1−3 プロン帝国との接触 前編 下
なんかタイトルが詐欺みたいになっちゃってすいませんね。
トループ王国は帝国を極度に嫌いまた国民も帝国は悪だと教わっている。
そして数ヶ月に何度か武力衝突が起きているほど仲が悪い
日本国がRA隊を発艦させる数時間前の事
トループ王国 機動強襲ドラゴン隊の隊長であるアールソンは仲間達と共に作戦を練っていた。
『日本国が今回くる艦は恐らく一隻のみだが多分日本国の後ろ盾の国のやつだろうな大方…敵が人型の何かを保有しているらしいが大方アトランティス王国の奴だろう。まあ問題ないだろう。攻撃が通用しないとも聞いているが、我らのドラゴンならば通用するはずだ。だが念には念を入れて各個撃破という方針でいく。だが大体はいつも通りのフォーメーションで行く』
『次にここの地域なのだが陸地からでは遠すぎてここの基地からの出撃で直行は無理だ。よって中継点としてアートン基地を使用する。これより15分後にアートン基地に移動する各員準備しろ』
『『『『『はっっ!!!』』』』』
その後彼は部下達と共に専用の装備などを着用しドラゴンの小屋に向かいアートン基地を目指した。
彼らが乗るドラゴンは3種類あり一つはマルトン種防御に優れており彼らがもつ装甲は攻撃特化であるスワット種の攻撃でもダメージが半減する。
2種類目はコロッド種である一般的なドラゴンよりは少し小さいがワイバーンよりもデカく小回りが効き速度もドラゴン種の中ではトップクラスに早い。
3種類目は通常のドラゴンよりも大きいオルトン種である。
通常のドラゴンよりも大きくテイムするのが難しいがその分高い防御性能、や攻撃、速度など全ての分野に特化している種オールラウンダーなのである。
だがオルトン種はこのドラゴン隊には隊長であるアールソンのみ使える種である。
その後彼らは1時間後にアートン基地に到着その後そこで物資を補給し日本国の艦を偵察するべく旅立ったのだった。
そして15分後には彼らは海にいた。
そして雲一つない空を彼らの仲間と飛んでいた。
そんな中隊長であるアールトンはレーダーを見ていたそして次の瞬間彼の目に入ってきたのは30ほどの大群だった驚くべきことにそれらは物凄く早く我々の方に迫っていた。
一体なぜバレたのだ!敵が位置を知っているのか!だとしたら相当まずい…まあいい全て蹴散らせば問題あるまい!
そんな事を考えていると部下の一人が大声で言ってきた。
『隊長!レーダーを見て下さい!!機影30機ほど我らの方に急速接近中です!』
『各員戦闘配置フォーメーションデルタでいくぞ!各員散開!速度を上げろ!なんとしてでもあの艦を発見しなければ帝国に先を越されてたまるか』
『『『はい!!』』』
クソ!!あの日本国がそこまで技術力を有しているとは!いやありえない私ですら今日知った国だぞそんな国に遅れをとっていたのか?第3国の介入か…まあいい問題はないはずだ。
その瞬間どこからともなく声が聞こえてきた
『こちら日本国宇宙自衛隊の宙母鳳凰である。国籍不明の飛翔部隊に告げる。貴機は我が艦に危険な距離で接近している。この行動は不測の事態を招く可能性がある。直ちに進路を変更し、安全な距離を保つことを要求する。繰り返す。我が艦に接近することを直ちに停止し、安全な距離を保て。応答なき場合、我々は自衛のための適切な措置を取る。』
嘘だろ敵は我々に声を聞こえさせられるほど近くにいるというのか…いや違うレーダーには他に写っていない。魔法の類か?だが通信系魔法でテレパシー以外の魔法なんぞ聞いたことがない第一テレパシーは相手に承認されなければ出来ないはず…何かの魔道具か?分からないだが警告を発しているという事は日本の艦は近いということだ。ならば大丈夫だろう
