2-19 世界の神話
ここから二つか三つの章を超えたときの敵の性能を考えたら、こんなファンタジーな設定でも少し足りなそうだと考えた今この頃…
本当にインフレが凄い…
この世界には、遥か昔「魔王」と呼ばれる存在がいた。
魔王は世界創生期の混沌を受け継ぐ異質なる存在で、その軍勢は魔獣・悪魔・アンデッド・呪詛生命体など多岐に及び、どれも常識外れの力を持っていたと伝えられる。
魔王はただ国を滅ぼすだけではなかった。
大地を割り、海流を狂わせ、魔力の循環を歪ませ、世界そのものを崩壊へと導く力を秘めていた。
当時の七大国はそれぞれ独自の魔法文明を持っていたものの、いずれも魔王軍の侵攻の前では無力で、国境線は毎年——いや毎月のように後退し続けていた。
絶望の中、各国の魔道学者たちはある禁忌へと手を伸ばした。
それが “異界召喚儀式”。
本来、世界の安定を崩す危険性があるとして封印されていた魔法式である。
世界会議のもと、当時の魔導師たちは力を合わせ、七つの召喚陣を重ねるという前代未聞の儀式を執り行った。
儀式には、王族の血、国家魔力炉のエネルギー、そして千を超える魔法使いの魔力が捧げられたと記録されている。
そして——その日、歴史が——否、世界が変わった。
世界の歪みが裂け、異世界からひとりの少年が現れた。
後に「勇者」と呼ばれる存在である。
彼はただの少年ではなかった。
魔力適性ゼロ、だが世界の法則に縛られない“異界存在”としての特異性を持ち、それが全魔法への完全耐性と、常識を逸する戦闘能力をもたらしたとされている。
勇者は七大国から選ばれた仲間たち——賢者、戦士、聖女、暗殺者、竜騎士、精霊術師と共に諸国を巡り、魔王軍を一つずつ撃破していった。
彼らが通った地は後に「聖跡」と呼ばれ、今も強大な魔力の残滓が眠っている。
魔王との最終決戦は「黒炎山」にて行われた。
世界の魔力が濁流のように渦巻く中、勇者は仲間たちの命を賭した援護を受け、魔王の心臓に剣を突き立てる。
魔王は崩れ落ち、200年続いた魔王戦争はついに終結した。
だがその代償として、勇者は召喚主である世界との“契約”に従い姿を消した。
異世界への帰還なのか、それとも存在そのものが霧散したのか——誰も知らない。
今やこれは神話となっているが、各国の古文書には異口同音にこう記されている。
「彼がいなければ、この世界はすでに滅んでいた」
その彼の名は…
日野 香
偶然かそれとも必然か…
今の日本国首相と同じ苗字であった。
そしてもう一つの神話がある。
魔王が滅び、千年が経った頃、人々は再び未知の脅威に晒された。
それは大地からではなく、空から顕れた。
夜空を覆う巨大な“影”——後に “宇宙災厄” と呼ばれる存在である。
それは隕石ではなく、生物でもなく、ただ“殺す”ために存在するかのような異形。
都市は一夜で消え、兵士の隊列は光に触れただけで灰と化し、旧来の魔法も兵器も通用しなかった。
このままでは魔王の時以上の滅亡が訪れる——そう確信した各国は、再び禁断の選択を迫られる。
そう、かつて勇者を呼んだ禁呪
「異界召喚儀式」
である。
儀式は前回以上に膨大な魔力を使用し、多くの命を代償として行われた。
そして呼ばれたのは、一人の青年だった。
だが彼は先代とは違い、己の世界でも“戦士”として名を馳せていたらしい。
さらに彼が召喚と同時に乗っていたのは、彼の世界の技術で造られた魔道騎士と呼ばれる巨大な機動兵器であった。
その兵器は魔力を動力源とせず、未知のエネルギーで動き、光線と装甲は世界の魔法体系を超越していた。
第二の勇者は、この魔道騎士を駆り“宇宙から来た何か”と戦い、ついにその中枢を撃ち抜くことに成功する。
しかし戦いの直後、彼もまた突然姿を消した。
残されたのは空を焦がした巨大な破片と、彼が乗っていた魔道騎士だけだった。
この魔道騎士は国家間の争いを防ぐため、
リ・カーン王国が厳重な封印を施し神殿地下に安置した。
第二の勇者は今も戻らず、魔道騎士は封印されたまま。
人々はこの出来事を “第二の神話” として語り継ぐようになった。
魔道騎士はこの世界の住民では動かせず異世界人の操縦者が必要であった。
だがどの異世界人でもいいというわけではない。
異世界人の中でも特殊で稀有な波長をもっていなければ完璧に操れないのだ。
その観測方法が激しい痛みを感じた時に出る魔力の流れだったのだ。
では…
なぜあの戦争の時あれは動けたのだろうか…
これ以上はいう必要がないだろう…
メリクリ!
俺友達とディズニー行った




