でそう言った。


「あのぅおばさん。私がここから抜け出したとして、その後おばさんはどうするんですか?」


「そんなの翔ちゃんが心配しないでも、何とでもなるわ。私って顔が広いんだから一番偉い知人に掛けあえばほんの少しのお咎めで勘弁してもらえるでしょ。職員から白い目で見られたり、食堂のおばちゃんに量減らされていじわるされちゃったりするかもしれないけど、そこは私の愛嬌でなんとかなるわよ」


「楽観的過ぎます! あまりにも考えなしですよ!」


「いいのよこれで。息子のためだったら出来る限りのことはしたいの」


 思わず滑り出てしまった言葉に、気まずそうな表情で渡嶋さんは目を逸らす。


 彼女から息子と呼ばれるのはこのときが初めてだった。血の繋がりも戸籍上の繋がりもなかったけど、この世に生を受けてから最も長く私の傍にいてくれたのが彼女だった。この世界には血や書類上の繋がりよりも深い親子関係がある。私たちは共に過ごした時間や思い出という太い糸で結ばれあっていた。


「承知しました。お母さん」


 最初で最後になる「お母さん」呼びだと意識しながら言った。お母さんは涙を堪えるように俯いて首を振った。


 その日私は自分という存在をようやく地に足ついたものとして捉えられるようになった。


 世界のどこを探しても私のような翼をもった人類は存在しないし、私が13年間過ごしてきたこの小さな世界においても、職員らが向けてくる視線にはいつも同等の存在でなく研究対象に向けるような一段上から見下ろすような冷ややかさが含まれていた。


 差別こそされなかったが、皆心の中では「私」と「その他」と区別していた。何よりも私自身が「自分」と「その他」を別種のものと見なしてしまっていた。彼らと交わって、言葉を交わしたり、互いの気持ちを図り合ううちに人間的な温かい気持ちになることもあったが、心の一部分はいつだって翼の有無や彼らとの違いを意識していて、そんなときでも私は独房の中のような孤独感に付き纏われていた。


 その孤独感にパッと光が差したようだった。


 翼なんて関係なく、他の人間との区別なんてせずに愛してくれる人がこんな近くにいたのだ。それなのにこの事実に今日までずっと気づいてこなかった。自分は世界一の幸せ者でもあり、世界一の愚か者でもあった。


 

 ――その日の夜、私は研究所から脱走した。時間帯に関係なく、夜中であっても職員たちは研究に勤しんでいたが、緑色の制服を着て帽子を目深にかぶった私を気に止める者はいなかった。たまにチラリを視線を向けられることはあっても、彼らの瞳に好奇心の色は皆無で、私を私だと気づいていないようだった。


 表玄関から出て、生後1カ月ぶりの外の空気を味わってから、制服を脱ぎ捨てて飛び立った。青くはないが、暗く深い黒色の中へ、どこまでも泳ぐようにどこまでも沈むように飛翔し、銀色の翼を闇色一色に染めた。


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