『ふざけた真似をしやがって各員、敵が見え次第攻撃開始!』
そう言うと隊の仲間たちが陣形を組み直していった。
だが次の瞬間またも声が聞こえた。
『こちらは日本国の宙母鳳凰である。国籍不明の飛翔隊に告げる。貴機は我が空母の防空識別圏に接近している。この空域へのさらなる侵入は、我が艦に対する敵対行為と見なされる可能性がある。直ちに進路を変更し、安全な距離を保つことを要求する。これ以上の接近や攻撃的な行動が見られた場合、我々は自衛権に基づく防衛措置を講じる準備がある。繰り返す。貴機は直ちに進路を変更し、安全な距離を保て』
部下達の顔色が悪くなってきた
『総員惑わされるな!敵はもう目の前にいるはずだ!』
だがまたも声が聞こえた
『こちらは日本国の宙母である。国籍不明の飛翔隊に再度告げる。貴機は我が宙母および艦隊に対し、危険な距離まで接近している。この行動は明らかな敵対行為と見なされる。我々は直ちに貴機に対して進路を変更し、100k以上のの距離を保つことを最後通告として要求する。貴機が直ちにこの命令に従わない場合、我々は警告射撃を含む自衛措置を取る準備ができている。これは最終警告である。繰り返す、直ちに進路を変更し、安全な距離を保て。』
そしてとうとう部下の一人が
『隊長引き返しましょう!!』
と叫ぶ
『だめだ!何も収穫はありませんでしたといって帰れるか!もし、したら国王に合わせる顔がない!』
『敵これより3分後に目視で確認できます!』
だがまたしてもどこから発しているのかわからない声が聞こえて来た
『こちらは日本国の宙母鳳凰である。国籍不明の飛翔隊に最終警告を発する。貴機は我が空母および艦隊に対し、極めて危険な距離まで接近しており、この行動は明確な敵対行為と見なされる。我々は繰り返し、進路を変更し、安全な距離を保つよう命令してきたが、貴機はこれを無視している。この無視に対し、我々はただちに警告射撃を実施する。貴機は直ちに進路を変更し、100k以上の安全な距離を保て。繰り返す、ただちに進路を変更し、安全な距離を保て。貴機がこの命令に従わない場合、我々は更なる防衛措置を講じる準備がある。この行動は最終通告である。』
『敵目視にて捉えました!!』
『各員戦闘開始!全機全力で潰せ!!』
そして我々は敵に攻撃を仕掛けるべく向かっていったのだ
そして部下の一人であるコロンが日本国のものであろう人の形をした何かにマルトンドラゴンのブレスを仕掛けようとしたところ突然コロンのマルトンドラゴンが断末魔を上げながら海に落ちていった。
コロンは空に投げ出されていった
あり得ない…マルトン種だぞドラゴンの中でも指折りの防御力をもつドラゴンなのに…
そんな事を考えている内に同じように部下達が同じ様に悲鳴を上げながら次々と海に落ちてゆく。
それなのに自分は何が起きているのかわからないのだ。
そして遂に私と仲間だけが残ってしまった…
彼らは絶望していた
『なぜ我らがこんなにも劣勢になっているのだ!せめていたのではないのか!』
『…あり得ない…こんなの戦争な訳がないこれではまるで虐殺ではないか!』
この人数で突撃しても結果は見えているだがここで行かなくては仲間に顔向けが出来ない!
『総員突撃用意!真ん中の奴を狙うぞついてこい!』
そう言うと彼らは泣きながらされど全力で彼とその仲間は前に全速力出た。そして彼らのドラゴンがブレスを吐く瞬間彼の目には青い海が目に入っていたそして彼らは気を失っていったのだ…
理科の成績10段階評価の内1なんですよね…どうしてだろ…
後あのドラゴン隊は生きているでしょうかそれとも全滅しているでしょうか?私まだそこらへん考えていないんですよね…なので皆さんどうなるか考えて見て下さい!




