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未来の日本 異世界に転移する  作者: 惣菊
1章 未来日本 異世界に転移する
7/43

1−2 プロン帝国との接触 前編 上

8月28日と29日の閲覧数が200回を超えたんですよ!

嬉しい限りです!ありがとうございます。


日本人の服装は外見だけなら何も変わっていません!何故ならあれこれやったら変になりそうだったから

中央暦1646年 3月8日 


その日外務局の局長であるカインは数名の部下を連れ日本国に向かうために自国の船に乗っていた。


そして次の日に日本の船に乗り継ぐことになっていた。


その夜カインは部下達と日本国について話していた。


『やはり…日本国は未知の国ですなカイン殿、文明がどこまで発展しているのか分かりませぬ最悪転移魔法で即時帝国に帰る事は出来ますが、その後の事は想像出来ませぬ』


『文明レベルが不明すぎる、多分我々よりも300年ほど技術力は進んでいるのでは?』


『確かにあのRAとやらも存在が機械だと分かった事以外何も解らないそれが分かっただけでも不幸中の幸いと言うものか…確か日本国のその船も変らしいな』


『はい。日本国の船はどうやら空の彼方にある宇宙?とやらに行くためにあの様な感じになったと聞き及んでおります』


『日本を敵に回すのは危険すぎるな…我々の攻撃は多分通じぬぞ』


『カイン殿、軍の方々がいましたら怒鳴られますよ』


『かまわん、第一あんたらも似たような事を言っているだろう』


『カイン殿、今回の対談は日本と友好的な関係が出来たら大成功です』


『そうだな日本がいい国である事を祈ろう』


次の日の朝

部下の1人が急いでカインの部屋を訪れた

『カイン殿急いで外をご覧ください日本国の船が見えてまいりました!』


『どうしたそんなに急いで』


『いいから早く来てください!』


そして部下はカインを急かしながら外に出した。その瞬間カインの目に入ってきたのはこの世の物とは思えないほど巨大な船であった


『何なのだあれは…人間が作れる物なのか…まるで要塞ではないか…あれ一つでもあれば他国を威圧する事が可能だぞ』


そして次の瞬間甲板が一人でに降りてきたのだ


『見てくださいあの甲板人が乗っていますよ


『あそこから乗れと言う事でしょうか?』


『多分な!急いで行くぞ!』


彼らはその甲板に乗り上に上がって行った。


『何なのだこれは!』


彼らの目には昨日帝都に上陸したRAがすぐ目の前を横切っていた。


『あれは昨日帝都に来た奴と同じ物ではないか!』


そんな事を話している内に見慣れない服装をした人々が我々の方に向かってやって来た。


『こちらはプロン帝国の外務局のものでして日本国と対談を行う為に参りました』


『どうもすいません我々の方からお願いしたのに迎えにも行けず、では早速ですが日本国の説明も兼ねて室内に移ってもらいます』


そう言うと彼らは船の後方に位置する巨大な司令塔へとカイン達を連れて行った。


『まず我々の国である日本について知っていただこうかと思います我々は約34億人の人々が日本では住んでおります。その為食糧などにも力を入れており現在の食糧自給率は106%です』


『馬鹿な!!そんな桁違いな人口が一つの国に住めるわけがない!それに食糧自給率が100%を超えているだと!いくら広大な土地があってもそれは出来まい!』


『そう思われても無理はありませんですがこれは事実なのです。これをご覧ください』


そう言うと彼は日本国の地図を取り出していた


『我々はここに転移した際、一緒に日本が保有していた星の領土とコロニーと一緒に移動しました』


『すいませんコロニーとは何でしょうか?』


『コロニーは宇宙に住むために造られた日本の領土です。どう言うわけか分かりませんが土地だけが転移しました』


『そうですか、教えて下さりありがとうございます』


『では次に我々の軍事力についてお話いたしますね』


『まず日本の軍事力についてなのですが我々は、十万機ほどの宇宙船を有しておりその内の五千機が宙母というRAや戦闘機などを移動させる為の艦です。RAは今現在15万機ほど日本国は保有しておりこの船にも100機ほど搭載されております。他にも特戦艦という船も存在しており…』


数時間後、事前説明を受けた後彼らは客室に案内された。


『日本国の方々は後2時間弱で着くと言われましたな』


『そもそもこの船何を原理として動いているのか分かりませぬ…彼らが言うにはこれは…カクユウゴウ?とやらで動いているらしいですぞ』


『これで日本国の事がもっと解らなくなった…なんで説明されて分かんない事が増えるんだよ…』


『カイン殿この船どうやら魔法は一切使われていません。魔導障壁などの類もありませんでした。』


『だとしたらどうやって攻撃を防ぐんだRAといい…ちと常識から外れすぎておる』


『魔法の説明がなかった事も気になるな…』


彼らがそんな事を話している時司令部では


『艦長、30機ほどこちらに向かってきております速度はおよそ時速マッハ0.8です。このままですと30分ほどで我々に衝突します。』


『映像出します』


そう言うと正面のモニターにワイバーンよりもさらに大きい龍が見えた。その上には人が乗っており服装から見てプロン帝国の者ではなかった


部下の一人が前に300年ほど前の漫画を一度貸してくれたことがあったなその時出て来たドラゴンと良く似ているな本当に私は異世界に来たのだな…


『至急カイン殿に確認を取れもしあれがプロン帝国のものでなければ大変な事になる。後各隊員にそれとなく言っといてくれ』


『了解しました』


そう言うと彼は急いで司令部を後にした


その数分後彼がカイン達を連れて司令部へと連れてきた


『カイン殿お休みのところ悪いのですがあれは帝国の者でしょうか?』


『いや帝国にはドラゴンをテイムする技術は無い、それができる国はここら辺ならばトループ王国だけじゃ…あの国と我が国は仲が良くないんじゃ実はあの国が勝手に帝国の所有している島の所有権を主張し始めてな、それでたまに領土侵犯を行うんだが,先日ついに怪我人が出てしまった。そこで王国とは完全に敵になった。いつ攻められても分からない状況だ』


『分かりました、ではカイン殿本当にあれは違うのですね』


『部下に本国にあのドラゴンの確認を取ってもらったがそれは無いと言っておる』


『分かりました、各隊員に通達、対空戦闘用意、RA龍淵隊と龍雲隊そして凪隊に出撃命令を出せ!残りの部隊は上空にて待機』


そう言うと隊員は目まぐるしく動き各フロアに伝達が速やかに行われた。


そして格納庫では霧雲隊と龍雲隊が発艦の準備がされていた


そしてその数分後には発艦の準備が終わっていた。


『龍淵隊発進どうぞ』


そう言うとカタストロフ級オーブが率いる龍淵隊が発艦


『続いて龍雲隊発進どうぞ』


そしてカタストロフ級クラックが率いる龍雲隊が発艦


『凪隊も発進どうぞ』


カタストロフ級メルーシェが率いる凪隊が発艦していった。


異世界での初めての戦闘が始まった。


『こちら龍淵隊、敵を目視で確認したこれより戦闘を開始する』


『こちらクラック同じく目標を視認した』


『こちらメルーシェ同じく目標を確認これより参戦する』


そして彼らが率いる30体のRAはドラゴンを倒す為、青い空へと消えていった。

本編1話目で登場したRAは一度だけ出たミストの後継機です。

後今回出てきた船は鳳翔型のRAの母艦(鳳翔)となっております。


後気付いた人もいると思うんですけど初めて会話文を書いた時と同じRAを使ったんですよ。なんか楽しかったです。後それに乗っている三人は孫という事になっております。

次の話もなるべく早めに出すと思います、後次は敵側視点から書こうと思います。

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